taker
- (名)受け取る人、奪う人
- (名)応じる人、引き受ける人
- (名)(試験などを)受ける人
発音のコツ
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taker は最初の母音「ei」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「テ」と発音し、滑らかに「イ」へと繋げる二重母音です。続く「kər」は舌を丸めながら喉の奥で軽く「カー」と鳴らす曖昧な音になります。「テイカー」とカタカナで平坦に伸ばすのではなく、「テ」を強く、「イ」から先はリラックスして発音しましょう。
活用形
- 複数形
- takers
コアイメージ
自分から進んで何かを受け取る、または奪う人がコアイメージです。心理学やビジネスにおいて、与えるよりも受け取ることを優先する人物を指す時や、試験の受験者などを表す時に使います。
takerの意味・例文
名詞
受け取る人、奪う人
A person who takes more than they give to others.
In business, you will meet both givers and takers.
ビジネスにおいては、与える人と奪う人の両方に出会うでしょう。
組織心理学などでよく使われる分類です。
The study shows that takers often struggle to build trust.
その研究は、奪う人が信頼を築くのに苦労することが多いと示しています。
他人の利益を自分のものにする人物を指します。
He is a classic taker who never helps anyone.
彼は決して誰も助けない典型的なテイカーです。
自分の利益だけを追求する人を批判する時に使います。
応じる人、引き受ける人
A person who accepts an offer, bet, or challenge.
I am selling my old car. Are there any takers?
古い車を売っているのですが、誰か買いたい人はいますか?
Any takers?(誰かやりたい人はいる?)は非常によく使われる決まり文句です。
I have two extra tickets for the concert. Any takers?
コンサートの余ったチケットが2枚あります。誰か欲しい人?
カジュアルに希望者を募る時に便利です。
We offered a discount, but there were no takers.
割引を提示しましたが、希望者はいませんでした。
提案やオファーに対する反応を表します。
(試験などを)受ける人
A person who performs a specific action, often used in combinations.
The instructions are clear for every test taker.
指示はすべての受験者にとって明確です。
test-taker(受験者)のようにハイフンで繋ぐことも多いです。
We need a good note taker for today's meeting.
今日の会議には優秀な書記が必要です。
note-taker(メモを取る人、書記)も頻出の組み合わせです。
The new policy affects all risk takers in the financial market.
新しい方針は、金融市場のすべてのリスクテイカーに影響を与えます。
risk-taker(リスクを取る人)としてビジネスや投資で使われます。
語源
taker は動詞の take(取る、受け取る)と、行為者を表す接尾辞の -er(〜する人)から成り立っています。物理的に物を取る人という元の意味から、申し出や賭けに進んで応じる人、さらには他人の利益を自分のものにする人へと意味が発展しました。同じ -er を持つ対義語には、与える人を意味する giver があります。
派生語・ファミリー
takerの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
takerは自ら進んで受け取る・奪う人を、receiverは物理的な物や信号を受け取る人を、recipientは賞や手紙などを正式に受領する人を表します。
よくある間違い
× Are there any receivers for this extra ticket? ○ Are there any takers for this extra ticket? → 申し出に対して「欲しい人いる?」と聞く時は taker を使います。receiver は不自然です。
× He is a test receiver. ○ He is a test taker. → 試験を受ける人は test taker と言います。take a test(試験を受ける)という動詞の組み合わせから来ています。
コラム
豆知識
taker は19世紀頃から「賭けに応じる人」という意味で使われ始めました。そこから派生して、現代では日常の些細な申し出に対して「欲しい人(希望者)」を募る時に使われるようになりました。Any takers? は元々ギャンブルの言葉だったのです。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話やSNSでは、何かを無料で譲りたい時に Any takers?(誰か欲しい?)と呼びかけるのが定番です。また、会議の始めに Who wants to be the note-taker?(誰か書記をやってくれる?)と役割をお願いする時にもよく登場します。
映画・音楽での使われ方
アダム・グラントの世界的ベストセラー本『Give and Take』では、人間を Giver(与える人)、Taker(受け取る人)、Matcher(バランスをとる人)の3タイプに分類しています。この作品の影響で、ビジネスパーソンの間では Taker という言葉が一種の性格診断のように使われています。
イディオム・定型句
希望者を見つける、もらい手を見つける
“We failed to find a taker for the house.”
誰か希望者はいますか?
“I made too many cookies. Any takers?”
リスクを恐れない人
“You need to be a risk-taker to succeed.”
takerを使った会話例
ランチタイム、オフィスの休憩室で
I accidentally ordered too many sandwiches. Any takers?
I will take one! I was just about to go buy lunch.
Great. Here you go. By the way, how was the seminar on teamwork?
It was interesting. The speaker talked about givers and takers in the workplace.
Oh, I have read about that. Takers can really damage team morale, right?
Exactly. We need to be careful not to hire them.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。近年では組織心理学者のアダム・グラントが提唱した「Giver(与える人)と Taker(奪う人)」という概念がビジネス界で広まり、採用やチームビルディングの文脈でこの単語を耳にする機会が増えています。
よくある質問
Q. taker とは?
自ら進んで何かを受け取る人、または申し出に応じる人を指す名詞です。『Are there any takers?(誰か希望者はいますか?)』のように日常会話でよく使われます。
Q. 「Any takers?」はどのような状況で使いますか?
余った食べ物を分けたい時や、誰かに手伝いをお願いしたい時など、希望者を募るカジュアルな場面で使います。『I have free tickets. Any takers?』のように、SNSや身内の会話で便利です。
Q. taker と giver の違いは何ですか?
giver(与える人)に対し、taker は自分の利益を優先して他者から奪う(受け取る)人を指します。『He is more of a taker than a giver.』のように、ビジネスや人間関係の性格分析でよく対比されます。
Q. taker を使ったよくある複合語は?
動詞 take と結びつく名詞に合わせて、様々な人を表します。『test taker(受験者)』や『risk taker(リスクを恐れない人)』、『note taker(書記)』などが代表的です。
Q. 「希望者」という意味の taker を別の言葉で言うと?
文脈によりますが、ボランティアや立候補者を意味する volunteer に言い換えられます。『We need a volunteer.(希望者が必要です)』のように、より明示的に役割を求める時に適しています。
CHECK QUIZ
Q: 「この古い自転車、誰か欲しい人いませんか?」の自然な表現は?
Q: 「彼女は奨学金の受領者だ」と言うのに最適な名詞は?
Q: 会議で「誰か書記をしてくれませんか?」と頼む時の表現は?