someone
- (名)誰か、ある人
- (名)重要人物、大物
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
someone は「サムワン」とカタカナで読みがちですが、最初の母音は口をあまり開けずに短く「ア」と発音します。続く m は唇をしっかり閉じて音を響かせます。後半の one は唇を丸めてから「ワ」と出し、最後の n は舌先を上の歯茎の裏にピタッと当てて「ン」と鼻から抜くように発音しましょう。
活用形
- 複数形
- someones
- 「重要人物」の意味などで稀に使われる複数形
コアイメージ
特定の名前や正体が分からない、あるいは特定する必要がない「ある人」を指すことがコアイメージです。誰かがいることは分かっているものの、それが誰なのか明確でない、または重要でない時に使います。
someoneの意味・例文
名詞
誰か、ある人
an unknown or unspecified person
There is someone at the door.
ドアのところに誰かいます。
特定の人物が分からない時に使います。
We need to hire someone with experience.
経験のある誰かを雇う必要があります。
特定の誰かではなく条件に合う人を指します。
Police are looking for someone who saw the accident.
警察は事故を見た誰かを探しています。
目撃者など、存在はするが特定されていない人に使います。
重要人物、大物
a person of importance or authority
He wants to be someone in the music industry.
彼は音楽業界で大物になりたいと思っています。
影響力や名声のある人物を指します。
She acted like she was someone important.
彼女は自分が重要な人物であるかのように振る舞いました。
権力や地位を強調する際に使われます。
The author is someone in the field of linguistics.
その著者は言語学の分野における権威です。
その分野で名が知られている人を表します。
語源
someone は「ある、いくつかの」を意味する some と「人、もの」を意味する one から成り立っています。特定の誰かではない「ある一人の人」を指す成り立ちから、現在の「誰か」という意味に発展しました。同じ some(ある、不特定の)を持つ関連語には、something(何か)があります。
派生語・ファミリー
someoneの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
someone は肯定文で不特定の誰かを指し、somebody は someone とほぼ同じですがより口語的で、anyone は主に疑問文や否定文で使われるか肯定文で「誰でも」を表します。
よくある間違い
× I met special someone. ○ I met someone special. → someone を形容詞で修飾する場合、形容詞は必ず someone の後ろに置きます。
× Someone are knocking on the door. ○ Someone is knocking on the door. → someone は意味的には「人」ですが、文法上は常に単数扱いとなり、単数形の動詞を使います。
コラム
豆知識
someone の成り立ちは some(ある)と one(人)が結合したものです。中英語の時代には some one と2語で書かれていましたが、時代が下るにつれて1つの単語として定着しました。someone が「重要人物」という意味を持つようになったのは、19世紀頃からだと言われています。
リアルな使われ方
ネイティブは日常会話で「特別な人」や「恋人」を指して someone special と表現します。バレンタインや誕生日のメッセージで「You are my someone special.(あなたは私の特別な人)」のように使われ、ロマンチックな場面でも頻出する実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2011年にリリースされたアデル(Adele)の世界的ヒット曲『Someone Like You』では、別れた恋人に似た「誰か」を見つけるという切ない心情が歌われています。このタイトルは、不特定の人物を指す someone の使い方がとてもよく分かる例です。
イディオム・定型句
重要人物である、大物になる
“He wants to be someone in the future.”
誰か(名前は分からないが)
“Someone or other left this umbrella here.”
他の誰か
“Let's ask someone else for help.”
someoneを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Is someone still using the meeting room?
Yes, I saw somebody in there a minute ago.
We need it for a call with someone important from headquarters.
I can go and ask them to leave if you want.
Thanks. I don't want to ask anyone else to do it.
No problem. I'll make sure it's empty for you.
文化的背景
英語圏では、性別を特定しない「誰か」を指す際、以前は he や he or she で受けるのが一般的でしたが、近年はジェンダーニュートラルな単数形の they を使うのが標準的です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. someone とは?
特定の名前や正体が分からない「ある人」を指す代名詞です。『There is someone at the door.(ドアのところに誰かいる)』のように、誰かが存在することは確かな場面で使います。
Q. someone と anyone の違いは?
someone は肯定文で「誰か」が存在することを前提とします。一方 anyone は疑問文や否定文で使われ、存在が不確かな「誰か」や、肯定文で「誰でも」という意味になります。『Does anyone know the answer?』のように使います。
Q. someone を形容詞で修飾するには?
someone などの -one や -thing で終わる単語は、形容詞を後ろに置くのがルールです。『I want to meet someone nice.(誰か素敵な人に会いたい)』のように、必ず後ろから修飾します。
Q. someone は単数扱いですか、複数扱いですか?
文法的には常に単数扱いとなり、動詞は is や has を使います。ただし、someone を後の文で代名詞で受ける時は『Someone left their umbrella.』のように単数の they(their, them)を使うのが現代の主流です。
Q. someone と somebody はどう使い分けますか?
意味は全く同じで置き換え可能ですが、somebody の方がややカジュアルで口語的な響きがあります。フォーマルな文章やビジネスメールでは『We need someone with skills.』のように someone を使うのが無難です。
CHECK QUIZ
Q: 「誰か質問はありますか?」と尋ねる時の自然な表現は?
Q: 「新しい誰か(新しい恋人)」を見つけた、の正しい語順は?
Q: 「He is someone in this town.」の someone の意味は?