slave

  • ()奴隷
  • ()〜の虜、〜の奴隷
  • ()スレーブ(従属装置)
  • ()あくせく働く
UK/slæɪv/

発音のコツ

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slave は /sleɪv/ と発音します。最初の「sl」は母音を入れずに「ス」から「ル」へ滑らかに繋ぎます。母音は「エイ」と二重母音になるため、「スレーヴ」と伸ばすのではなく、口を横に引きながら「イ」の音をしっかり響かせてください。最後の「v」は上の前歯で下唇を軽く押さえ、隙間から息を出しながら振動させます。

活用形

三単現
slaves
進行形(-ing)
slaving
過去形
slaved
過去分詞
slaved
複数形
slaves

コアイメージ

「他者の完全な支配下に置かれ、自由を奪われている状態」がコアイメージです。歴史的な奴隷制度について語る時だけでなく、特定の習慣や欲望に縛られている状態、または別の機器に制御される装置を表す時に使います。

slaveの意味・例文

名詞

可算

奴隷

A person who is the legal property of another and is forced to obey them.

アカデミック

Millions of slaves were transported across the Atlantic Ocean.

何百万人もの奴隷が大西洋を渡って輸送されました。

歴史的な奴隷貿易の文脈で頻出します。

ニュース

The country officially abolished the trade of slaves in the 19th century.

その国は19世紀に奴隷の売買を正式に廃止しました。

abolish(廃止する)や free(解放する)とよく組み合わされます。

日常会話

The ancient Romans relied heavily on the labor of slaves.

古代ローマ人は奴隷の労働力に大きく依存していました。

古代の社会システムについて語る際にも使われます。

可算

〜の虜、〜の奴隷

A person who is strongly influenced and controlled by something.

日常会話

She admits that she is a slave to fashion.

彼女は自分が流行の虜であると認めています。

習慣や欲望に支配されている状態を比喩的に表します。

SNS・カジュアル

I do not want to be a slave to my smartphone anymore.

もうスマートフォンの奴隷にはなりたくありません。

テクノロジーやSNSへの依存を表現する際によく使われます。

ビジネス

He became a slave to his own ambition and ruined his career.

彼は自身の野心の奴隷となり、キャリアを台無しにしました。

目に見えない感情や欲望にとらわれている様子を描写します。

可算

スレーブ(従属装置)

A device or part of a machine that is controlled by another.

ビジネス

The master computer sends instructions to the slave devices.

マスターコンピューターがスレーブデバイスに指示を送ります。

メインの機器に制御される側の装置を指します。

アカデミック

In this network architecture, one node acts as a slave.

このネットワーク構造では、1つのノードがスレーブとして機能します。

システム工学やネットワークの専門用語として使われます。

日常会話

Make sure the slave drive is properly connected.

スレーブドライブが正しく接続されているか確認してください。

PCのハードディスク設定などでも使われてきた用語です。

動詞

自動詞

あくせく働く

To work very hard for a long time.

日常会話

I have been slaving away at this project all week.

今週ずっとこのプロジェクトのためにあくせく働いています。

slave away の形で「奴隷のように働く」苦労を強調します。

SNS・カジュアル

Why are you slaving in the kitchen on your birthday?

誕生日にどうしてキッチンで奴隷のように働いているの?

家事などの骨の折れる作業に対しても使われます。

ビジネス

We slaved over the presentation materials until midnight.

私たちは深夜までプレゼン資料の作成にあくせく励みました。

長時間の過酷な残業や作業を表現できます。

語源

slave の語源は中世ラテン語の sclavus(スラブ人)に由来します。中世ヨーロッパにおいて、多くのスラブ人が捕らえられ奴隷として売買されたという歴史的背景から、民族名がそのまま「奴隷」を意味するようになりました。同じ sclavus の語根を持つ関連語には、slavery(奴隷制度)があります。

派生語・ファミリー

名詞slavery
形容詞slavish

slaveの使い方

よく使う組み合わせ

a slave to fashion (流行の奴隷)free the slaves (奴隷を解放する)work like a slave (馬車馬のように働く)a slave to one's desires (欲望の虜)slave labor (奴隷労働)

使い分け

slave は自由を完全に奪われ所有物として扱われる人を、servant は報酬を受け取って家事などに従事する使用人を、captive は戦争などで捕らえられた捕虜や監禁されている人を表します。

The ancient Romans relied on the labor of slaves.

