take on

  • ()仕事や責任を引き受ける
  • ()新しい性質や意味を帯びる
  • ()相手にする、立ち向かう
  • ()新しいスタッフを雇う
UK/ˈteɪk ɑn/

発音のコツ

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take の語尾の /k/ と on の母音 /ɑ/ または /ɒ/ が繋がるリンキング(音の連結)が起こり、「テイコン」のように発音されます。take の e は発音されないため、k の音から直接母音に繋がる点に注意してください。また、文脈によって on の方に強勢(アクセント)が置かれることが多いため、オンを少し長めにはっきりと発音すると自然に聞こえます。

活用形

三単現
takes on
進行形(-ing)
taking on
過去形
took on
過去分詞
taken on

コアイメージ

責任や仕事を自分の上に乗せて抱え込むことがコアイメージです。新たなプロジェクトを引き受けたり、困難な相手に立ち向かったりする時に使います。

take onの意味・例文

動詞

他動詞

仕事や責任を引き受ける

To accept a particular job, task, or responsibility.

ビジネス

She decided to take on the new project.

彼女はその新しいプロジェクトを引き受けることに決めました。

ビジネスシーンで新しい業務を担う時によく使われます。

日常会話

I cannot take on any more work right now.

今はこれ以上仕事を引き受けることができません。

キャパシティを超えていることを伝える定番の表現です。

フォーマル

He took on the responsibility of leading the team.

彼はチームを率いる責任を引き受けました。

take on the responsibility で「責任を負う」という意味になります。

他動詞

新しい性質や意味を帯びる

To begin to have a particular quality, appearance, or meaning.

アカデミック

The word has taken on a completely new meaning.

その単語は全く新しい意味を帯びるようになりました。

言葉や物事が以前とは違う意味合いを持つ時に使います。

ニュース

The situation took on a serious tone yesterday.

事態は昨日、深刻な雰囲気を帯びました。

状況が変化し、特定の性質を呈する様子を表します。

日常会話

Her voice took on an angry edge.

彼女の声は怒りの色を帯びました。

人の声や表情に感情がにじみ出る場面でも使えます。

他動詞

相手にする、立ち向かう

To fight or compete against someone or something.

ニュース

Our team will take on the champions next week.

私たちのチームは来週、チャンピオンと対戦します。

スポーツの試合で対戦相手に挑む時によく使われます。

ビジネス

We are ready to take on our main competitors.

私たちは主要な競合他社に立ち向かう準備ができています。

市場でライバル企業と競争する文脈で適しています。

SNS・カジュアル

He is brave enough to take on the whole world.

彼は世界中を相手に戦うほど勇敢です。

強大な相手や困難な状況に挑む姿勢を強調できます。

他動詞

新しいスタッフを雇う

To employ someone to do a job.

ビジネス

The company plans to take on fifty new employees.

その会社は 50 人の新しい従業員を雇い入れる計画です。

組織が新しく人を迎え入れる時に使われる表現です。

ニュース

They are taking on extra staff for the summer.

彼らは夏に向けて追加のスタッフを雇っています。

繁忙期などの一時的な雇用を説明する際にも便利です。

日常会話

Did the local factory take on any new workers?

地元の工場は新しい労働者を雇いましたか?

主にイギリス英語で好まれる雇用の表現です。

語源

take on は「取る」を意味する take と、「接触・継続」を表す on が組み合わさった句動詞です。自分の上に荷物を乗せる(接触する)という物理的なイメージから、責任や仕事を「自分のものとして抱え込む(引き受ける)」という意味に発展しました。同じく「接触」の on を使う関連語に、服などを身につける put on(着る)があります。

派生語・ファミリー

名詞taker

take onの使い方

よく使う組み合わせ

take on responsibility (責任を引き受ける)take on a project (プロジェクトを引き受ける)take on a challenge (挑戦を受けて立つ)take on a new meaning (新しい意味を帯びる)take on staff (スタッフを雇う)

使い分け

take on は日常からビジネスまで幅広く仕事や責任を抱え込み、undertake は困難な任務を約束して引き受け、assume は当然のこととして権力や責任を負います。

I can't take on any more work right now.

