abhor

  • (動)ひどく嫌悪する、憎む
UK/əbˈhɔr/

発音のコツ

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abhor は後半の「hor(hɔːr)」にアクセントを置きます。最初の「ab」は力を抜いて「アブ」と軽く発音し、続く「hɔːr」は口を縦に大きく開けて「ホォー」と長めに伸ばしながら、最後に舌先を丸めて「r」の音を響かせます。前半を強調して「アブホア」と平坦に読まないよう注意しましょう。

活用形

三単現
abhors
進行形(-ing)
abhorring
語尾の子音字 r を重ねて -ing を付けます
過去形
abhorred
語尾の子音字 r を重ねて -ed を付けます
過去分詞
abhorred
過去形と同形です

コアイメージ

身の毛がよだつほど極めて強い嫌悪感を抱くことがコアイメージです。道徳的に許せないことや、個人的にどうしても受け入れられないものを強く非難する時に使います。

abhorの意味・例文

動詞

他動詞

ひどく嫌悪する、憎む

To regard with extreme repugnance or aversion.

ニュース

We abhor all forms of violence and terrorism.

私たちはあらゆる形態の暴力とテロリズムを嫌悪します。

→

社会的な悪や犯罪を強く非難する際によく使われます。

ビジネス

The company abhors any kind of discrimination in the workplace.

その会社は職場におけるいかなる差別も許しません。

→

企業の公式な方針やスタンスを表明する文脈で適しています。

日常会話

I abhor the thought of having to start all over again.

最初からやり直さなければならないと考えるだけでも嫌です。

→

受け入れがたい状況に対する強い拒絶反応を示します。

語源

abhor は接頭辞 ab-(離れる)と horr(恐怖で身震いする)から成り立っています。恐ろしいものを見て思わず身震いし、そこから遠ざかりたいと思う心理から、「極めて強く嫌悪する」という現在の意味に発展しました。同じ horr(恐怖)の語根を持つ関連語には、horror(恐怖)や horrible(恐ろしい)があります。

派生語・ファミリー

形容詞abhorrent

abhorの使い方

よく使う組み合わせ

abhor violence (暴力を嫌悪する)abhor discrimination (差別を嫌悪する)abhor racism (人種差別を憎む)absolutely abhor (絶対に許さない)abhor the idea of (〜という考えをひどく嫌う)

使い分け

abhor は道徳的な理由から身の毛がよだつほど極めて強く嫌悪し、detest は個人的な強い反感からひどく嫌い、hate は日常的に幅広く嫌いという感情を表します。

“We abhor all forms of discrimination.”

→ 道徳的に許せず強く拒絶するニュアンスです。

“I detest people who tell lies.”

→ 個人的に深く嫌っており関わりたくないニュアンスです。

“I hate waking up early on weekends.”

→ 日常的な不快感や嫌悪感を幅広く表します。

よくある間違い

× I abhor to wake up early. ○ I abhor waking up early. → 動詞を目的語にする場合は、to不定詞ではなく動名詞(-ing)を使います。

× He abhors about the unfair rules. ○ He abhors the unfair rules. → abhor は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに直接目的語をとります。

コラム

豆知識

自然科学の分野には「Nature abhors a vacuum(自然は真空を嫌う)」という有名な格言があります。これは古代ギリシャの哲学者アリストテレスが提唱した概念で、空間に何も存在しない状態(真空)は自然界にはあり得ず、必ず何かの物質で埋められるという考えを表しています。

リアルな使われ方

ネイティブは個人の強いこだわりや生理的な嫌悪感を表現する際にも abhor を使います。例えば「I abhor the thought of...(〜と考えるだけでも身の毛がよだつ)」というフレーズは、絶対にやりたくない事や受け入れがたい状況を強調する時の定番表現として役立ちます。

映画・音楽での使われ方

シェイクスピアの悲劇『オセロ(Othello)』をはじめ、古典文学では登場人物の深い憎悪や絶望を描写する際に abhor が頻繁に使われます。強い感情を伴うこの単語は、劇的なシーンのセリフに重みを持たせ、読者や観客にキャラクターの心の底からの拒絶を伝える効果的な役割を果たしています。

イディオム・定型句

ことわざNature abhors a vacuum.

自然は真空を嫌う

“As they say, nature abhors a vacuum.”

定型句abhor the thought of

〜を考えるだけでも嫌悪する

“I abhor the thought of leaving him alone.”

abhorを使った会話例

ニュースを見た後、カフェで友人と

A

Did you see the news about the animal cruelty case?

B

Yes, it was awful. I absolutely abhor that kind of behavior.

A

Same here. I detest anyone who harms innocent creatures.

B

It makes me sick. I just abhor the thought of them suffering.

A

Exactly. We need stricter laws to protect them.

B

I completely agree. We must show that society hates such cruelty.

文化的背景

abhor は日常会話の「好き嫌い」のレベルを超えた、道徳的・倫理的な強い非難を伴う単語です。そのため、政治家の演説や公式な声明文で、テロや差別といった社会悪を断罪する際によく用いられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. abhor とは?

道徳的な理由や強い反感から、極めて激しく嫌悪することです。『I abhor all forms of violence.(私はあらゆる形態の暴力を嫌悪する)』のように、フォーマルな文脈で使われます。

Q. abhor と hate の違いは?

hate は日常的な「嫌い」を幅広く表しますが、abhor は身の毛がよだつほどの非常に強い拒絶を示します。『I hate rain.(雨が嫌い)』とは言えますが、雨に abhor を使うのは不自然です。

Q. abhor の後ろには何が来ますか?

名詞や動名詞(-ing)が続きます。to不定詞をとることはできないので注意が必要です。『She abhors speaking in public.(彼女は人前で話すことをひどく嫌う)』のように使います。

Q. abhor は日常会話でよく使われますか?

非常に強い硬い表現であるため、日常的な好き嫌いにはあまり使われません。主にスピーチやニュースで『We abhor terrorism.(私たちはテロを憎む)』のように、社会的な悪を非難する際に登場します。

Q. abhor の名詞形や形容詞形は?

名詞形は abhorrence(嫌悪)、形容詞形は abhorrent(忌まわしい)です。『His behavior was absolutely abhorrent.(彼の振る舞いは全くもって忌まわしかった)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 日常的な「ピーマンが嫌い」を表すのに最も自然な動詞は?

Q: 「嘘をつくことをひどく嫌う」の正しい英語は?