自由や権利を持たず、所有物として支配されているニュアンスです。

The wealthy family employed several servants.

雇用主と契約し、給与を得て働いているニュアンスです。

The captives were finally released after the war.

自らの意志に反して物理的に捕らえられているニュアンスです。

よくある間違い

× He is a slave of his smartphone. ○ He is a slave to his smartphone. → 「〜の奴隷(虜)」と比喩的に言う場合、前置詞は of ではなく to を使います。

× I was slaving my work all day. ○ I was slaving away at my work all day. → 動詞で「あくせく働く」と言う場合、slave away という形で自動詞として使います。

コラム

豆知識

slave の語源は、東ヨーロッパの「スラブ人(Slav)」に由来します。中世ヨーロッパにおいて、多くのスラブ人が捕らえられ奴隷として売買されたという悲しい歴史的背景があり、その民族名がそのまま「奴隷」を意味する単語として定着してしまいました。

リアルな使われ方

ネイティブは忙しすぎる状況を表現する時、動詞として slave away(奴隷のようにあくせく働く)をよく使います。「I have been slaving away at my desk all day.(一日中デスクに噛り付いて働いている)」のように、自分の長時間の苦労を強調する定番フレーズです。

映画・音楽での使われ方

映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する有名な宇宙船「スレーヴ I(Slave I)」は、賞金稼ぎボバ・フェットの愛機として知られています。しかし近年のディズニー公式関連商品では、言葉の持つ歴史的背景に配慮し「ボバ・フェットの宇宙船」と名称が変更されるようになりました。

イディオム・定型句

定型句slave away

奴隷のようにあくせく働く

I have been slaving away at my desk all day.

定型句a slave to fashion

流行の虜、流行に敏感すぎる人

She buys new clothes every week like a slave to fashion.

定型句work like a slave

馬車馬のように働く

He worked like a slave to support his family.

slaveを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

I have been slaving away at this report since morning.

B

You should take a break. You work like a slave sometimes.

A

I know, but the deadline is tomorrow. I feel like a slave to my job.

B

Just do not burn yourself out. By the way, is the new server set up?

A

Not yet. The primary node can not connect to the slave drive.

B

Oh, we should probably start calling it a secondary drive now. Let me help you.

文化的背景

歴史的な奴隷制度はセンシティブな話題であり、文脈に注意して使う必要があります。また、IT分野の master/slave という用語は、人権への配慮から近年 primary/secondary や leader/follower などに言い換えられる動きが英米問わず急速に進んでいます。

よくある質問

Q. slave とは?

他者の完全な支配下に置かれ、自由を奪われている状態のことです。『The country abolished slavery and freed the slaves.(その国は奴隷制度を廃止し奴隷を解放した)』のように歴史的な文脈で使われます。

Q. slave は日常会話でも使いますか?

はい、物理的な奴隷だけでなく、特定の習慣に縛られている状態を比喩的に表現する時によく使います。『I am a slave to my smartphone.(私はスマホの奴隷です)』のように表現できます。

Q. slave と servant の違いは?

slave は自由や権利を持たず所有物として扱われる「奴隷」ですが、servant は雇用主から報酬を得て働く「使用人」を指します。『They hired a servant to clean the house.(彼らは家掃除のために使用人を雇った)』のように使います。

Q. 動詞として slave を使う場合、他動詞ですか?

基本的に自動詞として使い、前置詞を伴って「〜のためにあくせく働く」という意味になります。『I slaved over a hot stove all day.(一日中熱いコンロの前であくせく働いた)』のように使います。

Q. IT用語としての slave は現在も使われていますか?

かつては主従関係を master/slave と呼んでいましたが、近年は人種差別的な配慮から primary/secondary などに言い換えられています。『The secondary server is down.(セカンダリサーバーがダウンしている)』のように表現するのが最近の主流です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼女は流行の虜だ」の自然な表現は?

Q: 雇用主から給料をもらって家事などに従事する「使用人」に最適な単語は?

Q: 「私は一日中キッチンであくせく働いた」の自然な表現は?