scrutiny
- (名)細部までの詳細な検査、精査
- (名)世間からの厳しい監視、注視
発音のコツ
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scrutiny の発音は /skrúːtəni/ です。最初の「skr」は母音を入れずに子音だけを連続させます。アクセントは最初の「u(ウー)」にあり、唇を丸めて長く伸ばしてください。後半の「tiny」は日本語の「ティニ」ではなく、力を抜いた曖昧な母音で「トニ」のように軽く発音するのがより自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- scrutinies
- 具体的な調査事例や個別の監査を指す場合に複数形になります。
コアイメージ
対象の細部まで徹底的に目を光らせて調べる状態がコアイメージです。厳しい監視や綿密な調査が行われている状況を表現したい時に使います。
scrutinyの意味・例文
名詞
細部までの詳細な検査、精査
careful and detailed examination of something in order to get information
The government's new policy has come under intense scrutiny.
政府の新しい政策は激しい精査の対象となりました。
come under intense scrutiny で「激しい精査を受ける」となります。
Every document must pass strict scrutiny before publication.
すべての文書は公開前に厳しい精査を通過しなければなりません。
pass strict scrutiny は厳しい基準をクリアする際によく使われます。
The research results were subjected to close scrutiny.
その研究結果は綿密な精査を受けました。
学術的な文脈で、データや結果が綿密に調べられる場面に適しています。
世間からの厳しい監視、注視
the state of being watched or observed very carefully
Public figures are often subject to public scrutiny.
公人はしばしば世間の監視にさらされます。
public scrutiny は政治家や有名人への世間の監視を表す定番表現です。
I feel like my every move is under scrutiny.
私の全行動が監視されているように感じます。
自分の行動が常に監視されているというプレッシャーを表現できます。
Celebrities cannot escape the constant scrutiny of the media.
有名人はメディアの絶え間ない監視から逃れることができません。
メディアによる絶え間ない注目や監視から逃れられない状況を描写します。
語源
scrutiny はラテン語の scrutari(ゴミをあさる、徹底的に調べる)に由来します。価値あるものを求めてゴミの山の中まで細かく探るという成り立ちから、現在の「詳細な検査」や「監視」という意味に発展しました。同じく「徹底的に調べる」という意味を持つ動詞の関連語には、scrutinize(精査する)があります。
派生語・ファミリー
scrutinyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
scrutiny は細部まで見逃さない厳しい精査を、inspection は基準や規則に適合しているかの公式な検査を、examination は能力や健康状態などを調べる一般的な検査を表します。
よくある間違い
× The report needs a scrutiny. ○ The report needs scrutiny. → scrutiny は通常不可算名詞として扱うため、不定冠詞の a は付けません。
× We must scrutiny the data carefully. ○ We must scrutinize the data carefully. → scrutiny は名詞です。動詞として「精査する」と言いたい場合は scrutinize を使います。
コラム
豆知識
語源であるラテン語の scrutari は、もともと「ゴミをあさる」という意味でした。価値あるものを見つけるために、ゴミの山をかき分けて徹底的に探す様子が、現代の「細部まで見逃さない厳しい検査」というニュアンスに繋がっています。言葉の歴史を感じさせる興味深い成り立ちです。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、企画やデータが批判や細かいチェックに耐えられるかを表すために stand up to scrutiny というフレーズが重宝されます。会議で「このデータは突っ込まれても大丈夫か?」と確認したい時に、ネイティブが頻繁に使う非常に実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
2019年の映画『ザ・レポート(The Report)』では、CIAの尋問プログラムに関する報告書が厳しい精査(scrutiny)を受ける様子が描かれています。政府や巨大組織の隠蔽を暴くようなサスペンス作品やニュース報道では、この単語がキーワードとして頻出します。
イディオム・定型句
精査される、監視の目を向けられる
“The company came under scrutiny for its tax practices.”
詳細な検査に耐える、正当性が証明される
“His theory could not stand up to scrutiny.”
精査に耐える、疑う余地がない
“Their explanation does not bear close scrutiny.”
scrutinyを使った会話例
水曜の午後、会議室で同僚と
The new budget proposal has come under intense scrutiny from the board.
I know. They are going to scrutinize every single expense we listed.
Do you think our numbers can stand up to scrutiny?
Yes, I double-checked them. There is no room for error.
Good. An official inspection by the auditors is scheduled for next week.
We will be ready. Our records always bear close scrutiny.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。特に政治家や有名人に対する世間の厳しい監視(public scrutiny)は、欧米メディアで頻繁に議論されるテーマです。透明性が求められる現代において、ニュース英語に欠かせない重要な単語となっています。
よくある質問
Q. scrutiny とは?
対象の細部まで徹底的に目を光らせて調べる状態のことです。『His actions came under scrutiny.(彼の行動は精査された)』のように、厳しい目で見られる場面でよく使われます。
Q. scrutiny とよく一緒に使われる前置詞は?
『under scrutiny(精査のもとで)』という形で非常によく使われます。『The project is currently under scrutiny.』のように、現在進行形で調べられている状態を表すのに便利です。
Q. scrutiny と investigation の違いは?
investigation は事件の真相を解明する「捜査」を指します。一方の scrutiny は、文書や行動に間違いがないか「細部まで精査する」ことを意味し、『an investigation into the murder』のように使い分けます。
Q. scrutiny の動詞形はどう使いますか?
動詞形は scrutinize(精査する)です。『We need to scrutinize the contract.(契約書を精査する必要がある)』のように、書類やデータを細かく確認する際によく使われます。
Q. scrutiny はポジティブな意味で使えますか?
基本的に「疑いの目を持って厳しく調べる」というネガティブなニュアンスを伴います。ただ、『Her work can withstand scrutiny.(彼女の仕事は精査に耐えうる)』のように、批判を跳ね返す強さを表現する際にも使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「建物の安全基準を公式に点検する」のに適した名詞は?
Q: 「彼の行動は厳しい監視下に置かれた」の自然な表現は?
Q: 「契約書を精査する」と動詞で表現したい場合の正しい単語は?