sovereignty
- (名)主権、統治権
- (名)主権国家、独立国
発音のコツ
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sovereignty は最初の「so」にアクセントを置きます。アメリカ英語では口を大きく開けて「サァ」、イギリス英語では「ソ」のように発音します。続く「ve」は「ヴ」と下唇を軽く噛み、「reign」の「rən」は力を抜いた曖昧な音で短く発音します。「ソブリンティ」と平坦なカタカナ読みにならないよう、最初のリズムを強調しましょう。
活用形
- 複数形
- sovereignties
コアイメージ
国家や組織が外部から干渉されず、自らを統治する最高の権力を持つことがコアイメージです。他国からの独立や、自国の法律を自ら決める権利について論じる時に使います。
sovereigntyの意味・例文
名詞
主権、統治権
The supreme power or authority to govern a state.
The government promised to defend national sovereignty at all costs.
政府はいかなる犠牲を払っても国家主権を守ると約束しました。
national sovereignty はニュースで頻出する重要な表現です。
The treaty was seen as a threat to the country's sovereignty.
その条約は国の主権に対する脅威と見なされました。
他国との条約や同盟が主権を制限する文脈で使われます。
We must respect the territorial sovereignty of our neighboring countries.
我々は近隣諸国の領土主権を尊重しなければなりません。
territorial sovereignty で「領土主権」を表します。
主権国家、独立国
A self-governing state or an independent political unit.
The region hopes to be recognized as a new sovereignty.
その地域は新たな主権国家として承認されることを望んでいます。
可算名詞として使われると、主権を持つ国家そのものを指します。
The transition from colonies to independent sovereignties took decades.
植民地から独立した主権国家への移行には数十年かかりました。
複数の独立国を指す場合は複数形になります。
Small sovereignties often face unique economic challenges.
小規模な主権国家は特有の経済的課題に直面することがよくあります。
小さな独立国や自治体を表す際に用いられます。
語源
sovereignty は、ラテン語の super(上に)に由来する古フランス語 soverain(最高の)に、名詞化の接尾辞 -ty が結びついて成り立っています。「他よりも上に立つ最高の権力」という成り立ちから、国家の主権や独立を意味するようになりました。同じ super(上に)の語根を持つ関連語には、superior(より優れた)があります。
派生語・ファミリー
sovereigntyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
sovereignty は国家などが持つ最高の統治権を、autonomy はより小さな組織や地域が持つ自治権を、independence は他者の支配から完全に離脱した独立状態を表します。
よくある間違い
× The country declared its sovereignty from the empire. ○ The country declared its independence from the empire. → 「〜からの独立」を宣言する場合は independence を使います。sovereignty は統治権そのものを指します。
× The state has sovereignty power. ○ The state has sovereign power. → sovereignty は名詞です。名詞を修飾する形容詞として使う場合は sovereign になります。
コラム
豆知識
sovereignty はもともと王や女王(sovereign)が持つ絶対的な権力を指していました。しかし歴史が進むにつれ、その権力は君主から国家そのもの、さらには国民へと移り変わり、「popular sovereignty(国民主権)」という近代的な概念が生まれました。
リアルな使われ方
現代のビジネスやテクノロジーの分野では、自国のデータを他国に依存せず管理する「digital sovereignty(デジタル主権)」や、食料の生産を自国で決める「food sovereignty(食料主権)」といった、特定の分野における自己決定権を指す新しい使い方が増えています。
映画・音楽での使われ方
映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズなどのSF作品では、惑星や星系が自らの統治権を主張する場面で sovereignty がよく登場します。宇宙規模の政治ドラマでも、独立や主権を巡る争いが物語の重要な鍵を握っています。
イディオム・定型句
国民主権
“The constitution is based on the principle of popular sovereignty.”
デジタル主権、データ主権
“Europe is pushing for greater digital sovereignty.”
食料主権
“The activists marched to demand food sovereignty.”
sovereigntyを使った会話例
国際政治の授業の後に、学生同士で
Did you understand the lecture on national sovereignty today?
Mostly. It is basically a country's right to govern itself without outside interference.
Right. But how is it different from autonomy?
A region can have autonomy, but the whole country holds the sovereignty.
That makes sense. Like how a state manages its own affairs but isn't a completely independent nation.
Exactly. Violating another nation's sovereignty is always a serious international issue.
文化的背景
アメリカやカナダ、オーストラリアなどでは、先住民が持つ独自の権利や自治を指す「Indigenous sovereignty(先住民の主権)」が重要な社会テーマとなっています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. sovereignty とは?
国家や組織が外部から干渉されず、自らを統治する最高の権力のことです。『They promised to protect national sovereignty.(彼らは国家主権を守ると約束した)』のように、政治や国際ニュースで頻出します。
Q. sovereignty と autonomy の違いは?
sovereignty は国家全体が持つ最高の権力を指し、autonomy は国家内の一部地域が持つ自治権を指します。『The island has autonomy.(その島は自治権を持つ)』のように、規模や権力のレベルが異なります。
Q. sovereignty はどのような場面で使われますか?
主に国際政治や法律の文脈で、他国からの干渉を受けない権利を主張する場面で使われます。『violate another nation's sovereignty(他国の主権を侵害する)』は、外交問題における定型表現です。
Q. 最近ニュースでよく聞く sovereignty の新しい表現はありますか?
テクノロジーの分野で『digital sovereignty(デジタル主権)』という言葉がよく使われます。『We need digital sovereignty over our data.』のように、自国のデータを他国に依存せず管理する権利を指します。
Q. sovereignty の形容詞形や関連語は?
形容詞形は sovereign(主権を有する)で、名詞として「君主」という意味もあります。『a sovereign state(主権国家)』は、国際社会で独立した国を指す際によく使われる重要なコロケーションです。
CHECK QUIZ
Q: 「その地域には高度な〇〇が認められている」に最適な単語は?
Q: 「主権国家」を英語で正しく表現しているのは?
Q: 「他国の主権を侵害する」の自然な動詞は?