日常的に仕事や責任を自分の上に引き受けるニュアンスです。

The company will undertake a major restructuring.

時間や労力のかかる困難な事業を引き受けるニュアンスです。

He will assume the role of CEO next month.

地位や権力などを当然のものとして受け継ぐニュアンスです。

よくある間違い

× I will take on it. ○ I will take it on. → 代名詞を目的語にする場合、take と on の間に挟むのがルールです。

× The task is hard, but I will take on. ○ The task is hard, but I will take it on. → take on は他動詞として使われるため、何を「引き受ける」のか目的語を必ず置きます。

コラム

豆知識

take on は元々、物理的に「自分の上に乗せる」というイメージから始まりました。そこから「重荷を背負う=責任を引き受ける」という意味に発展しましたが、さらに「自分の上に外観をまとう=性質を帯びる」という抽象的な意味も生まれました。一つのシンプルな動作から、目に見えない責任や性質にまで意味が広がった興味深い句動詞です。

リアルな使われ方

ビジネスシーンでは、キャパシティを超える仕事をお願いされた時に「I can't take on any more work right now.(今はこれ以上仕事を引き受けられません)」と断るのが定番のフレーズです。自分の限界を丁寧に伝えるための非常に実用的な表現として、日常会話でもよく使われます。

映画・音楽での使われ方

ノルウェーのバンド a-ha が 1985 年に大ヒットさせた名曲『Take On Me』は、ポップカルチャーにおける最も有名な使用例の一つです。ここでの take on は「私を相手にして」「私を受け入れて」という恋愛の駆け引きや挑戦を表しており、印象的なシンセサイザーのメロディと共に世界中で愛され続けています。

イディオム・定型句

定型句take on board

意見などを取り入れる・理解する

I will take your comments on board.

イディオムtake on water

(船が)浸水する、問題で行き詰まる

The small boat began to take on water.

定型句take on the world

世界を相手に戦う、大志を抱く

She felt ready to take on the world.

take onを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Are you going to take on the new marketing project?

B

I want to, but I've already taken on too much responsibility this month.

A

I understand. The project has taken on a completely new direction lately.

B

Exactly. Plus, we have to take on our main competitor in the market.

A

True. Maybe we should take on some temporary staff to help out.

B

That’s a good idea. I will draft a proposal for the manager.

A

Let me take it on. You focus on your current tasks.

B

Thanks! I will gladly take your kind offer on board.

文化的背景

英米間で意味に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ただし、「雇う」という意味での take on はイギリス英語でより好まれる傾向があり、アメリカ英語では hire または employ を使うのが一般的です。ビジネスでも日常でも頻出する便利な表現です。

よくある質問

Q. take on とは?

仕事や責任を引き受けたり、性質を帯びたりすることを表す句動詞です。『I will take on the project.(私がそのプロジェクトを引き受けます)』のようにビジネスシーンでも頻出します。

Q. take on と undertake の違いは?

take on は日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、undertake はよりフォーマルで、大規模な事業や困難な任務を引き受ける際に使われます。『We will undertake a new research.(新たな調査に着手する)』のように使います。

Q. 「性質を帯びる」とはどういう時に使いますか?

物事が新しい意味や外観を持ち始めた時に使います。『His words took on a new meaning.(彼の言葉は新しい意味を帯びた)』のように、状況の変化を表現するのに便利です。

Q. 人を「相手にする」という意味でも使えますか?

はい、試合や議論で相手に立ち向かう時に使えます。『Our team will take on the champions tomorrow.(私たちのチームは明日チャンピオンと対戦します)』のように、スポーツや競争の文脈でよく使われます。

Q. 代名詞と一緒に使う時の注意点は?

take on は分離可能な句動詞なので、it や them などの代名詞を目的語にする場合は必ず間に挟みます。『I can't take it on.(それは引き受けられません)』のように、語順に注意が必要です。

CHECK QUIZ

Q: 「その言葉は新しい意味を帯びた」の自然な表現は?

Q: 試合前に「We will take them on!」と言った場合の意味は?

Q: 「それは引き受けられません」の正しい語順は?