prone
- (形)傾向がある、〜しがちである
- (形)うつ伏せの
発音のコツ
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prone の母音は二重母音の /oʊ/ です。日本人は「プロン」と平坦に発音しがちですが、口を丸めて「オゥ」としっかり変化させることが重要です。最初の pr は唇を前に突き出しながら「プ」と「ル」を同時に出すイメージで発音し、最後の n は舌先を上の歯茎の裏にピタッとつけて鼻から音を抜いてください。
活用形
- 三単現
- prones
- 医療分野で「うつ伏せにする」という動詞として使う場合
- 進行形(-ing)
- proning
- 医療分野で「うつ伏せにする」という動詞として使う場合
- 過去形
- proned
- 医療分野で「うつ伏せにする」という動詞として使う場合
- 過去分詞
- proned
- 医療分野で「うつ伏せにする」という動詞として使う場合
コアイメージ
特定の方向、特に悪い方向へ傾きやすい状態がコアイメージです。病気や事故、ミスなど、好ましくない事態に陥りやすい性質や傾向を説明する時に使います。
proneの意味・例文
形容詞
傾向がある、〜しがちである
likely or liable to suffer from, do, or experience something unpleasant.
The old system is prone to errors.
古いシステムはエラーを起こしやすいです。
システムや機械の不具合の傾向を表すのによく使われます。
I am prone to getting headaches in winter.
私は冬に頭痛になりがちです。
個人の体質や病気に対する傾向を伝える定番の表現です。
The coastal area is prone to flooding.
その沿岸地域は洪水の被害に遭いやすいです。
地域が自然災害に見舞われやすいことを客観的に示します。
うつ伏せの
lying flat, especially face downward.
The patient was placed in a prone position.
患者はうつ伏せの姿勢にされました。
医療や科学の分野で物理的な姿勢を正確に表す際に使います。
The suspect was lying prone on the ground.
容疑者は地面にうつ伏せに横たわっていました。
警察の動きなどを報じるニュース特有の表現です。
You must shoot the rifle from a prone position.
ライフルはうつ伏せの姿勢で撃たなければなりません。
スポーツや訓練で指定された姿勢を指示する時に適しています。
語源
prone はラテン語の pronus(前かがみの、うつ伏せの)が語源です。接頭辞の pro-(前へ)を含み、物理的に前へ傾く姿勢を表していました。そこから、特定の悪い方向へ傾きやすいという心理的・状況的な傾向へと意味が発展しました。同じ pro- を持つ関連語には、proceed(前進する)があります。
派生語・ファミリー
proneの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
proneは人の性質から好ましくない傾向があること、liableは状況からそうなる可能性が高いこと、susceptibleは外部からの影響に対して無防備であることを表します。
よくある間違い
× He is prone of making mistakes. ○ He is prone to making mistakes. → 特定の方向へ傾くという語源から、方向を示す前置詞toと結びつきます。
× She is prone to succeed. ○ She is likely to succeed. → proneは悪い傾向に使います。良い内容にはlikelyを使いましょう。
コラム
豆知識
語源の「うつ伏せ」という物理的な姿勢から、「前へ倒れやすい」=「悪い方向へ傾きがち」という性質の意味が生まれました。人間がうつ伏せに倒れる姿は無防備であり、そこからエラーや病気に対して「無防備な状態」を表すようになったと言われています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、名詞にハイフンで繋げて「〜-prone」という複合形容詞をよく作ります。例えば、スマホをよく落とす人を drop-prone と呼んだり、災害が多い地域を disaster-prone と表現したりと、柔軟に造語できる非常に便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
映画『ハリー・ポッター』シリーズの中で、ネビル・ロングボトムは accident-prone(ドジで事故に遭いやすい)なキャラクターとして描かれています。物語を通じて彼が成長していく姿は、多くのファンの心を打ちました。
イディオム・定型句
〜しがちである、〜の傾向がある
“He is prone to forget things.”
事故に遭いやすい、ドジな
“My younger brother is incredibly accident-prone.”
エラーを起こしやすい
“Manual data entry is highly error-prone.”
proneを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
I plan to go skiing this weekend, but I am worried about the weather.
Be careful. The mountains are prone to avalanches this time of year.
I will play it safe. I am quite injury-prone anyway.
You should definitely avoid the advanced trails then.
Yeah, I am liable to get hurt if I push myself too hard.
Have a great time, and stay out of trouble.
文化的背景
COVID-19のパンデミック中、「proning(患者をうつ伏せにして呼吸を助ける治療法)」という言葉がニュースで頻繁に使われ、一般の人々にもこの単語の物理的な意味が広く知られるようになりました。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. prone とは?
主に病気や事故など、好ましくない事態に陥りやすい傾向を表す形容詞です。『He is prone to mistakes.(彼はミスをしがちだ)』のように、ネガティブな性質を説明する際に使います。
Q. prone to の後は動詞の原形ですか、それとも -ing 形ですか?
どちらも使えますが、名詞や -ing 形が続くのが一般的です。『She is prone to overthinking.(彼女は考えすぎる傾向がある)』のように前置詞として扱う形がよく見られます。
Q. prone と likely の違いは?
likely は良いことにも悪いことにも使える客観的な可能性を表します。一方の prone は『He is prone to injury.(彼はケガをしやすい)』のように、ネガティブな傾向に限定されます。
Q. prone は医療現場でも使われますか?
はい、物理的に「うつ伏せの」という意味で使われます。『The patient was placed in a prone position.(患者はうつ伏せにされた)』のように、医療の文脈で頻出します。
Q. accident-prone のような使い方はできますか?
はい、名詞の後にハイフンで繋いで複合形容詞を作れます。『He is incredibly accident-prone.(彼は信じられないほど事故に遭いやすい)』のように日常会話で便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼女はビジネスで成功する可能性が高い」の自然な表現は?
Q: 「The patient is in a prone position.」の意味として正しいのは?
Q: 「彼は怒りっぽい(怒る傾向がある)」の自然な表現は?