solvent

  • (名)溶剤、溶媒
  • (形)支払い能力がある
UK/ˈsɑlvənt/

発音のコツ

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solvent は最初の母音「ɑ」にアクセントを置きます。口を縦に大きく開けて「サ」と「ソ」の中間のような音を出します。続く「l」は舌先を上の歯の裏に当て、後半の「vənt」は下唇を軽く噛んで「ヴ」の音を出し、最後は弱く「ント」と発音します。「ソルベント」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
solvents

コアイメージ

他の物質を溶かす性質、または借金を返済できる財力があることがコアイメージです。主に化学の文脈で溶剤を指す時や、ビジネスで企業の支払い能力を示す時に使います。

solventの意味・例文

名詞

countable / uncountable

溶剤、溶媒

A liquid substance capable of dissolving other substances.

アカデミック

Water is often called a universal solvent.

水はしばしば万能溶剤と呼ばれます。

→

他の物質を溶かす媒体としての基本的な用法です。

ビジネス

The factory uses a strong chemical solvent for cleaning.

その工場は洗浄のために強力な化学溶剤を使用しています。

→

工業用の薬品やクリーナーを指す際によく使われます。

日常会話

You will need a solvent to remove this dry paint.

この乾いたペンキを落とすには溶剤が必要になります。

→

DIYなどで塗料や接着剤を溶かす液体のことです。

形容詞

支払い能力がある

Having enough money to pay all your debts.

ビジネス

The company managed to stay solvent during the economic crisis.

その企業は経済危機の間も支払い能力を維持しました。

→

stay solvent で「倒産せずに持ちこたえる」という意味になります。

ニュース

Many small businesses are struggling to remain solvent.

多くの中小企業が支払い能力を保つために奮闘しています。

→

財務状況が健全であることを示すフォーマルな表現です。

フォーマル

It is crucial for the bank to be financially solvent.

銀行にとって、財政的な支払い能力があることは極めて重要です。

→

金融機関や企業の信用力を語る文脈で頻出します。

語源

solvent は動詞 solve(解く、溶かす)と接尾辞 -ent(〜する性質を持つもの)から成り立っています。物質の結合を解いて溶かす性質から「溶剤」という意味になり、さらに借金という問題を「解決(solve)できる」状態から「支払い能力がある」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、solution(解決策、溶液)があります。

派生語・ファミリー

名詞solvency
形容詞insolvent

solventの使い方

よく使う組み合わせ

a powerful solvent (強力な溶剤)remain solvent (支払い能力を維持する)stay solvent (支払い能力を保つ)a universal solvent (万能溶剤)chemical solvent (化学溶剤)

使い分け

solvent は他の物質を溶かす液体(溶媒)を、solute は溶かされる物質(溶質)を、solution は両者が混ざった結果の液体(溶液)を指します。

“Water is a common solvent.”

→ 他のものを溶かす側の液体というニュアンスです。

“Sugar acts as a solute in tea.”

→ 液体に溶かされる側の物質というニュアンスです。

“The mixture becomes a clear solution.”

→ 溶け合って完成した液体そのものというニュアンスです。

よくある間違い

× The company is solve. ○ The company is solvent. → solve は「解決する」という動詞です。支払い能力がある状態を表すには形容詞の solvent を使います。

× I drank a sweet solvent. ○ I drank a sweet solution. → solvent は他のものを溶かす「溶媒」を指します。砂糖などが溶け込んだ「溶液」には solution を使います。

コラム

豆知識

語源的には solve(問題を解く)と同じルーツを持ちます。物質の結合を「解いて」溶かすことから「溶剤」となり、借金という問題を「解決」できることから「支払い能力がある」という意味になりました。全く違う意味に見えて、根本のイメージは繋がっています。

リアルな使われ方

ビジネスニュースでは、stay solvent(支払い能力を維持する)や remain solvent というフレーズが頻出します。特に不況時や企業の経営危機を報じる際に、「倒産せずに持ちこたえる」というニュアンスで使われる実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

SF 映画や化学を題材にした海外ドラマ『ブレイキング・バッド』などでは、証拠隠滅や特殊な化学反応を起こすために強力な chemical solvent(化学溶剤)が登場することがよくあります。科学的なシーンを理解する上で重要なキーワードです。

イディオム・定型句

定型句universal solvent

万能溶剤、すべての問題を解決するもの

“Time is sometimes called the universal solvent.”

定型句financially solvent

財政的に支払い能力がある

“They are working hard to stay financially solvent.”

solventを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Did you hear the news about our main supplier?

B

Yes. I heard they are struggling to stay solvent.

A

It is a surprise. I thought they were financially stable.

B

Their recent investments failed, and now they might become insolvent.

A

We need to find a new supplier quickly.

B

I agree. We cannot rely on a company with questionable solvency.

文化的背景

ビジネスの世界では、企業が solvent(支払い能力がある)状態を維持することは最も基本的な要件とされます。日常会話よりも、金融ニュースや企業の財務報告書などで頻繁に目にする専門的な単語です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. solvent とは?

他の物質を溶かす「溶剤」や、借金を返済できる「支払い能力がある」状態を指します。『Water is a great solvent.(水は優れた溶剤だ)』のように使います。

Q. solvent はビジネスでどのように使われますか?

企業の財務状況が健全で、負債を返済できる能力があることを示す形容詞として使われます。『The company remained solvent.(その会社は支払い能力を維持した)』のように表現します。

Q. solvent と solution の違いは何ですか?

solvent は他の物質を溶かす「溶媒(水など)」で、solution は物質が溶け込んだ「溶液(砂糖水など)」です。『Mix the solute and solvent to make a solution.』のように区別されます。

Q. solvent の名詞形や対義語はありますか?

名詞形は solvency(支払い能力)、対義語は insolvent(支払い不能の、破産した)です。『The firm declared itself insolvent.(その企業は支払い不能を宣言した)』のように使います。

Q. 比喩的な使い方として universal solvent とはどういう意味ですか?

本来は「万能溶剤」という意味ですが、比喩的に「あらゆる問題を解決するもの」を指すことがあります。『Love is the universal solvent.』のように文学的な表現で使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「砂糖を水に溶かして作った液体」を指す最も自然な単語は?

Q: 「The company is no longer solvent.」の意味は?