trivial
- (形)ささいな、取るに足らない
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
trivial は最初の音節「tri」にアクセントを置きます。「ト」と発音した直後に、舌を丸めて「リ」と発音し(/tr/ の連続音)、短く「イ」を添えます。後半の「vial(vi-əl)」は、上の歯で下唇を軽く噛んで「ヴ」の音を出し、曖昧な「ア」の後に舌先を上の歯茎につけて「ル」で終わります。「トリビアル」と日本語の平坦な発音にならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- trivials
- 稀に名詞として「些細な事柄」の意味で使われる場合の複数形
コアイメージ
重要性や価値がほとんどなく、取るに足らないことがコアイメージです。日常のささいな事柄や、気にする必要のない問題を表現する時に使います。
trivialの意味・例文
形容詞
ささいな、取るに足らない
of little value or importance
We shouldn't argue over trivial matters.
私たちはささいなことで口論するべきではありません。
気にする価値のない小さな問題を表現します。
Please do not waste time on trivial tasks.
取るに足らない業務に時間を無駄にしないでください。
重要度の低い仕事や作業を指す際に使われます。
I always worry about trivial things at night.
私は夜になるといつも些細なことを気にしてしまいます。
日常のちょっとした悩みや心配事について語る表現です。
The difference between the two results is trivial.
2つの結果の違いは取るに足らないものです。
統計的または学術的に意味を持たない小さな差を示します。
語源
trivial はラテン語の tri-(3つの)と via(道)から成り立っています。3つの道が交わる三叉路は、人々が集まりありふれた世間話をする場所だったことから、「平凡な」「ささいな」という意味に発展しました。同じ tri-(3)の語根を持つ関連語には、triangle(三角形)があります。
派生語・ファミリー
trivialの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
trivial は取るに足らなくて無視できることを、insignificant は重要性や影響力が小さく無意味なことを、minor は他と比べて規模や程度が小さいことを表します。
よくある間違い
× This is a trivial problem that needs immediate attention. ○ This is a minor problem that needs immediate attention. → trivial は「無視してもよい」というニュアンスがあるため、対処が必要な問題には minor を使います。
× I have a trivial cold today. ○ I have a slight cold today. → 病気や痛みの程度が軽い場合には slight や minor を使い、trivial は使いません。
コラム
豆知識
trivial の語源であるラテン語の trivium(三叉路)は、中世ヨーロッパの大学で教えられた「自由七科」のうち、基礎となる文法・修辞学・論理学の3科目を指す言葉でもありました。基礎的でありふれた学問だったことから、「平凡な」という意味に繋がったという説もあります。
リアルな使われ方
ネイティブは議論が本筋から逸れた時に、「That's trivial.(それはささいなことだ)」と言って軌道修正を図ります。また、日常会話では no trivial matter(決してささいなことではない)という否定の形で、事の重大さを強調する実用的なフレーズとしても頻出します。
映画・音楽での使われ方
世界的に有名なボードゲーム『Trivial Pursuit(トリビアル・パスート)』は、歴史やスポーツなどの「雑学(trivial な知識)」を競うゲームです。このゲームの大ヒットにより、trivia(トリビア、雑学)という言葉が一般に広く認知されるようになりました。
イディオム・定型句
決してささいなことではない
“Climate change is no trivial matter.”
ありふれた日常生活
“She was tired of the trivial round.”
trivialを使った会話例
水曜日の午後、オフィスで同僚と
The client is complaining about a trivial formatting issue in the report.
Really? I thought it was an insignificant detail.
I agree, but to them, it is no trivial matter.
Should we fix it right away, or focus on the major sections first?
Let's fix it quickly so we don't waste time on trivialities.
Good idea. I will send the updated version before lunch.
文化的背景
英語圏のビジネスカルチャーでは、大局的な視点(big picture)を重視し、細部にこだわりすぎることを避ける傾向があります。そのため、会議などで「trivial なことに時間を割くのはやめよう」と提案することがよくあります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. trivial とは?
ささいな、取るに足らないことを表す形容詞です。『It is a trivial mistake.(それはささいな間違いだ)』のように、重要性が低く無視できる事柄に対して使います。
Q. trivial と minor の違いは?
trivial は価値がなく無視できることに焦点を当てますが、minor は他と比べて規模が小さいことを示します。『a minor injury(軽傷)』のように、小さくても対処が必要な場合は minor が適切です。
Q. trivial はどんな場面で使いますか?
日常生活や仕事で、気にする必要のない小さな問題や詳細について話す時に使います。『Don't worry about trivial details.(ささいな細部は気にするな)』のように、相手を諭す場面で頻出します。
Q. trivial をフォーマルに言い換えると?
ビジネスや学術的な文脈では insignificant に言い換えられます。『trivial errors』を『insignificant errors』と表現すると、影響が少なく統計的にも無意味であるという客観的なニュアンスが強まります。
Q. trivial の名詞形はどう使いますか?
名詞形の triviality は「ささいなこと」という意味で使われます。『Let's not argue over trivialities.(ささいなことで口論するのはやめよう)』のように、複数形で使われることが多いです。
CHECK QUIZ
Q: 医者が「命に関わらない小さな怪我」と言う時の自然な表現は?
Q: 「It is no trivial matter.」が表す意味は?