completely
- (副)完全に、すっかり
- (副)全面的に、全く
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
completely は第2音節の「plee」にアクセントを置きます。唇を横に引きながら「プリー」と長めの母音を発音してください。最初の「com」は力を抜いた曖昧な音にし、最後の「t」は舌を上顎につけたまま息を止めて発音しない(ストップt)のがネイティブ流です。「コンプリートリー」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 比較級
- more completely
- 比較級は more を用います
- 最上級
- most completely
- 最上級は most を用います
コアイメージ
欠けているものがなく、全体が100%の状態であるのがコアイメージです。物事の程度や変化が、中途半端ではなく最後まで行き着いたことを強調したい時に使います。
completelyの意味・例文
副詞
完全に、すっかり
totally; fully; entirely
I completely forgot about our meeting today.
今日の会議のことをすっかり忘れていました。
completely forgetは日常会話で頻出する組み合わせです。
The new system is completely different from the old one.
新しいシステムは古いものとは完全に異なります。
completely differentで「全く違う」ことを強調します。
The theory was completely rejected by the scientific community.
その理論は科学界から完全に拒絶されました。
受け身の動詞を修飾して徹底的な状態を表します。
全面的に、全く
in every way or as much as possible
I completely agree with your proposal.
あなたの提案に全面的に賛成します。
相手の意見に100%同意する時に使います。
Do you completely understand the instructions?
指示を完全に理解しましたか?
疑問文で理解度を確認する際にも便利です。
We hold him completely responsible for the incident.
我々は彼にその事件の全面的な責任があると考えています。
hold someone completely responsibleで「全面的に責任を負わせる」という意味です。
語源
completelyは、接頭辞com-(完全に)とplere(満たす)から成り立っています。容器の隅々まで隙間なく満たし尽くすという成り立ちから、「完全に」「すっかり」という現在の意味に発展しました。同じplere(満たす)の語根を持つ関連語には、supply(供給する、満たす)があります。
派生語・ファミリー
completelyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
completely は欠けているものがなく100%の状態を、totally は全体として余すところがない様子を、entirely は部分ではなく全体が一つにまとまっていることを強調します。
よくある間違い
× I completely understand about the rule. ○ I completely understand the rule. → understand は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
× The room is completely big. ○ The room is very big. → completely は「100%か0か」の限界を表す語と相性が良く、程度を表す big には very を使います。
コラム
豆知識
completely の語源であるラテン語の plere(満たす)は、多くの英単語のルーツになっています。例えば、accomplish(成し遂げる)や plenty(たくさんの)も同じ語源から派生しました。容器が水で隅々まで満たされるイメージを持つと、これらの単語に共通する「満ち足りた状態」というニュアンスが理解しやすくなります。
リアルな使われ方
ネイティブは相手の意見に100%賛成する時、単に I agree. ではなく I completely agree. と言います。ビジネス会議でも日常会話でも、自分の立ち位置を明確にするための非常に実用的なフレーズです。また、相手の言っていることが理解できない時には I am completely lost.(全く分かりません)もよく使われます。
映画・音楽での使われ方
イギリスの伝説的コメディグループ、モンティ・パイソンの有名なキャッチフレーズに「And now for something completely different(さて、全く別の話題に移りましょう)」があります。これは彼らの映画のタイトルにもなり、英語圏では話題を大きく変える時のユーモアあふれる定型句として広く親しまれています。
イディオム・定型句
徹底的に、完全に
“I am completely and utterly exhausted.”
全くの突然に、思いがけなく
“The decision came completely out of the blue.”
完全に的外れで、間違って
“His assumption was completely off base.”
completelyを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
Have you finished the report for tomorrow?
Almost. I need to review a completely new section.
Do you need any help with it?
Actually, yes. I am completely confused by this data.
Let me see. Oh, this calculation is entirely wrong.
Really? I completely misunderstood the instructions.
No worries. We can fix it together.
Thank you! That came completely out of the blue.
文化的背景
completely は、日常会話からビジネス、学術論文まで幅広く使われる汎用性の高い単語です。アメリカ英語でもイギリス英語でも発音や意味に大きな違いはなく、どの地域でも広く使われます。自分の意見を明確に伝えることが好まれる英語圏では、同意や否定を強調する際によく登場します。
よくある質問
Q. completely とは?
欠けているものがなく、全体が100%の状態であることを表す副詞です。『I completely forgot.(すっかり忘れた)』のように、日常会話やビジネスで頻出します。
Q. completely と absolutely の違いは?
completely は「欠けがなく100%であること」を論理的に表します。一方の absolutely は感情的な強調を含み、『You are absolutely right.(全くその通りだ)』のように強い同意や確信を表します。
Q. completely はどんな形容詞と一緒に使いますか?
different(異なる)や new(新しい)など、「100%か0か」で判断できる限界形容詞とよく組み合わせます。『a completely new design(全く新しいデザイン)』は非常によく使われる表現です。
Q. completely を他の言葉で言い換えると?
文脈に応じて totally や entirely に言い換えられます。よりフォーマルな響きを持たせたい場合は『The project was entirely successful.(プロジェクトは完全に成功した)』のように entirely を使うと効果的です。
Q. completely を使ってはいけない場面はありますか?
big や good のような程度を表す一般的な形容詞を修飾するのには不自然です。『completely good』ではなく、very や really を使って『It is very good.(とても良い)』とするのが自然な英語です。
CHECK QUIZ
Q: 相手の意見に「全面的に賛成する」と言うときの自然な表現は?
Q: 「I am completely lost.」の会話での自然な意味は?
Q: 次のうち、completely を使って修飾するのに最も自然な形容詞は?