rouse
- (動)起こす、目を覚まさせる
- (動)奮い立たせる、喚起する
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
rouseは最初の「r」で舌を巻き上げ、口蓋に触れないように音を出します。続く母音「ou」は「アウ」としっかり二重母音で発音し、最後の「se」は喉を震わせて有声音の「z」で終わります。「ラウス」と無声音の「s」にならないよう注意してください。house(ハウス)の「ス」とは異なる濁った音です。
活用形
- 三単現
- rouses
- 進行形(-ing)
- rousing
- 過去形
- roused
- 過去分詞
- roused
コアイメージ
眠っている人や静かな状態のものを、強く揺さぶって活発な状態に引き上げることがコアイメージです。物理的に目を覚まさせる時や、人々の感情や行動を強く奮い立たせたい時に使います。
rouseの意味・例文
動詞
起こす、目を覚まさせる
to wake someone up from deep sleep
The loud noise roused me from a deep sleep.
大きな音が私を深い眠りから起こしました。
強い刺激で目を覚まさせる状況を表します。
Rescuers roused the unconscious man.
救助隊は意識不明の男性を目覚めさせました。
意識を回復させるような強い働きかけに使われます。
The medication can rouse patients from anesthesia.
その薬は患者を麻酔から覚醒させることができます。
医学的な文脈での覚醒にも用いられます。
奮い立たせる、喚起する
to make someone feel a particular emotion or take action
The manager tried to rouse the team's motivation.
マネージャーはチームのやる気を奮い立たせようとしました。
停滞している状態から活力を与える時に使います。
His speech roused the crowd to anger.
彼の演説は群衆の怒りを喚起しました。
群衆の強い感情を引き起こす定番の表現です。
I could not rouse myself to study last night.
昨晩は勉強するために自分を奮い立たせることができませんでした。
rouse oneself で「奮起する」という意味になります。
語源
rouseの語源は、15世紀の鷹狩りの用語で「鳥が羽をばたつかせる」や「獲物を茂みから追い立てる」という中英語に遡ります。静かな状態にあるものを激しく動かして外へ出すという成り立ちから、「目を覚まさせる」「奮い立たせる」という現在の意味に発展しました。同じ語源から派生した関連語には、より抽象的な感情や関心を呼び起こす arouse(刺激する)があります。
派生語・ファミリー
rouseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
rouseは強い刺激を与えて行動や感情を呼び覚まし、awakenは自然にまたは静かに目を覚まさせ、inciteは暴力や怒りなどのネガティブな行動を扇動します。
よくある間違い
× The alarm clock arose me. ○ The alarm clock roused me. → ariseは自動詞で「生じる」という意味です。人を起こす場合は他動詞の rouse を使います。
× The movie roused my interest. ○ The movie aroused my interest. → 興味や関心などの抽象的な感情を呼び起こす場合は、派生語の arouse を使うのが自然です。
コラム
豆知識
イギリスの議会などでは、居眠りしている議員を意図的に起こすことを rouse と表現することがあります。もともと鷹狩りで獲物を茂みから激しく追い立てる言葉だったため、静かなものを無理やり動かすという強いニュアンスが現代にも残っています。
リアルな使われ方
ネイティブは「自分を奮い立たせる」と言いたい時に rouse oneself という再帰代名詞を使った表現をよく使います。朝ベッドから抜け出せない時や、やる気が出ない時に気合を入れる状況で非常に便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
多くのスポーツ映画や戦争映画では、試合や戦闘の前にリーダーが rousing speech(士気を高める演説)を行います。映画『ブレイブハート』での主人公の演説は、まさに人々の心を rouse する名場面として知られています。
イディオム・定型句
行動へと駆り立てる
“The crisis roused them to action.”
人の怒りを買う
“His rude comment roused her ire.”
rouseを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did the loud thunderstorm rouse you from your sleep last night?
Yes, it completely awakened me around 2 AM.
Me too. I couldn't rouse myself to go back to sleep.
Same here. Now I need a strong coffee to rouse my brain.
We have a big presentation today. We need to rouse the client's interest.
Right. Let's make sure we don't calm them to sleep with boring slides.
文化的背景
日常会話で単に「起きる・起こす」と言う場合は wake up が好まれます。rouse はやや文語的で、政治演説や文学作品において人々の魂や行動を強く呼び覚ますような、ドラマチックで力強い表現として広く使われます。
よくある質問
Q. rouse とは?
眠っている人を起こしたり、人々の感情や行動を強く奮い立たせたりすることです。『The speech roused the crowd.(その演説は群衆を奮い立たせた)』のように、強い活力を与える場面で使います。
Q. rouse と arouse の違いは?
rouse は物理的に目を覚まさせたり、行動へと駆り立てたりする強い動的なイメージです。一方の arouse は『arouse curiosity(好奇心をそそる)』のように、心の中の感情や関心を呼び起こす時に使います。
Q. 日常会話で「人を起こす」と言う時に rouse は使いますか?
日常会話では wake up が一般的です。rouse は『rouse someone from a coma(昏睡状態から目覚めさせる)』のように、深い眠りや無意識の状態から強く引き戻すようなややフォーマルな響きがあります。
Q. rouse を感情の文脈で言い換えると?
やる気や活力を引き出す意味では stimulate や inspire に言い換えられます。『The leader inspired the team.(リーダーはチームを鼓舞した)』とすると、より前向きで洗練された印象になります。
Q. rouse はネガティブな文脈でも使われますか?
はい、怒りや疑念を引き起こす時にも使われます。『His strange behavior roused suspicion.(彼の奇妙な行動が疑念を呼び起こした)』のように、隠れていた感情が表面化する状況に適しています。
CHECK QUIZ
Q: 群衆を「暴動へと扇動する」のに最適な動詞は?
Q: 「私は朝6時に起きた」の自然な表現は?
Q: 「何とか奮起して宿題を終わらせた」の空欄に入るのは? I managed to rouse ( ) and finish my homework.