potentially
- (副)潜在的に、もしかすると
- (副)場合によっては
発音のコツ
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potentially は第 2 音節の「ten」にアクセントを置きます。最初の「po」は力を抜いて曖昧な音にし、「ten」ははっきりと発音します。続く「tial」の部分は唇を少し前に突き出して「シャ」のように発音します。全体として「ポテンシャリー」と平坦に読まず、「テン」を強調してリズムよく発音しましょう。
コアイメージ
目には見えないが、将来そうなる可能性を秘めていることがコアイメージです。まだ起きていない事柄について、場合によっては起こり得ると言及したい時に使います。
potentiallyの意味・例文
副詞
潜在的に、もしかすると
with a possibility of happening or becoming something
The new virus is potentially dangerous.
その新しいウイルスは潜在的に危険です。
まだ被害は出ていなくても、将来的に危険になる可能性を示します。
This is a potentially lucrative market.
これはもしかすると儲かる市場です。
大きな利益を生み出す見込みがあるポジティブな文脈です。
The treatment could potentially cure the disease.
その治療法は潜在的にその病気を治す可能性があります。
研究段階などで、将来的な効果を期待する際に使われます。
場合によっては
possibly, often used to indicate a negative outcome
Eating this could be potentially harmful.
これを食べるのは場合によっては有害になりかねません。
最悪の場合、健康に害を及ぼすリスクを警告しています。
A delay could potentially ruin the project.
遅延は最悪の場合、プロジェクトを台無しにしかねません。
ビジネスにおいて避けたいネガティブな結果を示唆します。
The storm is potentially life-threatening.
その嵐は場合によっては命に関わる危険があります。
自然災害などの深刻な脅威を伝える定型的な表現です。
語源
potentially は、ラテン語の potentia(力、能力)に由来します。内に秘めた力や能力がある状態から、「潜在的に」「可能性がある」という意味に発展しました。同じ語根(potere:〜できる)を持つ関連語には、potential(潜在的な、可能性)や potent(強力な、効能のある)があります。
派生語・ファミリー
potentiallyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
potentially は内に秘めた可能性を示し、possibly は起こり得るが確率は低いことを示し、probably は十中八九起こるだろうという高い確率を示します。
よくある間違い
× This is a potentially problem. ○ This is a potential problem. → potentially は副詞なので名詞を修飾できません。名詞を修飾する場合は形容詞の potential を使います。
× He will potentially to win the game. ○ He will potentially win the game. → potentially の後に to 不定詞を続けることはできません。助動詞と動詞の原形の間に置くのが自然です。
コラム
豆知識
potentially の語根であるラテン語の potentia(力)は、omnipotent(全能の)や impotent(無力な)といった単語にも共通しています。内に秘めた「力」というイメージを持っておくと、この単語の持つ力強い可能性のニュアンスが理解しやすくなります。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスシーンで、リスクを直接的に指摘するのを避けるために potentially をよく使います。例えば「This is a bad idea」と言う代わりに「This is potentially problematic(場合によっては問題になり得る)」と表現し、角が立たないように工夫します。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの医療シーンで、医師が「It's potentially fatal(場合によっては命に関わる)」と告げる場面がよく登場します。最悪の事態を想定しつつも、まだ確定していない状況を表現するのに最適なフレーズであり、緊張感のあるシーンを演出します。
イディオム・定型句
潜在的な危険を伴う
“This substance is potentially hazardous to your health.”
一触即発の状況
“The police arrived at a potentially explosive situation.”
potentiallyを使った会話例
水曜の午後、会議室で同僚と
Have you seen the proposal for the new project?
Yes. It is potentially a great opportunity for our team.
I agree, but we must also consider the potential risks involved.
True. The market is probably going to change soon.
Exactly. A sudden shift could potentially ruin our sales.
Let's schedule a meeting to discuss the details tomorrow.
文化的背景
potentially はビジネスやニュースにおいて、断定を避けつつリスクや将来の可能性を示唆する際に非常に便利な単語です。直接的な表現を避けることで、相手に配慮した丁寧なコミュニケーションが可能になります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. potentially とは?
目には見えないが、将来そうなる可能性を秘めていることを表す副詞です。『This is a potentially dangerous situation.(これは潜在的に危険な状況です)』のように、リスクや見込みを語る際に使います。
Q. potentially と possibly の違いは?
potentially は物事の性質として内に秘めた能力や危険性があることを強調します。一方の possibly は、単にそれが起こる確率があることを示し、『It could possibly rain.(もしかすると雨が降るかもしれない)』のように使います。
Q. potentially は文のどこに置きますか?
動詞の前や、be動詞・助動詞の後ろ、あるいは形容詞の直前に置くのが一般的です。『The new law is potentially unconstitutional.(その新法は違憲の可能性がある)』のように形容詞を修飾する形が頻出します。
Q. potentially はネガティブな文脈でしか使えませんか?
いいえ、ポジティブな文脈でも使えます。日常会話では危険やリスクを警告する際に多く使われますが、ポジティブな例として『It is a potentially lucrative market.(それはもしかすると儲かる市場だ)』などがあります。
Q. potentially の形容詞形や名詞形は?
形容詞形は potential(潜在的な)、名詞形も potential(潜在能力、可能性)です。『She has great potential.(彼女には素晴らしい潜在能力がある)』のように、名詞としても日常的によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「明日は(ひょっとすると)雪が降るかもしれない」の空欄に入るのは?
Q: 「We must identify all _____ problems.」の空欄に入るのは?
Q: 「もしかすると儲かる(利益が出る)市場」を表す自然な表現は?