pretext
- (名)口実、名目、かこつけ
発音のコツ
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pretext は最初の母音「iː」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「プリー」と長く発音してください。続く「text」は「テキスト」とカタカナで伸ばさず、「エ」の口で短く発音し、最後の「kst」は子音だけを連続させます。特に最後の「t」は舌先を弾いて軽く息を吐く程度に留めると自然です。
活用形
- 複数形
- pretexts
コアイメージ
真の目的を隠すために、もっともらしくでっち上げた理由がコアイメージです。何かをしたり断ったりする際の、表向きの口実や言い訳として使います。
pretextの意味・例文
名詞
口実、名目、かこつけ
A false reason used to hide the real purpose or intention.
He used a headache as a pretext to leave the party early.
彼は頭痛を口実にして、パーティーを早退しました。
別の目的を隠して早退するニュアンスが伝わります。
The company fired him under the pretext of restructuring.
会社はリストラを名目に彼を解雇しました。
不都合な真実を隠すための表向きの理由を表します。
The minor incident provided a pretext for military action.
その些細な事件は軍事行動の口実を与えました。
政治や外交における大義名分として頻出します。
She visited my office on the pretext of asking a question.
彼女は質問するという口実で私のオフィスを訪れました。
on the pretext of で「〜という口実で」という意味になります。
語源
pretext は接頭辞 pre-(前に)とラテン語の texere(織る)から成り立っています。「前もって織り上げられたもの」という成り立ちから、真実を隠すために「あらかじめ用意された作り話」という意味に発展しました。同じ texere の語根を持つ関連語には、text(文章)や context(文脈)があります。
派生語・ファミリー
pretextの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
pretext は真の目的を隠す意図的な作り話、excuse は過ちを許してもらうための弁明、alibi は現場にいなかったことを証明する不在証明です。
よくある間違い
× He gave a pretext for being late. ○ He gave an excuse for being late. → 言い訳は excuse です。pretext は真の目的を隠す作り話です。
× She left under the pretext to be sick. ○ She left under the pretext of being sick. → to 不定詞ではなく、of +動名詞や that 節を後ろに続けます。
コラム
豆知識
語源であるラテン語の toga praetexta は、古代ローマの高官や子供が着る縁取りのあるトーガ(衣服)を指しました。この「表向きの飾り」という概念が、時代を経て真実を隠すための「口実」という意味に変化したと言われています。
リアルな使われ方
ニュース記事では provide a pretext for 〜(〜の口実を与える)という表現が頻出します。些細な国境での小競り合いが全面的な軍事侵攻の大義名分として利用されるなど、政治的な意図を持った行動を説明する際に欠かせないフレーズです。
映画・音楽での使われ方
スパイ映画や探偵小説において、主人公が敵の施設に潜入する際によく under the pretext of a delivery(配達を口実に)といった表現が使われます。正体を隠して目的を果たすスリリングな物語の展開を象徴するキーワードです。
イディオム・定型句
〜を口実にして、〜を名目に
“They entered the building under the pretext of a fire inspection.”
〜という口実で
“He resigned on the pretext that his health was failing.”
pretextを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you hear that John left the company?
Yes. He said it was for personal reasons, but that was just a pretext.
Really? What was the real reason?
He was actually fired under the pretext of poor performance.
That makes sense. I thought his sudden departure was strange.
Yeah. He needed a good excuse to save face.
文化的背景
政治や外交のニュースにおいて、他国への軍事介入や制裁の「大義名分(口実)」を表す際によく登場する単語です。日常会話よりもフォーマルな文脈で好まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. pretext とは?
真の目的を隠すために用意した表向きの理由や口実のことです。『He called me on the pretext of asking a question.(質問を口実に電話してきた)』のように使います。
Q. pretext と excuse の違いは?
excuse は自分の過ちを許してもらうための弁明です。一方の pretext は『a pretext for war(戦争の口実)』のように、裏の目的を隠すための意図的な作り話という悪意のニュアンスを含みます。
Q. under the pretext of はどう使いますか?
「〜を口実にして」という意味の頻出フレーズです。『He left early under the pretext of illness.(彼は病気を口実に早退した)』のように、後ろに名詞や動名詞を伴います。
Q. pretext はどんな場面で使いますか?
政治やビジネスにおいて、リストラや軍事行動などの大義名分を語るフォーマルな場面でよく使われます。『They used it as a pretext.(彼らはそれを口実として使った)』のように表現します。
Q. pretext を簡単な言葉で言い換えると?
意図的に作られた嘘の理由なので、false reason や false excuse に言い換えられます。『It was just a false reason.(それは単なる嘘の理由だった)』と表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 「宿題を忘れた時の言い訳」に最適な単語は?
Q: 「病気を口実にして」の自然な表現は?