something
- (代)何か、ある事
- (代)大したもの、重要なこと
発音のコツ
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something の発音は「サムシング」という平坦なカタカナとは異なります。最初の母音 /ʌ/ にアクセントを置き、口をリラックスさせて短く「サ」と発音します。中間の /θ/ は上下の歯で舌先を軽く挟み、隙間から息をこすり出すように音を出します。最後の /ŋ/ は鼻に抜ける音で、「グ」とはっきり発音しないように注意しましょう。
活用形
- 複数形
- somethings
- 哲学的な文脈などでの稀な複数形
コアイメージ
具体的に特定されていない、または名前が分からない「ある物事」がコアイメージです。具体的な名前を挙げずに「何か」を指し示したり、漠然とした物事について話したりする時に使います。
somethingの意味・例文
代名詞
何か、ある事
An unspecified or unknown thing or fact.
I want to eat something sweet right now.
今、何か甘いものが食べたいです。
something の後ろに形容詞を置く形は日常会話で頻出します。
There is something wrong with the office printer.
オフィスのプリンターに何か問題があります。
something wrong で「何かおかしいこと」を表現します。
I have something important to tell you today.
今日、あなたに話したい重要なことがあります。
something to do で「〜する何か」という形になります。
大したもの、重要なこと
A thing of importance, value, or consequence.
Wow, your new car is really something!
わあ、あなたの新しい車は本当に大したものですね!
相手の持ち物や行動に対する驚きや感心を表します。
He acts like he is really something special.
彼は自分のことを特別な重要人物だと思って振る舞っています。
人に対して使うと「大した存在」「重要人物」というニュアンスになります。
We need to turn this abstract idea into something real.
この抽象的なアイデアを何か現実の形あるものにする必要があります。
価値ある結果や成果物を指す時に適しています。
語源
something は some(ある、いくらかの)と thing(物、事)から成り立っています。「特定のどれとは言えないが、確かに存在するある物」という成り立ちから、現在の「何か」という意味に定着しました。同じ some を持つ関連語には、someone(誰か)や somewhere(どこか)があります。明確に特定できないものを指す時に便利な言葉です。
派生語・ファミリー
somethingの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
something は肯定文で「何か」が存在することを表し、anything は疑問文・否定文で「何でも」や「何も(ない)」を表し、nothing は単体で「何もない」ことを表します。
よくある間違い
× I want to buy new something. ○ I want to buy something new. → something などの -thing で終わる代名詞を修飾する形容詞は、必ず単語の後ろに置きます。
× Do you want anything to drink? (人に勧める場合) ○ Do you want something to drink? → 人に物を勧める疑問文では、相手が Yes と答えることを期待するため something を使います。
コラム
豆知識
something は単なる「物」だけでなく、「重要な人物や事柄」を表すことがあります。16 世紀頃から「大したもの」という意味で使われ始めました。映画や小説で「You are really something.(君は本当に大したやつだ)」というセリフを聞くのはこの歴史的な背景があるためです。
リアルな使われ方
「〜か何か」と曖昧にする or something は日常会話で非常に頻出します。「Are you mad or something?(怒ってるか何か?)」のように、相手の様子を推測して尋ねる時に使われます。少し砕けた表現なので、親しい友人との間で使うのが自然です。
映画・音楽での使われ方
ビートルズの名曲『Something』は、世界中のアーティストにカバーされている有名なラブソングです。歌詞の中で「彼女の動きにある『何か(something)』が僕を惹きつける」と歌われており、言葉では説明しきれない魅力や感情を表現するのにぴったりの単語であることがわかります。
イディオム・定型句
何もないよりは何かある方がマシ
“Take this old umbrella. Something is better than nothing.”
ちょっとした〜、かなりの〜
“He is something of a genius in mathematics.”
〜か何か
“Did you lose your wallet or something?”
約〜、〜のようなもの
“It will cost something like fifty dollars.”
somethingを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Do you want to grab something to eat after work?
Sounds good. I am craving something spicy right now.
How about that new Mexican restaurant on the corner?
Perfect. I heard their tacos are really something.
Great. Should we invite anyone else to join us?
No, let's just go. I have something to discuss with you.
文化的背景
英語圏では、会話の中で物事を断定せず、少しぼかして伝えたい時に something がよく使われます。ストレートな表現を避けるためのクッションのような役割も果たしており、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. something とは?
具体的に特定されていない「ある物事」を指す代名詞です。『I have something to tell you.(あなたに話したいことがある)』のように、日常会話で頻繁に使われます。
Q. something の後ろにはどんな言葉が続きますか?
形容詞や不定詞(to+動詞の原形)が続きます。『something cold(何か冷たいもの)』や『something to read(何か読むもの)』のように、後ろから修飾するのが特徴です。
Q. 疑問文で anything ではなく something を使うのはどんな時ですか?
相手に物を勧めたり、お願いをしたりする時です。『Would you like something to drink?(何か飲みますか?)』のように、Yes と答えることを期待している場面で使います。
Q. 「〜か何か」と曖昧に言いたい時はどう表現しますか?
文末に or something を付けます。『Are you tired or something?(疲れているか何か?)』のように、確信が持てない事柄を推測して尋ねる時に便利な表現です。
Q. 「それはすごいね!」と驚きを表す時に something を使えますか?
はい、使えます。『That is really something!(それは大したものだ!)』のように、驚きや感心を表す口語表現としてネイティブがよく使います。
CHECK QUIZ
Q: 「何か飲み物はありますか?」と純粋に尋ねる自然な表現は?
Q: 「何か冷たいもの」を英語にする時の正しい語順は?
Q: 「He is really something.」の something の意味は?