abridgment

  • ()要約、短縮版
  • ()(権利などの)縮小、制限
UK/əˈbrɪdʒmənt/

発音のコツ

▶ 表示する

abridgment は第2音節の「bridg」にアクセントを置きます。「r」は舌を丸めて口蓋に触れないようにし、続く「dʒ」は唇を少し突き出して「ヂ」と息を摩擦させます。「ment」は力を抜き、曖昧な母音で「マント」のように軽く添えるのがコツです。「アブリッジメント」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
abridgments

コアイメージ

長い文章や物事を短くまとめること、または権利などを縮小することがコアイメージです。長編の書物を読みやすくした短縮版や、法律などで自由が制限される状況を表現する時に使います。

abridgmentの意味・例文

名詞

可算

要約、短縮版

A shortened version of a written work.

アカデミック

I read an abridgment of the original novel.

原作小説の短縮版を読みました。

元の内容や流れを保ちつつ短くしたものを指します。

ビジネス

He published an abridgment of his lengthy report.

彼は長大なレポートの要約版を出版しました。

長い文書を扱いやすくまとめる際にも使われます。

日常会話

This book is an abridgment of a classic story.

この本は古典物語の短縮版です。

一般読者向けに短く編集された作品を表現します。

不可算

(権利などの)縮小、制限

The curtailment of rights or privileges.

ニュース

The citizens protested against the abridgment of their freedom.

市民は自由の制限に対して抗議しました。

自由や権利が奪われたり縮小されたりする状況を表します。

フォーマル

Any abridgment of voting rights is strictly prohibited.

投票権のいかなる縮小も厳格に禁じられています。

法律や規則の文脈で頻出する堅い表現です。

アカデミック

The court ruled that there was no abridgment of free speech.

裁判所は言論の自由の侵害はなかったと裁定しました。

憲法などの基本的人権に関する議論でよく登場します。

語源

abridgment は動詞 abridge(短縮する)に名詞化の接尾辞 -ment がついた単語です。abridge の語源はラテン語の brevis(短い)にさかのぼり、「文章を短くする」という成り立ちから現在の意味に発展しました。同じ brevis を語根に持つ関連語には、brief(短い)や abbreviate(省略する)があります。

派生語・ファミリー

動詞abridge
形容詞abridged
形容詞unabridged

abridgmentの使い方

よく使う組み合わせ

an abridgment of a book (本の要約)publish an abridgment (短縮版を出版する)an abridgment of rights (権利の縮小)an abridgment of freedom (自由の制限)without abridgment (省略なしに)

使い分け

abridgment は元の文章の構造を保ったまま全体を短縮し、summary は重要ポイントだけを抽出して要約し、abstract は論文などの冒頭に置かれる要旨を指します。

I bought an abridgment of the dictionary.

元の内容や流れを維持しつつ短く編纂されたニュアンスです。

Please write a summary of the meeting.

細かい部分を省き、要点だけを短くまとめるニュアンスです。

Read the abstract before the full paper.

学術論文の全体像を把握するための定型的な要旨です。

よくある間違い

× I wrote an abridgment of the meeting. ○ I wrote a summary of the meeting. → abridgment は既存の長い書物を短縮したものに使います。会議の議事録や出来事の要約には summary を使います。

× This is an abridgment version. ○ This is an abridged version. → abridgment は名詞です。「短縮版」と言いたい場合は、過去分詞形の形容詞 abridged を用いて表現するのが自然です。

コラム

豆知識

abridgment の語源である abridge は、スペルに bridge(橋)が含まれていますが、実は橋とは無関係です。ラテン語の brevis(短い)に由来しており、brief(短い)や abbreviate(省略する)と同じ語根を持っています。橋をかけるように距離を縮めるわけではないのが面白い点です。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、本や映画の短縮版を指す際に名詞の abridgment よりも、形容詞を使った abridged version という表現をよく使います。一方、ニュース記事などでは、言論の自由などの「権利の縮小」を指す堅い表現として abridgment が登場します。

映画・音楽での使われ方

映画化もされた名作小説『レ・ミゼラブル』や『ドン・キホーテ』などの長編は、一般読者向けに abridgment(短縮版)として出版されることがよくあります。原著の長さに圧倒される読者にとって、手軽に物語の全体像を楽しめる重要な手段となっています。

イディオム・定型句

定型句without abridgment

省略なしに、完全な形で

The speech was broadcast without abridgment.

定型句an abridgment of freedom

自由の制限

They consider the new rule an abridgment of freedom.

abridgmentを使った会話例

大学の図書館で、学生同士が

A

I don't have time to read this whole book before the exam.

B

Why don't you look for an abridgment in the library?

A

Good idea. A summary might not give me enough details.

B

Exactly. An abridgment keeps the original flow but is much shorter.

A

I will check if they have the abridged version online.

B

Just make sure it covers all the important chapters.

文化的背景

アメリカ英語では主に abridgment と綴りますが、イギリス英語では abridgement と「e」を入れる綴りも一般的です。古典文学や長編小説が現代向けに再出版される際、読みやすさを重視して短縮版が作られることが英米ともに多くあります。

よくある質問

Q. abridgment とは?

長い文章や書物を短くまとめた短縮版、または権利や自由の縮小を意味します。『I read an abridgment of the novel.(私はその小説の短縮版を読んだ)』のように使います。

Q. abridgment と summary の違いは?

abridgment は元の文章の流れを保ちながら全体を短くしたもので、summary は要点だけを抽出したものです。『a summary of the news(ニュースの要約)』の方が日常会話でよく使われます。

Q. abridgment の動詞形は?

動詞形は abridge(短縮する)です。過去分詞形の abridged を使って『an abridged version(短縮版)』と表現することが多く、名詞の abridgment と同じくらい頻出します。

Q. 「権利の縮小」という意味ではどう使いますか?

法律や政治の文脈で、国民の権利や自由が制限される状況を指して使います。『an abridgment of voting rights(投票権の制限)』のように、フォーマルな場面で登場します。

Q. 綴りと発音の注意点はありますか?

アメリカ英語では abridgment ですが、イギリス英語では abridgement と e を入れる綴りも一般的です。『He published an abridgement.』のように綴りが変わっても発音は同じです。

CHECK QUIZ

Q: 「論文の冒頭にある要旨」を指すのに最も適切な単語は?

Q: 「これはその小説の短縮版です」の自然な表現は?

Q: 「an abridgment of our basic rights」の意味は?