sufficiency

  • (名)十分、十分な量
UK/səˈfɪʃənsi/

発音のコツ

▶ 表示する

sufficiency は 2 音節目にある母音「í」にアクセントを置きます。「sə-fí-ʃən-si」と 4 つの音節に分け、「ʃ」は唇を少し前に突き出して「シュ」と息を出します。「ə」は口をリラックスさせて曖昧に出し、サフィシェンシーと平坦なカタカナ読みにならないよう、アクセントを強調してください。

活用形

複数形
sufficiencies

コアイメージ

必要な条件や量を過不足なく満たしていることがコアイメージです。特定の目的や基準に対して、資源や証拠などが不足なく足りている状態を客観的に表したい時に使います。

sufficiencyの意味・例文

名詞

countable / uncountable

十分、十分な量

The condition or quality of being adequate or enough.

ビジネス

We must ensure the sufficiency of our budget for the project.

プロジェクトのための予算の十分性を確保しなければなりません。

→

資金や資源が足りているかを確認する文脈で頻出します。

アカデミック

The auditor questioned the sufficiency of the evidence provided.

監査人は提出された証拠の十分性に疑問を呈しました。

→

証拠やデータが要件を満たしているかを示すフォーマルな表現です。

日常会話

A sufficiency of sleep is essential for good health.

十分な睡眠は健康にとって不可欠です。

→

a sufficiency of 〜 で「十分な量の〜」という意味になります。

語源

sufficiency は接頭辞 sub-(下に)とラテン語の facere(作る・する)から成り立っています。下から支えて不足を補い、要求を満たすという成り立ちから、現在の「十分であること」という意味に発展しました。同じ facere(作る)の語根を持つ関連語には、factory(工場)や fact(事実)があります。

派生語・ファミリー

形容詞sufficient
動詞suffice

sufficiencyの使い方

よく使う組み合わせ

ensure the sufficiency (十分性を確保する)a sufficiency of funds (十分な資金)achieve self-sufficiency (自給自足を達成する)check the sufficiency (十分性を確認する)question the sufficiency (十分性を疑う)

使い分け

sufficiency は必要な条件や量を過不足なく満たしていること、adequacy は最低限の基準や要求をかろうじて満たしていること、abundance は必要以上に豊富で大量にあることを表します。

“The sufficiency of the evidence was confirmed.”

→ 必要な基準や量をしっかり満たしているニュアンスです。

“We discussed the adequacy of the current system.”

→ 最低限の機能や妥当な基準を満たしているかどうかに焦点を当てます。

“There is an abundance of natural resources here.”

→ 必要量をはるかに超えて豊かに存在している状態を強調します。

よくある間違い

× We have a sufficient of time. ○ We have a sufficiency of time. → sufficient は形容詞であり、名詞として「十分な量」を表す場合は sufficiency を使います。

× I doubt the enough of the data. ○ I doubt the sufficiency of the data. → enough にも名詞用法はありますが、フォーマルに「十分性」という概念を指す時は sufficiency が適切です。

コラム

豆知識

ラテン語の sufficere(補う、十分である)に由来する sufficiency は、もともと「下から支えて満たす」というイメージを持っていました。現代でも、単に物が多いというよりは「要求や基準をしっかり下支えできる状態」を指す硬い言葉として使われています。

リアルな使われ方

ビジネスや法務の分野では、監査や調査の文脈で「sufficiency of evidence(証拠の十分性)」というフレーズが頻繁に登場します。提出されたデータが結論を裏付けるのに足る量と質を備えているかを客観的に評価する際の決まり文句です。

映画・音楽での使われ方

サステナビリティ(持続可能性)をテーマにしたドキュメンタリー番組などでは、「food self-sufficiency(食料自給率)」という言葉がよく使われます。環境問題や経済の自立を語る上で欠かせないキーワードとなっています。

イディオム・定型句

定型句self-sufficiency

自給自足、自立

“The country is aiming for energy self-sufficiency.”

定型句a sufficiency of

十分な量の〜

“We have a sufficiency of resources to start.”

sufficiencyを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Have you checked the sufficiency of our marketing budget?

B

Yes, I reviewed the numbers. It seems we have sufficient funds for the campaign.

A

That is good to hear. What about the sufficiency of our staff?

B

We are a bit short-handed. The adequacy of our current team is questionable.

A

I see. We might need to hire freelancers to ensure a sufficiency of resources.

B

I agree. I will look into it right away.

文化的背景

現代社会では、国家や地域の「self-sufficiency(自給自足)」がエネルギーや食糧問題において重要なテーマとなっています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広くフォーマルな文脈で使われます。

よくある質問

Q. sufficiency とは?

必要な条件や量を過不足なく満たしている状態や、十分な量のことです。『We checked the sufficiency of the evidence.(証拠の十分性を確認した)』のように、ビジネスや学術で頻出します。

Q. sufficiency と sufficient の違いは?

sufficiency は名詞で「十分であること」、sufficient は形容詞で「十分な」という意味です。『We have sufficient funds.(十分な資金がある)』と形容詞で使うのが一般的ですが、概念を議論する際は名詞を使います。

Q. sufficiency はどのような場面で使われますか?

予算、資源、データ、証拠などが基準を満たしているかを確認・議論するフォーマルな場面で使われます。『The sufficiency of the budget is critical.』のように、計画の実行可能性を評価する際に適しています。

Q. self-sufficiency とはどういう意味ですか?

他者に依存せず、自分自身で必要なものをまかなえる「自給自足」や「自立」を意味します。『Energy self-sufficiency is important.(エネルギーの自給自足は重要だ)』のようにニュースでよく登場します。

Q. sufficiency と adequacy の違いは?

どちらも「十分」と訳されますが、sufficiency が「量や条件が過不足なく満たされている」のに対し、adequacy は「最低限の基準をかろうじて満たしている」というニュアンスを持ちます。『The adequacy of the plan』は「計画の妥当性」と訳されることが多いです。

CHECK QUIZ

Q: 「最低限の基準をかろうじて満たしている」妥当性を表す名詞は?

Q: 「十分な資金がある」を意味する形容詞は?

Q: 「The sufficiency of the evidence is questionable.」の和訳として適切なのは?