would rather A than B
- (動)BよりむしろAしたい
発音のコツ
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would の l は発音せず、「ウッド」のように丸めた唇から短く /wʊd/ と発音します。rather の th は舌先を上の前歯の裏に軽く当てて震わせる有声音 /ð/ です。than の a は「ア」と「エ」の中間の /æ/ ですが、会話では弱く /ðən/ と発音されることが多いです。
活用形
- 三単現
- would rather A than B
- 主語が3人称単数でも形は変化しません
- 過去形
- would rather A than B
- 過去の事象には後ろにhave+過去分詞を置きます
コアイメージ
「BをするくらいならAをしたい」という、2つの選択肢を比較して強い好みを表すのがコアイメージです。自分の希望や選択を、少し控えめながらも明確に伝えたい時に使います。
would rather A than Bの意味・例文
動詞
BよりむしろAしたい
To prefer one thing or action over another.
I would rather stay home than go out.
外出するよりむしろ家にいたいです。
動詞の原形をAとBの両方に置くのが基本ルールです。
We would rather delay the launch than release a flawed product.
欠陥品を出すくらいなら、発売を延期したいです。
妥協できないビジネスの決断を伝える時に便利です。
I would rather eat pizza than cook tonight.
今夜は料理するよりピザを食べたいな。
日常のちょっとした選択でもよく使われます。
She would rather resign than accept the unfair terms.
彼女は不当な条件を受け入れるくらいなら辞任する意向です。
強い意志や信念を示す文脈でも効果的です。
語源
would は「〜だろう」という推量、rather は古英語で「より早く」を意味する語が語源です。これらが組み合わさることで、「(Bという選択肢もあるが)時間的に早くAをしたい」、転じて「Aの方を好む」という比較のニュアンスに発展しました。同じく比較を表す関連語には、prefer(〜を好む)があります。
派生語・ファミリー
would rather A than Bの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
would rather A than B は動詞の原形で特定の状況での好みを、prefer A to B は名詞や動名詞で一般的な好みを、would prefer to A rather than B はより丁寧な希望を表します。
“I prefer walking to driving.”
→ 普段からの一般的な好みや習慣を表します。
“I would prefer to walk rather than drive.”
→ 特定の希望をより丁寧でフォーマルに伝えます。
よくある間違い
× I would rather to stay home than go out. ○ I would rather stay home than go out. → would rather の後ろには必ず動詞の原形を置きます。to 不定詞は使えません。
× I would rather stay home to go out. ○ I would rather stay home than go out. → 比較の対象を示す時は to ではなく than を使います。prefer A to B と混同しないよう注意しましょう。
コラム
豆知識
would rather の rather は、もともと古英語の hrathe(早く、すぐに)の比較級 hrather(より早く)が語源です。「より早く〜したい」という時間的な優先順位が、やがて「〜する方を好む」という心理的な優先順位へと変化しました。言葉の歴史を感じる興味深い成り立ちです。
リアルな使われ方
ネイティブは相手からの提案をやんわり断る時に、Bの部分を省略して I'd rather not.(遠慮しておきます)というフレーズをよく使います。No と直接言うよりも丁寧で、人間関係を円滑にする便利な表現です。日常会話で非常に頻出します。
映画・音楽での使われ方
2012年の映画『Would You Rather』は、究極の選択を迫られるサイコスリラー作品です。英語圏には「Would you rather A or B?(AとBならどっちがいい?)」という定番のパーティーゲームがあり、日常的に親しまれる表現であることが分かります。
イディオム・定型句
むしろ〜したくない
“I would rather not talk about it.”
ずっと〜したい
“I would much rather go with you.”
BするくらいならAしたい
“I would sooner die than surrender.”
would rather A than Bを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Do you want to order pizza for dinner tonight?
Actually, I would rather eat out than order in.
Oh, really? I prefer staying in to going out when I'm tired.
I understand. But I would rather not clean up the dishes tonight.
Fair point. Should we go to that new Italian place?
Perfect. I would rather have fresh pasta than boxed pizza anytime.
文化的背景
ネイティブの日常会話では、I would rather を I'd rather と短縮して使うのが非常に一般的です。はっきりと自己主張しつつも、角が立たない上品な響きがあるため、ビジネスでもよく使われます。
よくある質問
Q. would rather A than B とは?
「BをするくらいならむしろAをしたい」という、2つの選択肢を比較して自分の好みを伝える表現です。『I would rather read than watch TV.(テレビを見るより本を読みたい)』のように使います。
Q. AとBにはどんな品詞が入りますか?
AとBには原則として「動詞の原形」が入ります。『I would rather walk than wait.(待つより歩きたい)』のように、両側で形を揃える(並列にする)のが文法的なルールです。
Q. 過去のことについて「〜したかった」と言うには?
would rather の直後に have + 過去分詞を置きます。『I would rather have stayed home.(むしろ家にいたかった)』のように、実際にはしなかった過去の選択への後悔を表せます。
Q. prefer A to B との違いは何ですか?
prefer A to B は普段からの一般的な好みを表すのに対し、would rather A than B は「今この特定の状況でどちらが良いか」を表すことが多いです。『I prefer tea to coffee.』は普段の好みを指します。
Q. would rather A than B を他の言葉で言い換えると?
would prefer to A rather than B に言い換えられます。意味はほぼ同じですが、より丁寧でフォーマルな響きになります。『I would prefer to stay rather than leave.』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「妥協するより辞任したい」の自然な表現は?
Q: 「外出するより家にいたい」の正しい文はどれ?
Q: 提案を丁寧に断る時の自然な返答は?