abroad

  • ()海外へ、海外で
  • ()外国、海外(※主に from の後に置いて)
  • ()(噂や病気などが)広まって、流布して
UK/əˈbrɔd/

コアイメージ

「自分の国という境界線を越えて、広い外の世界へ」がコアイメージ。すでに「〜へ」「〜で」という方向や場所のニュアンスを含んでいるため、前置詞(to や in など)を付けずにそのまま使います。

abroadの意味・例文

副詞

海外へ、海外で

in or to a foreign country or countries

日常会話

Have you ever been abroad before?

これまでに海外へ行ったことはありますか?

経験を尋ねる定番のフレーズです。

アカデミック

She decided to study abroad in Australia for a year.

彼女はオーストラリアに1年間留学することを決心した。

study abroad で「留学する」という一つの動詞句のように使われます。

ビジネス

Our company is planning to expand its business abroad.

我が社は事業を海外へ展開する計画を立てている。

expand abroad(海外進出する)はビジネスでよく使われる表現です。

ニュース

The Prime Minister is currently abroad on a diplomatic tour.

首相は現在、外交外遊で海外にいる。

be abroad で「海外に滞在中である」という状態を表します。

SNS・カジュアル

Can't wait to go abroad this summer! ✈️🌍

今年の夏に海外行くのが待ちきれない!

go abroad(海外へ行く)は旅行の話題で頻出します。

(噂や病気などが)広まって、流布して

being talked about or felt by many people; widely known

フォーマル

There is a rumor abroad that the CEO will resign next month.

CEOが来月辞任するという噂が広まっている。

「広い場所へ」という語源通りの、やや古風・文学的な表現です。

ニュース

A new virus is abroad in the community.

新しいウイルスが地域社会に蔓延している。

病気や不安などが「出回っている」状態を指します。

アカデミック

New philosophical ideas were abroad during the Renaissance.

ルネサンス期には新しい哲学思想が広まっていた。

思想やムーブメントが人々の間に浸透している様子を表します。

名詞

不可算

外国、海外(※主に from の後に置いて)

foreign countries considered together (used mainly after 'from')

日常会話

We get a lot of tourists from abroad in this city.

この街には海外から多くの観光客が来ます。

from abroad で「海外から」という意味になります。

ビジネス

These components are imported from abroad.

これらの部品は海外から輸入されています。

輸入や仕入れの文脈でよく使われます。

ニュース

Financial aid from abroad has been crucial for the recovery.

海外からの財政支援が復興において極めて重要であった。

ニュース報道などで「外国からの支援・影響」を述べる際に使われます。

語源

接頭辞の a-(〜の方向へ、〜の状態で)と broad(広い)が合体してできた単語です。もともとは「家の外の広い場所へ出る」という意味で使われていましたが、時代とともにスケールが大きくなり、国境を越えて「海外という広い世界へ」という意味で定着しました。

派生語・ファミリー

形容詞broad
副詞broadly
動詞broaden
名詞breadth

abroadの使い方

よく使う組み合わせ

go abroad (海外へ行く)travel abroad (海外旅行をする)study abroad (留学する)live abroad (海外に住む)from abroad (海外から)

使い分け

abroadは「自国の外」を指す最も一般的な語で、陸続きの国境を越える場合にも使えます。overseasは文字通り「海を越えた国」を指し、島国(日本やイギリスなど)ではabroadとほぼ同じ感覚で使われますが、アメリカから陸続きのカナダへ行く場合は通常overseasとは言いません。internationallyは「国際的に」というフォーマルな語で、ビジネスや政治など世界規模の活動に使われます。

I want to work abroad in the future.

単に「自分の国以外のどこか外国で」という一般的なニュアンス。

The military deployed troops overseas.

海を越えた遠くの国へ、という物理的な距離感が強調されることが多い。

She is an internationally recognized scientist.

「複数の国にまたがって、世界的に」という規模の大きさを表す。

よくある間違い

× go to abroad ではなく ○ go abroad (abroad自体が「海外へ」という方向を示す副詞なので、前置詞の to はいりません。here や there に to を付けないのと同じ理由です。)

× go aboard ではなく ○ go abroad (aboard は「船や飛行機に乗って」という意味です。スペルが非常に似ているため、ライティングやリーディングで混同しないよう注意しましょう。)

コラム

豆知識

語源の「広いところへ」という感覚から、大昔の英語では「家の中から一歩外に出ること」すら abroad と表現していました。現代でも、イギリス英語の古い表現や文学作品の中で "He is up and abroad."(彼は起きて出歩いている)のように「外出して」という意味で使われる名残があります。

リアルな使われ方

study abroad(留学する)は動詞句ですが、ネイティブの会話や大学の案内では、ハイフンで繋いで "study-abroad program"(留学プログラム)のように形容詞的に使ったり、そのまま名詞のように "Are you interested in study abroad?" と言ったりすることがよくあります。

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