stride
- (名)大股の歩み、歩幅
- (名)進歩、発展
- (動)大股で歩く
発音のコツ
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stride の母音は二重母音の /aɪ/(アイ)です。「ストライド」と平坦に発音せず、「ストラァーィド」のように「ア」を長くはっきりと発音し、「イ」で滑らかに終わらせます。語頭の str- は母音を挟まずに子音だけを連続させ、最後の /d/ は弱く破裂させて音を飲み込むようにすると自然です。
活用形
- 三単現
- strides
- 進行形(-ing)
- striding
- 過去形
- strode
- 不規則変化のため注意が必要です
- 過去分詞
- stridden
- 過去分詞も不規則変化になります
- 複数形
- strides
コアイメージ
目的意識を持って大股で力強く歩くこと、またはそこから派生して物事が大きく進歩することがコアイメージです。自信を持って進む様子や、技術などの著しい発展を表現したい時に使います。
strideの意味・例文
名詞
大股の歩み、歩幅
A long step in walking or running.
The dog matched the horse's stride and they ran together.
犬は馬の走りに合わせて一緒に走りました。
歩幅や走るペースを合わせる時に使います。
The runner has a very long stride.
そのランナーは非常に歩幅が広いです。
陸上競技などでの歩幅を指す一般的な表現です。
He walked with a confident stride toward the podium.
彼は自信に満ちた足取りで演壇へ向かいました。
力強く目的を持った歩み方を表現できます。
進歩、発展
A step or stage in progress toward an aim.
We have made great strides in expanding our market.
私たちは市場拡大において大きな進歩を遂げました。
通例 strides と複数形にし、ビジネスでの成果を表します。
Medical science has made huge strides this century.
医学はこの1世紀で飛躍的な進歩を遂げました。
科学や技術の分野での著しい発展に最適です。
The country is making strides toward economic recovery.
その国は経済回復に向けて前進しています。
目標に向かって着実に進んでいる状態を示します。
動詞
大股で歩く
To walk with long, decisive steps in a specified direction.
She strode across the room to greet her guests.
彼女は客を出迎えるため、部屋を大股で横切りました。
目的の場所へ向かって力強く歩く様子を描写します。
The CEO strode into the meeting room confidently.
CEO は自信たっぷりに会議室へ大股で入ってきました。
威厳や自信を持って歩くニュアンスが含まれます。
The protesters strode down the main street.
抗議者たちは大通りを堂々と行進しました。
集団が力強く前進する場面でも使われます。
語源
stride の語源は、古英語の strīdan(足を広げる、またぐ)に遡ります。足を大きく広げて進むという身体的な動作から、現代の「大股で歩く」という意味になりました。さらに、空間を大きく進むイメージが比喩的に使われ、「進歩」や「発展」という意味に広がりました。同じ語源を持つ関連語には、straddle(またがる)があります。
派生語・ファミリー
strideの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
stride は大股で力強く歩くことや歩幅を、pace は一定の速度やリズムを保って歩く様子を、step は片足を動かして進む最も基本的な一歩を表します。
よくある間違い
× We made a big stride in technology. ○ We made great strides in technology. → 進歩や発展を意味する場合は通例 strides と複数形にし、形容詞は great を用います。
× He strided into the office. ○ He strode into the office. → stride の過去形は不規則変化の strode になります。規則変化ではないので注意しましょう。
コラム
豆知識
スポーツや陸上競技の世界では、stride は走る時の「ストライド(歩幅)」として日常的に使われます。ストライドを伸ばすことはスピードアップに直結するため、マラソンや短距離走の解説で頻繁に登場するキーワードです。
リアルな使われ方
ネイティブは新しい環境や仕事に慣れて実力を発揮し始めた時に hit one's stride(本調子になる)と言います。最初は苦戦していても、自分のペースを掴んでスムーズに物事が進み出したタイミングで使う実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
映画『ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)』に登場する重要キャラクターのアラゴルンは、当初「Strider(馳せ夫)」という異名で呼ばれていました。荒野を大股で歩き回る野伏(レンジャー)としての特徴が見事に表れた名前です。
イディオム・定型句
本調子になる、自分のペースを掴む
“He finally hit his stride after the first month.”
〜を冷静に受け止める、難なく乗り越える
“She took the bad news in stride.”
進歩する、躍進する
“The team continues to make strides.”
strideを使った会話例
月末のオフィスで、プロジェクトの進捗について同僚と
Did you see the new sales report? We have made great strides this quarter.
Yes, the team really hit their stride after the new product launch.
Exactly. Even with the supply issues, everyone took it in stride.
We just need to keep this pace up for the rest of the year.
I agree. The manager strode into the office looking very happy today.
That is a big step forward for our department.
文化的背景
アメリカ英語では「困難を冷静に受け止める」を take it in stride と言いますが、イギリス英語では take it in one's stride と所有格を入れるのが一般的です。どちらの地域でもビジネスや日常会話でよく使われます。
よくある質問
Q. stride とは?
大股で力強く歩くことや、物事の大きな進歩を意味します。『We made great strides.(私たちは大きな進歩を遂げた)』のように、ビジネスや学術の文脈でよく使われます。
Q. stride の過去形と過去分詞は?
過去形は strode、過去分詞は stridden と不規則に変化します。『He strode into the room.(彼は大股で部屋に入ってきた)』のように使われます。
Q. stride と walk の違いは?
walk は歩く動作全般を指すのに対し、stride は歩幅を広く取って力強く、または自信を持って歩く様子を強調します。『She walked slowly.』と『She strode confidently.』でニュアンスが変わります。
Q. stride はビジネスで使えますか?
はい、特に「進歩」を意味する名詞として頻出します。『Our company made strides in AI research.(我が社は AI 研究で躍進した)』のように、成果を強調する際に適しています。
Q. take something in stride とはどういう意味ですか?
困難や悪い出来事を慌てずに冷静に受け止める、という意味のイディオムです。『He took the criticism in stride.(彼は批判を冷静に受け止めた)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は新しい仕事で本調子になった」の自然な表現は?
Q: 一定の速度やリズムに焦点を当てて「歩く」ことを表す単語は?
Q: 「彼女は自信に満ちて部屋に入ってきた」の正しい動詞の形は?