overseas
- (副)海外へ、海外で
- (形)海外の、外国の
- (名)海外、外国
発音のコツ
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overseas のアクセントは最後の「シー」の音(/siː/)に置きます。前半の「オーヴァー」は力を抜き、下唇を軽く噛んで「v」の音を出します。最後の「s」は濁って「z」になり、「シーズ」と発音します。全体を平坦なカタカナ読みの「オーバーシーズ」にせず、後半に向かって少しトーンを上げるイメージで発音すると自然に聞こえます。
活用形
- 複数形
- overseas
- 名詞として使う場合。単複同形
コアイメージ
海を越えて別の国に移動する、または存在することがコアイメージです。国境を越えた海外への旅行や、外国の市場・支店などを表現したい時に使います。
overseasの意味・例文
副詞
海外へ、海外で
In, from, or to other countries.
My brother decided to live overseas.
兄は海外に住むことを決めました。
live overseas は頻出の組み合わせです。
Our company plans to expand overseas.
我が社は海外へ進出する計画です。
expand overseas で「海外展開する」という意味になります。
Many students choose to study overseas.
多くの学生が海外留学を選びます。
study overseas で「海外留学する」を表します。
形容詞
海外の、外国の
Happening or existing in a country across the sea.
We need to focus on overseas markets.
私たちは海外市場に注力する必要があります。
overseas market はビジネスの定番フレーズです。
The government announced new overseas aid.
政府は新たな海外援助を発表しました。
名詞の前に置いて「海外の〜」と修飾します。
The bank opened an overseas branch.
その銀行は海外支店を開設しました。
企業や組織の海外拠点を指す際に便利です。
名詞
海外、外国
A foreign country or countries, especially across the sea.
Many orders come from overseas.
多くの注文が海外から来ます。
from overseas で「海外から」という名詞的な使い方になります。
We have a lot of competition from overseas.
海外からの競争が激しいです。
from の後に置いて出所や起点を表します。
He returned from overseas last week.
彼は先週、海外から帰国しました。
帰国や輸入品について話す時によく使われます。
語源
overseas は、前置詞の over(〜を越えて)と名詞の sea(海)に、副詞を作る接尾辞の -s が結びついて成り立っています。文字通り「海を越えて」という成り立ちから、現在の「海外へ」という意味に発展しました。同じく副詞を作る -s がつく関連語には、outdoors(屋外で)や besides(さらに)があります。
派生語・ファミリー
overseasの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
overseas は海を越えるニュアンスを含み、abroad は国境を越える一般的な「海外へ」を指し、internationally は複数の国にまたがる「国際的に」を指します。
よくある間違い
× He went to overseas last year. ○ He went overseas last year. → overseas は副詞なので、直前に to を置かずに動詞の後ろへ直接置きます。
× I want to work in overseas. ○ I want to work overseas. → overseas 自身に「海外で」という場所の意味が含まれるため、in は不要です。
コラム
豆知識
overseas についている「-s」は複数形ではなく、副詞を作る接尾辞です。古英語の属格(〜の)に由来し、always(いつも)や sometimes(時々)、outdoors(屋外で)など、場所や時を表す副詞に共通して見られる歴史的な形です。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、形容詞としての overseas が大活躍します。overseas market(海外市場)や overseas branch(海外支店)など、企業のグローバル展開を語る上で欠かせない定型表現として、プレゼンや会議で頻出します。
映画・音楽での使われ方
第二次世界大戦中、アメリカの兵士たちが海を渡って戦地に赴くことを overseas と呼びました。現代でも軍隊の「海外派遣」を overseas deployment と表現し、ニュースや映画『アメリカン・スナイパー』などのミリタリー作品で頻繁に耳にする言葉です。
イディオム・定型句
海外赴任、海外任務
“She accepted an overseas assignment in London.”
華僑(海外に住む中国系の人々)
“The overseas Chinese community is growing.”
留学生
“The university welcomes overseas students.”
overseasを使った会話例
カフェで友人と
Are you planning to travel overseas this summer?
Yes, I am going to study abroad in Canada for a month.
That sounds exciting! Is it your first time living overseas?
Actually, my father had an overseas assignment in Australia before.
Oh, so you are used to it. I want to work internationally in the future.
You should definitely try it. Experiencing different cultures is great.
文化的背景
イギリスや日本、オーストラリアなどの島国では、外国へ行くことは必ず海を越えるため、overseas が「海外」の同義語として日常的に深く根付いています。一方、ヨーロッパ大陸など陸続きの国々では、国境を越える移動に abroad を使う傾向が強くなります。
よくある質問
Q. overseas とは?
海を越えた別の国、つまり「海外へ」や「海外の」を意味する単語です。『He lives <<overseas>>.(彼は海外に住んでいる)』のように、日常からビジネスまで幅広く使われます。
Q. overseas と abroad の違いは?
どちらも「海外」を意味しますが、overseas は文字通り「海を越える」ニュアンスを持ちます。『travel **abroad**(海外旅行する)』は陸続きの国へ行く際にも自然に使えます。
Q. overseas の前に to や in は必要ですか?
副詞として使う場合、前置詞は不要です。『go <<overseas>>(海外へ行く)』のように動詞の直後に置きます。ただし名詞として扱う『from <<overseas>>(海外から)』は例外です。
Q. overseas は名詞の前に置けますか?
はい、形容詞としても使えるため名詞の前に置けます。『<<overseas>> markets(海外市場)』や『an <<overseas>> branch(海外支店)』はビジネスで非常に頻出する表現です。
Q. overseas は陸続きの隣国に対しても使えますか?
イギリスや日本のような島国ではすべての外国が overseas ですが、アメリカからカナダへ行くなど陸続きの場合は、海を越えないため **abroad** を使うのが一般的です。
CHECK QUIZ
Q: 「来年、海外で働く予定です」の自然な英語は?
Q: ドイツから陸続きのフランスへ旅行する際、より自然な表現は?
Q: 「overseas markets(海外市場)」における overseas の品詞は?