report to
- (動)〜に直属する
- (動)〜に報告する
- (動)〜に顔を出す
発音のコツ
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report の /r/ は舌を巻き、/pɔːr/ で口を丸めて伸ばします。最大のポイントは report の語尾の t と、前置詞 to の t が繋がる点です。「リポート・トゥ」と区切って 2 回 t を発音するのではなく、最初の t の破裂を我慢してそのまま to を発音し、「リポー・トゥ」のように滑らかに繋げてください。
活用形
- 三単現
- reports to
- 進行形(-ing)
- reporting to
- 過去形
- reported to
- 過去分詞
- reported to
コアイメージ
特定の人物や場所に赴いて状況を伝えたり、その人の指揮下に入ったりすることがコアイメージです。主に上司に進捗を報告する時や、新しい職場で責任者に顔を出す時に使います。
report toの意味・例文
動詞
〜に直属する
To work under the authority of a specific manager or supervisor.
I report to the marketing director.
私はマーケティング部長に直属しています。
自分の直属の上司が誰かを説明する定番フレーズです。
The new committee will report to the board of directors.
新しい委員会は取締役に直属します。
組織図における部署やチームの指揮系統を示します。
Who do you report to in your new job?
新しい職場では誰の部下になるのですか?
相手の上司や所属先を尋ねる時によく使われます。
〜に報告する
To give someone official information about something.
Please report the test results to the manager.
テスト結果をマネージャーに報告してください。
report A to B で「A を B に報告する」という形になります。
Citizens must report any suspicious activity to the police.
市民は不審な行動を警察に報告しなければなりません。
事件や問題などを公的機関に知らせる義務を表します。
The researchers reported their findings to the scientific community.
研究者たちはその発見を科学界に報告しました。
調査や研究の結果を公式に発表する場面で適しています。
〜に顔を出す
To go to a place or a person to announce your arrival.
All new employees must report to the HR department.
新入社員は全員、人事部に顔を出さなければなりません。
指定された場所に到着したことを知らせる義務を示します。
The soldiers each reported to their unit.
兵士はそれぞれ配属された隊に入りました。
軍隊や公的機関で指定の持ち場に就くことを表します。
I have to report to jury duty tomorrow morning.
明日の朝、陪審員の義務で裁判所に出向かなければなりません。
公的な義務を果たすために指定の場所へ行く時に使います。
語源
report は接頭辞 re-(戻って)と語根 port(運ぶ)から成り立っています。集めた情報や自分自身を特定の場所や人のもとへ「運び戻す」という成り立ちから、「報告する」「直属する」という意味に発展しました。同じ port(運ぶ)の語根を持つ関連語には、transport(輸送する)があります。
派生語・ファミリー
report toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
report to は公式な報告や直属の上下関係を示し、answer to は指示を仰ぐ服従関係や責任の所在を強調し、inform は単に情報や事実を知らせることを表します。
よくある間違い
× You should report the manager. ○ You should report to the manager. → 人に報告する場合や直属関係を表す場合は、前置詞の to が不可欠です。
× I will report to the office at 9. ○ I will arrive at the office at 9. → report to を「到着する」の意味で日常的に使うと大袈裟に聞こえます。単なる出社には arrive などを使います。
コラム
豆知識
report の語源は re(戻って)と port(運ぶ)です。港を意味する port や、国境を行き来する passport(パスポート)と同じ語根を持っています。集めた情報を上司のもとへ「運び戻す」というイメージを持つと、直属するという意味への広がりが理解しやすくなります。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、report to という動詞表現から派生して、直属の部下を direct report という名詞で呼ぶことがよくあります。「I have five direct reports.(私には 5 人の直属の部下がいます)」のように、管理職が自分のチーム規模を説明する際の定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
2002 年の SF 映画『マイノリティ・リポート(Minority Report)』では、未来の犯罪を予知して報告するシステムが描かれています。タイトルにある report は「報告書」という名詞ですが、情報を権力者に伝えるという根本的なイメージは report to と共通しています。
イディオム・定型句
〜に直属する
“He reports directly to the president.”
出勤する、就業につく
“All staff must report to work on time.”
〜に結果を報告し直す
“I will report back to you tomorrow.”
report toを使った会話例
月曜の朝、オフィスの休憩室で
I heard you joined the new project team. Who do you report to now?
I report directly to Mr. Smith. He is the project director.
That sounds great. Do you need to answer to him every day?
Yes, I have to report the daily progress to him every afternoon.
Make sure you report to his office on time for the meetings.
I will. Thanks for the advice.
文化的背景
外資系企業や英語圏のビジネス環境では、誰に report to しているか(直属の上司は誰か)が、組織内での立ち位置や権限を明確にする上で非常に重要視されます。自己紹介でも頻繁に言及される情報です。
よくある質問
Q. report to とは?
特定の人物に状況を報告したり、その人の指揮下に入ったりすることです。『I report to the director.(私は部長に直属しています)』のように、ビジネスでの人間関係を説明する際に頻出します。
Q. 「〜の部下である」と言いたい時に使えますか?
はい、組織内での上下関係を表す最も一般的な表現です。『Who do you report to?(誰の部下ですか?)』と聞かれたら、自分の直属の上司の名前や役職を答えるのが自然です。
Q. report to と answer to の違いは?
report to は組織図に基づく公式な直属関係を表します。一方の answer to は『I answer to no one.(誰の指図も受けない)』のように、誰に責任を負い、誰の指示に従うかという服従関係を強調します。
Q. report to は出勤を意味することもありますか?
はい、指定された場所に赴いて義務を果たすという意味から『report to work(出勤する)』という定型句として使われます。工場やシフト制の職場で、持ち場につくことを指示する際によく見られます。
Q. report A to B の形で使えますか?
はい、事柄を直接目的語にとり『report A to B(A を B に報告する)』の形で使えます。『I reported the issue to him.(彼に問題を報告した)』のように、情報伝達の文脈で活躍します。
CHECK QUIZ
Q: 「Who do you report to?」と聞かれた時の自然な返答は?
Q: 「彼に問題を報告した」の自然な表現は?
Q: 「私は誰の指図も受けない」と服従関係を否定するのに最適な動詞は?