abroad

  • ()海外で、海外へ
  • ()広く、あちこちに
UK/əˈbrɔd/

発音のコツ

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abroad は「ア・ブロード」という音の構成です。最初の「a」は弱く「ə」と発音し、続く「broad」の「o」は「オー」と長く伸ばします。「r」の音が含まれるため、舌を巻いてこもった音を意識してください。「アブロード」と平坦に読まず、broad にアクセントを置くのがコツです。

コアイメージ

母国を離れて、別の国や地域へ移動・滞在している状態がコアイメージです。物理的な移動や、海外での活動を指したい時に使います。

abroadの意味・例文

副詞

海外で、海外へ

In or to a foreign country or countries.

日常会話

I am planning to study abroad in Canada next year.

来年、カナダへ留学する計画を立てています。

study abroad は「留学する」の定番フレーズです。

ビジネス

Our company is expanding its business abroad this quarter.

当社は今四半期、海外へ事業を拡大しています。

ビジネスシーンでは市場開拓の文脈で頻出します。

ニュース

Many experts advise traveling abroad with extra caution.

多くの専門家が、海外旅行には十分な注意を払うよう助言しています。

ニュースでは安全管理の文脈でよく使われます。

広く、あちこちに

Over a wide area; far and wide.

フォーマル

The news of his victory spread abroad very quickly.

彼の勝利のニュースは、あちこちに素早く広まりました。

情報が広範囲に伝わる際に使われる文学的な表現です。

日常会話

He likes to wander abroad on his long weekends.

彼は連休になると、あちこちをぶらつくのが好きです。

目的なく広い場所を歩き回るニュアンスを含みます。

アカデミック

Ideas were scattered abroad throughout the entire region.

考えが地域全体に広く散らばっていました。

物理的・抽象的な広がりを示す際に用います。

語源

古英語の「on(〜に)」と「broad(広い)」が組み合わさって生まれました。もともとは「広い場所へ」「外へ」という物理的な方向を指していましたが、時代とともに「自国を離れた広い世界へ」という意味に発展しました。同じ broad(広い)の語根を持つ単語には、broaden(広げる)があります。語源を辿ると、私たちが海外に対して抱く「広い世界」という感覚がよく分かります。

派生語・ファミリー

形容詞overseas

abroadの使い方

よく使う組み合わせ

study abroad (留学する)travel abroad (海外旅行をする)work abroad (海外で働く)live abroad (海外に住む)expand abroad (海外に展開する)

使い分け

abroad は自国を離れた場所を指す日常的な語、overseas は海を越えた海外を指すやや硬い語、internationally は国境を越えた国際的な規模を強調する語です。

She wants to work abroad someday.

自国ではないどこかへ行く、という移動の感覚が強いです。

He has many overseas clients.

海を越えた遠方の国々を客観的に指す響きがあります。

The brand is internationally known.

複数の国をまたぐ国際的な広がりを強調します。

よくある間違い

× I want to go to abroad next summer. ○ I want to go abroad next summer. → abroad は副詞なので、直前に to などの前置詞を置きません。

× The abroad trip was very expensive. ○ The trip abroad was very expensive. → abroad は形容詞として使えません。trip abroad と後ろから修飾します。

コラム

豆知識

abroad の語源にある broad は、もともと「広い」という意味でした。かつて海外へ行くことは、未知の広い世界へ飛び出す冒険を意味していました。現代では飛行機で手軽に移動できますが、この言葉には今も「自国の境界の外側にある広い世界」というニュアンスが残っています。

リアルな使われ方

ネイティブは「帰国する」ことを come back from abroad と言います。また、「海外で暮らす」を live abroad と言いますが、単に海外在住であることを示すなら、I'm living overseas. と言うことも非常に多いです。状況に応じて使い分けるとこなれた印象になります。

映画・音楽での使われ方

映画『Lost in Translation(邦題:ロスト・イン・トランスレーション)』では、日本という異国で途方に暮れる主人公たちが描かれます。まさに abroad な環境で感じる孤独や異文化の戸惑いがテーマとなっており、この単語が持つ「慣れない場所」という側面を象徴する作品です。

イディオム・定型句

定型句from abroad

海外から

We received many letters from abroad.

定型句all abroad

混乱して、途方に暮れて

I felt all abroad after hearing the news.

abroadを使った会話例

オフィスの休憩室で同僚と

A

Are you thinking of working abroad in the future?

B

Yes, I really want to gain international experience.

A

That sounds great. Where would you like to go?

B

I am considering a project in Europe.

A

Traveling abroad for work is quite different from a vacation.

B

I bet. I need to prepare for the cultural differences.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ただし、イギリス英語では overseas という言葉も非常に一般的で、abroad と同等に日常的に使われる点が特徴的です。

よくある質問

Q. abroad とは?

母国を離れて海外にいる、あるいは海外へ向かうことを指す副詞です。『I want to study abroad.(留学したい)』のように、自分の活動の場所を海外に移す際に使います。

Q. abroad は前置詞と一緒に使えますか?

原則として使えません。abroad は副詞であり、go abroad や live abroad のように動詞を直接修飾するからです。『I went abroad yesterday.』のように、前置詞なしで使いましょう。

Q. abroad と overseas の違いは?

abroad は「外国」へ向かう移動のニュアンスが強く、overseas は「海を越えた先」という地理的・公式的な響きがあります。『Work overseas.』はビジネスでよく使われます。

Q. abroad を形容詞として使えますか?

使えません。形容詞として使いたい場合は foreign や international を選ぶ必要があります。『a foreign country(外国)』と言うのが文法的に正しい表現です。

Q. abroad を使った慣用句はありますか?

古くからある表現で『all abroad(混乱して)』という形があります。現代ではあまり一般的ではありませんが、『I was all abroad.(何が何だか分からなかった)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「海外で働く」を表現する最も自然な動詞句は?

Q: 「外国旅行」を意味する名詞句として正しいのは?