workforce
- (名)(企業の)全従業員
- (名)(国の)労働人口、労働力
発音のコツ
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workforce のアクセントは最初の「work」に置かれます。「wɜːrk」は唇を少し丸めて突き出し、舌をどこにも触れさせずに「アー」と長めに響かせます。後半の「force」は「fɔːrs」と発音し、上の歯で下唇を軽く押さえて「f」の摩擦音を出してから「オー」と伸ばします。二つの単語を滑らかに繋げて発音しましょう。
活用形
- 複数形
- workforces
コアイメージ
ある組織や産業、国などで働くすべての労働者・従業員という全体像がコアイメージです。企業の人員規模や、社会全体の労働市場について客観的に語りたい時に使います。
workforceの意味・例文
名詞
(企業の)全従業員
All the people who work for a particular organization or company.
The company plans to cut its workforce by 10 percent.
その企業は全従業員を10パーセント削減する計画です。
企業が抱える人員全体を一つのまとまりとして捉えます。
A diverse workforce can bring new ideas to the company.
多様な従業員は企業に新しいアイデアをもたらすことができます。
ダイバーシティ(多様性)を語る文脈でよく登場します。
We are committed to protecting the health of our workforce.
私たちは全従業員の健康を守ることに尽力しています。
組織が自社の人材全体を指し示す時に適した表現です。
(国の)労働人口、労働力
All the people in a country or area who are available for work.
The aging workforce is a major challenge for the economy.
高齢化する労働人口は経済にとって大きな課題です。
マクロな視点で社会問題や経済を論じる際に使われます。
Women make up nearly half of the national workforce.
女性は国の労働人口のほぼ半分を占めています。
国や特定の産業における働き手の総数を表します。
We need to train the future workforce in digital skills.
私たちは将来の労働力に対してデジタルスキルの訓練を行う必要があります。
これからの社会を担う人材の集合体を指すことができます。
語源
workforce は work(働く)と force(力、集団)が結びついてできた合成語です。もともと force には軍隊や警察などの「組織された集団」という意味があり、そこから「労働する人々の集まり」という現在の意味に発展しました。同じ force(力、集団)を語根に持つ関連語には、taskforce(特別任務を帯びた部隊、タスクフォース)があります。
派生語・ファミリー
workforceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
workforce は企業や国の労働者の全体集合を指し、staff は特定の組織で実務を担う職員の集団を、personnel は人事管理の対象となる社員や人員を指します。
よくある間違い
× The company hired a new workforce. ○ The company hired a new worker. → workforce は従業員全体を指す集合名詞なので、個人の従業員を指す場合には使えません。
× I am a workforce of this hospital. ○ I am a member of the staff here. → 自分が組織の一員であると言う時、個人を workforce と呼ぶことはできず、staff などを使いま す。
コラム
豆知識
workforce は、もともと「働く(work)」と「軍隊などの力(force)」を組み合わせた言葉です。19世紀の産業革命以降、工場で働く人々の集団を一つの巨大な「力」として捉えるようになった歴史的背景が反映されています。現代でも、労働者を組織的なリソースと見なすニュアンスを含んでいます。
リアルな使われ方
ビジネスニュースや企業の決算報告などで、従業員規模を示す際によく a workforce of 10,000(1万人規模の従業員)という表現が使われます。個人の集まりではなく、企業が抱える人材というリソース全体を客観的な数値として語る場面で、ネイティブが非常によく使う実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズで有名な「force(フォース)」は神秘的なエネルギーを指しますが、現実世界での force は「組織された集団」を意味します。workforce や taskforce といった単語に、その「集団の力」というニュアンスが明確に表れています。
イディオム・定型句
就職する、社会に出て働き始める
“Many graduates join the workforce in April.”
離職する、労働市場から退出する
“She decided to leave the workforce to raise her children.”
職場復帰する、再就職する
“It can be challenging to re-enter the workforce after a long break.”
workforceを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you read the email about our company's workforce reduction?
Yes, it is a huge surprise. Are they really cutting 10 percent of the staff?
That is what it says. Management wants to optimize the workforce.
I hope no one in our team has to leave the workforce.
Me too. A skilled workforce is essential for our upcoming projects.
Exactly. We cannot afford to lose experienced personnel right now.
文化的背景
欧米のビジネスシーンでは、ダイバーシティ(多様性)が重視されており、「a diverse workforce(多様な従業員)」という表現が企業理念などで頻繁に用いられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. workforce とは?
ある企業や組織、あるいは国や地域全体の労働者・従業員をひとまとめにした集合体のことです。『The company has a workforce of 500.(その企業は500人の従業員を抱えている)』のように使います。
Q. workforce と employee の違いは?
employee は個々の従業員を指し、数えることができます。一方の workforce は従業員全体という一つの集団を指します。『He is a good employee.』とは言えますが、個人を workforce とは呼べません。
Q. workforce は単数扱いですか、複数扱いですか?
一つのまとまった集団として考える場合は単数扱い、集団を構成する人々に焦点を当てる場合は複数扱いになることがあります。『The workforce is highly educated.』のように、基本的には単数扱いとするのが無難です。
Q. workforce を別の言葉で言い換えると?
企業の従業員全体を指す場合は、staff や personnel、employees などに言い換えられます。『We need to train our staff.(スタッフを訓練する必要がある)』のように、文脈に合わせて使い分けます。
Q. ニュースで workforce がよく使われるのはなぜですか?
経済や雇用の動向など、マクロな視点で社会問題を語る際に便利な単語だからです。『The aging workforce is a serious problem.(高齢化する労働人口は深刻な問題だ)』のように、労働市場全体を指す時によく登場します。
CHECK QUIZ
Q: 「病院の医療スタッフ」を指すのに最も自然な表現は?
Q: 「The aging workforce」が表す社会問題とは?
Q: 「社会に出て働き始める」を意味する自然なフレーズは?