vomit
- (動)嘔吐する、吐く
- (名)吐き出したもの
- (動)激しく噴き出す
発音のコツ
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vomit の発音は /vɑ́mɪt/ です。最初の v は上の前歯で下唇を軽く押さえてから息を出し、「ヴ」と摩擦音を作ります。続く母音の「ɑ」は口を縦に大きく開け、日本語の「ア」より奥から音を出します。後半の「mɪt」は力を抜いた「ミ」と「メ」の中間の音にし、最後の t は舌先を上前歯の裏に当てて短く息を止めます。カタカナの「ボミット」にならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- vomits
- 進行形(-ing)
- vomiting
- 過去形
- vomited
- 過去分詞
- vomited
コアイメージ
胃の中のものを口から外へ激しく吐き出すことがコアイメージです。病気や酔いなどで気分が悪くなり、嘔吐してしまう時に使います。
vomitの意味・例文
動詞
嘔吐する、吐く
To eject matter from the stomach through the mouth.
He drank too much and had to vomit in the restroom.
彼は飲み過ぎてトイレで嘔吐しなければなりませんでした。
気分が悪くなって吐いてしまう一般的な状況で使います。
The patient vomited blood and was rushed to the hospital.
その患者は血を吐き、病院へ急送されました。
医療やニュースなど、客観的な事実を伝える場面に適しています。
The smell of the garbage made me want to vomit.
ゴミの臭いで吐き気がしました。
不快なものに対して「吐き気を催す」と言う時にも使えます。
激しく噴き出す
To emit something forcefully.
The volcano vomited ash and lava into the sky.
火山は灰と溶岩を空へ噴き上げました。
自然現象などで物が激しく飛び出す様子を比喩的に表現します。
The old factory chimney vomited thick black smoke.
古い工場の煙突が濃い黒煙を吐き出していました。
煙や不要なものが大量に放出される情景を描写できます。
The broken machine vomited coins onto the floor.
壊れた機械が小銭を床に吐き出しました。
機械がエラーで物を一気に放出する際にも使われます。
名詞
吐き出したもの
The matter that has been ejected from the stomach.
The cleaner had to wipe the vomit off the floor.
清掃員は床の吐瀉物を拭き取らなければなりませんでした。
物理的な吐瀉物そのものを指す不可算名詞として使います。
Traces of vomit were found on the victim's clothing.
被害者の衣服から吐瀉物の痕跡が見つかりました。
事件や事故の報道で証拠や状況を説明する際に登場します。
Be careful not to step in the vomit on the sidewalk.
歩道にある吐瀉物を踏まないように気をつけてください。
道端に落ちているものを注意する時などに使われます。
語源
ラテン語の「vomere(吐く)」が語源です。胃の中のものを外へ押し出すという物理的な動作がそのまま英語に取り入れられ、現在の「嘔吐する」という意味になりました。特別な関連語は少ないですが、同じくラテン語由来で「外へ出す」イメージを持つ emit(放出する)などと似た感覚を持っています。
派生語・ファミリー
vomitの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
vomit は医学的・客観的な響きがあり、throw up は日常会話で最も一般的な表現で、puke はスラングとして下品で直接的な響きを含みます。
“I think I am going to throw up.”
→ 日常会話で気分が悪い時に最も自然に使われるニュアンスです。
“He drank too much and puked outside.”
→ 若者言葉やくだけた場面で使われる、やや下品なニュアンスです。
よくある間違い
× I vomit. ○ I feel like vomiting. → vomit の現在形は「普段から吐く習慣がある」という意味になります。「吐き気がする」には feel like -ing を使います。
× He vomited to the toilet. ○ He vomited in the toilet. → vomit は in や into を伴って「〜の中に吐く」と表現します。方向を示す to を使うのは不自然です。
コラム
豆知識
ローマ時代には「vomitorium(ボミトリウム)」と呼ばれる円形劇場の通路がありました。これは観客が「吐き出される」ように一斉にスムーズに退場できる構造を指した言葉です。現在でも、スタジアムなどの大きな出口を指す建築用語として歴史に名を残しています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、vomit よりも throw up が圧倒的に頻出します。しかし、病院で症状を説明する際や、ニュースで食中毒を報じる時など、客観的でシリアスな場面では vomit が選ばれます。フォーマルな文脈で確実に伝わる重要な単語です。
映画・音楽での使われ方
映画『ピッチ・パーフェクト(Pitch Perfect)』では、極度の緊張からステージ上で嘔吐してしまうキャラクターが登場し、「projectile vomit(噴水のように激しく吐く)」という表現がコミカルに使われています。英語圏のコメディでは定番の表現の一つです。
イディオム・定型句
人をひどく嫌な気分にさせる
“His arrogant attitude makes me want to vomit.”
(食べたもの)を吐き出す
“The dog vomited up the plastic toy.”
vomitを使った会話例
飲み会の帰り道、友人と
Are you okay? You look pale.
Not really. I feel like vomiting.
You drank too much. Do you need to throw up?
I am trying to swallow it and hold it in.
Don't force yourself. If you vomit, you will feel much better.
You are right. I need to find a restroom quickly.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ただし、vomit はやや直接的で医学的な響きがあるため、日常会話では throw up や be sick(イギリス英語)を使うのが一般的です。食事中や公の場では不快感を与える可能性があるため、TPOに合わせた表現の使い分けが求められます。
よくある質問
Q. vomit とは?
胃の中のものを口から外へ激しく吐き出すことです。動詞だけでなく名詞としても使われ、『clean up the vomit(吐瀉物を片付ける)』のように表現します。
Q. vomit と throw up の違いは?
vomit は医学的でフォーマルな響きがあり、病院やニュースで使われます。一方の throw up は日常会話で最も自然な表現で、『I need to throw up.(吐きそう)』のように使います。
Q. 「吐き気がする」は vomit を使ってどう言いますか?
『feel like vomiting』を使います。『I feel like vomiting.』で「今にも吐きそう」という状態を伝えられます。nauseous(吐き気がする)という形容詞を使うのも一般的です。
Q. vomit を比喩的に使うことはありますか?
はい、煙や溶岩などを「激しく噴出する」という意味で使います。『The volcano vomited lava.(火山が溶岩を噴き上げた)』のように、自然現象の描写などで登場します。
Q. vomit に関連する病状の表現は?
『vomit blood(血を吐く)』や『induce vomiting(嘔吐を誘発する)』などの表現がよく使われます。『The doctor told me not to induce vomiting.(医師に吐かないよう言われた)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 友人に「吐きそう」と伝える最も自然な日常表現は?
Q: 「彼はトイレに吐いた」の自然な表現は?
Q: 「The volcano vomited lava.」の意味は?