totally

  • ()完全に、すっかり
  • ()本当に、絶対に
UK/ˈtoʊtəli/

発音のコツ

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totallyは最初の「to」にアクセントを置き、「ト」ではなく二重母音の「トォゥ」と発音します。アメリカ英語ではその後の「t」の音がフラップTになり、「トウダリー」や「トウラリー」のように聞こえます。また、真ん中の「ta」が脱落して「トウリー」のように短縮されることも多いため、リスニングの際は注意が必要です。

コアイメージ

何かが欠けることなく100%の状態であることがコアイメージです。程度が完全にその状態に達していることを強調したい時や、相手に強く同意する時に使います。

totallyの意味・例文

副詞

完全に、すっかり

Completely and in every possible way.

日常会話

I totally forgot about our meeting today.

今日の会議のことをすっかり忘れていました。

totally forget で「すっかり忘れる」という定番フレーズです。

ビジネス

The new system is totally different from the old one.

新しいシステムは古いものと完全に異なっています。

totally different で違いが100%であることを強調します。

ニュース

The building was totally destroyed by the fire.

その建物は火事によって完全に破壊されました。

被害の甚大さを客観的に伝える際にも使われます。

本当に、絶対に

Used to emphasize a statement or express agreement.

SNS・カジュアル

I totally agree with your opinion.

あなたの意見に完全に同意します。

相手の意見に強く賛同する時によく使います。

口語・スラング

Are you coming to the party? — Totally!

パーティーに来ますか? — もちろん!

単独で「絶対に」「もちろん」という返事として使えます。

日常会話

That movie was totally awesome.

あの映画、本当に最高でした。

very の代わりに使って感情を強く込める用法です。

語源

totallyは、形容詞のtotal(全体の)に副詞を作る接尾辞-lyがくっついて生まれた単語です。totalの語源は、ラテン語のtotus(全体の、すべての)に遡ります。すべてを含んで欠けがない状態を表すことから、「完全に」「すっかり」と程度を強調する意味へ発展しました。同じ語源を持つ関連語には、totalitarian(全体主義の)があります。

派生語・ファミリー

形容詞total
名詞total
動詞total
名詞totality

totallyの使い方

よく使う組み合わせ

totally agree (完全に同意する)totally different (まったく異なる)totally forget (すっかり忘れる)totally wrong (完全に間違っている)totally destroy (完全に破壊する)

使い分け

totally は主観的な感情や強調を含んで完全に、completely は欠ける部分がなく100%の状態で、entirely は全体が一つにまとまって余すところなくというニュアンスです。

I totally understand how you feel.

話し手の共感や主観的な感情の強さを強調して表します。

The glass is completely empty.

物理的・客観的に100%その状態であることを表します。

That is an entirely different issue.

全体が丸ごと別のものであることを強調して表します。

よくある間違い

× That is a totally disaster. ○ That is a total disaster. → totally は副詞なので名詞を修飾できません。名詞を強調する場合は形容詞の total を使います。

× He is totally taller than me. ○ He is much taller than me. → totally は比較級を修飾できません。比較級を強調する場合は much や far を使います。

コラム

豆知識

totallyの語源であるラテン語のtotus(全体の)は、totalitarian(全体主義の)など堅い言葉の由来でもあります。政治的で厳格な言葉と同じルーツを持ちながら、現代の若者言葉として「マジで」という意味で普及したというギャップが非常に興味深い単語です。

リアルな使われ方

ネイティブは相手への強い同意を示す時に、単独で「Totally.」と返事をします。これは「Absolutely.」や「Exactly.」と同じ役割を果たしますが、よりカジュアルで親しみやすい響きがあり、友人同士の会話で頻繁に登場する実用的なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

映画『クルーレス』(Clueless)は、1990年代のビバリーヒルズの女子高生を描いた作品です。劇中では「totally」や「like」といった当時の若者言葉が多用されており、この単語がポップカルチャーに与えた影響をよく観察できます。

イディオム・定型句

定型句totally uncalled for

全く不当な、全く余計なお世話で

His rude comment was totally uncalled for.

定型句totally out of line

完全に度が過ぎている

Your behavior at the meeting was totally out of line.

イディオムtotally blind to

〜に全く気付いていない

He is totally blind to his own faults.

totallyを使った会話例

水曜日の午後、プロジェクト会議で

A

The new design concept is totally different from what we discussed.

B

I agree. I was completely surprised when I saw the draft.

A

Do you think we should reject it?

B

Totally! It does not match our brand image at all.

A

I will tell the design team that their approach is totally uncalled for.

B

Wait, let's just say we need an entirely new direction.

文化的背景

1980年代のアメリカ西海岸の若者言葉(Valley Girl speak)から広まり、「マジで」「超」といった強調表現として定着しました。現在では英米間で大きな差はなく、どの地域でも日常会話で広く使われます。

よくある質問

Q. totally とは?

何かが欠けることなく100%の状態であることを表す副詞です。『I totally agree with you.(完全に同意します)』のように、程度を強調したり強く賛同したりする時に使います。

Q. totally と completely の違いは?

completely は物理的・客観的に100%であることを表します。一方の totally は主観的な感情が入りやすく、『I was totally shocked.(本当にショックでした)』のように口語で好まれます。

Q. totally は単独で返事として使えますか?

はい、カジュアルな会話では「絶対に」「もちろん」という強い同意の返事として使われます。『Are you coming? — Totally!(来ますか? — もちろん!)』のように、Yes の代わりとして頻出します。

Q. totally はどんな単語とも一緒に使えますか?

主に限界や極端な状態を表す単語と相性が良いです。『The plan is totally wrong.(その計画は完全に間違っている)』のように、白黒がはっきりした状態を修飾します。

Q. totally をフォーマルに言い換えると?

ビジネスや学術論文では entirely や wholly に言い換えるのが適切です。『We are entirely responsible.(全面的に我々に責任があります)』のように、客観的で堅い印象を与えられます。

CHECK QUIZ

Q: 「それは完全な大惨事だ」の自然な表現は?

Q: 「彼の発言は完全に度が過ぎている」と言う時の自然な表現は?

Q: 友人からの「Are you coming to the party?」に対するカジュアルな返事として最適なのは?