scrupulous
- (形)入念な、几帳面な
- (形)実直な、良心的な
発音のコツ
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scrupulous は最初の母音「u」にアクセントを置きます。「scr」は子音が 3 つ続くため、母音を挟まずに「スクル」と発音してください。アクセントのある「ru(ルー)」は唇を丸めて長く伸ばし、続く「pu」は「ピュ」のように軽く発音します。最後の「lous(ラス)」は力を抜いた曖昧な音にし、平坦なカタカナ読みにならないようメリハリをつけましょう。
コアイメージ
細部まで極めて注意深く、かつ道徳的にも誠実であることがコアイメージです。仕事や調査を几帳面に行う時や、倫理的な正しさを強調したい時に使います。
scrupulousの意味・例文
形容詞
入念な、几帳面な
extremely attentive to details
The auditor conducted a scrupulous review of the financial records.
監査役は財務記録の入念な見直しを行いました。
仕事や調査に細心の注意を払う場面でよく使われます。
She is scrupulous in her research methodology.
彼女は研究手法において極めて几帳面です。
be scrupulous in で「〜において几帳面だ」と表現します。
He takes scrupulous care of his vintage car.
彼は年代物の車を入念に手入れしています。
物を大切に扱う時の細やかな気配りを表します。
実直な、良心的な
very concerned to avoid doing wrong
The politician is known for his scrupulous honesty.
その政治家は極めて実直なことで知られています。
scrupulous honesty は一切の不正を許さない誠実さを表します。
We must be scrupulous in dealing with customer data.
顧客データの取り扱いにおいては良心的でなければなりません。
倫理的な正しさが求められる場面に適しています。
A scrupulous person would never accept a bribe.
実直な人なら決して賄賂を受け取らないでしょう。
人の道徳的な高潔さや正義感を強調する時に使います。
語源
scrupulous は、ラテン語の scrupulus(小さな鋭い石)に由来しています。靴の中に入った小石が気になって歩きにくい状態から、「心に引っかかること」や「良心の呵責」を意味するようになり、そこから「細部まで妥協しない」「道徳的に几帳面な」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、名詞形の scruple(良心の呵責)があります。
派生語・ファミリー
scrupulousの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
scrupulous は細部への注意と道徳的な誠実さを持ち、meticulous は極めて細かく正確であることに焦点を当て、thorough は全体を網羅して抜け漏れがないことを表します。
よくある間違い
× He is scrupulous of his work. ○ He is scrupulous about his work. → 「〜について几帳面だ」と言う時は about や in を使い、of は使いません。
× He is too scrupulous and annoying. ○ He is too fussy and annoying. → scrupulous は「几帳面で誠実」という肯定的な意味を持つため、単なる神経質さには fussy を使います。
コラム
豆知識
scrupulous は、ラテン語の scrupulus(小さな鋭い石)から生まれた単語です。古代ローマ人が靴の中に入った小石を気にして歩きにくそうにしている様子が、「心に引っかかること」や「良心の呵責」を表すようになりました。日常の些細な悩みが、現代の高度な道徳観を示す言葉になったのは面白い歴史です。
リアルな使われ方
ネイティブは副詞形の scrupulously を日常的に使います。例えば「scrupulously clean(塵一つないほど清潔)」は、ホテルのレビューや病院の衛生状態を強調する際に頻出する定型表現です。単なる clean よりもはるかに強い清潔感と、管理者の几帳面な姿勢を相手に伝えることができます。
映画・音楽での使われ方
映画『The Godfather(ゴッドファーザー)』などのマフィア映画では、裏社会のビジネスにおいて less than scrupulous(誠実とは言えない)な手法が描かれます。scrupulous が持つ「道徳的な正しさ」のニュアンスを逆手に取り、悪事を婉曲的に表現する際にもよく使われる単語です。
イディオム・定型句
細部への細心の注意
“The project requires scrupulous attention to detail.”
誠実さに欠ける、不誠実な
“He used less than scrupulous methods to win.”
〜において几帳面である
“She is scrupulous in keeping her promises.”
scrupulousを使った会話例
監査を控えたオフィスで同僚と
Are you ready for the financial audit next week?
Yes, I paid scrupulous attention to all the expense reports.
Good. The auditors are known to be very thorough.
I know. That is why I was scrupulous in checking every receipt.
We had issues with a less than scrupulous vendor before, right?
Exactly. I want to prove our scrupulous honesty to them.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。特に法務、会計、医療などの専門分野において、プロフェッショナルに求められる「細部への妥協のなさ」と「高い倫理観」という 2 つの重要な資質を同時に表現できる、非常に評価の高い言葉です。
よくある質問
Q. scrupulous とは?
細部まで極めて注意深く、かつ道徳的にも誠実であることを表す形容詞です。『He is a scrupulous researcher.(彼は几帳面な研究者だ)』のように、仕事の正確さや人の実直さを評価する時に使います。
Q. scrupulous と meticulous の違いは?
どちらも「細かい」という意味ですが、scrupulous には「道徳的な正しさ・良心的であること」というニュアンスが含まれます。一方の meticulous は『meticulous planning(綿密な計画)』のように、正確さの追求に重点があります。
Q. scrupulous はどんな場面で使いますか?
監査や研究など、ミスの許されない厳密な作業を行う場面でよく使われます。また、『scrupulous honesty(極めて実直なこと)』のように、不正を嫌う人の倫理観や誠実さを称賛する場面でも活躍するフォーマルな単語です。
Q. scrupulous の対義語はありますか?
否定の接頭辞 un- を付けた unscrupulous(不誠実な、無原則な)が代表的な対義語です。『unscrupulous business practices(悪徳商法)』のように、目的のためなら手段を選ばない不道徳な様子を表す時によく使われます。
Q. scrupulous を使ったよくある表現は?
『pay scrupulous attention(細心の注意を払う)』が定番のコロケーションです。『We must pay scrupulous attention to safety.』のように、安全や規則に対して一切の妥協を許さない姿勢を示す時に頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 「道徳的に正しく、不正を一切許さない」というニュアンスを持つ形容詞は?
Q: 「誠実さに欠ける、不誠実な」を意味する婉曲的な表現は?
Q: 「彼は約束を守ることに几帳面だ」の自然な表現は?