plea
- (名)懇願、切実なお願い
- (名)答弁、申し立て
- (名)言い訳、口実
発音のコツ
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plea の発音は /pliː/ です。最初の子音「pl」は、唇を閉じて息を破裂させる「p」から、すぐに舌先を上の歯茎の裏につけて「l」へと滑らかに繋ぎます。続く母音「iː」は日本語の「イ」よりも口を横に引き、少し長めに伸ばして発音しましょう。「プリー」とカタカナで平坦に読まず、最初の「p」を軽く添えるのがコツです。
活用形
- 複数形
- pleas
コアイメージ
切実な思いで相手に強く助けや許しを求めることがコアイメージです。感情を込めて必死にお願いをする時や、法廷で有罪・無罪の申し立てをする時に使います。
pleaの意味・例文
名詞
懇願、切実なお願い
An urgent and emotional request.
She made a desperate plea for forgiveness.
彼女は許しを求めて必死の懇願をしました。
感情を込めて強くお願いする場面で使います。
The president issued a plea for peace.
大統領は平和を求める切実な訴えを発表しました。
社会的な問題に対して強く行動を促す表現です。
His plea for donations went viral online.
彼の寄付を求める懇願はネット上で拡散されました。
支援や助けを求めるネット上の呼びかけにも適しています。
We must not ignore their plea for help.
私たちは彼らの助けを求める懇願を無視してはなりません。
a plea for help で「助けを求める懇願」という定型句になります。
答弁、申し立て
A formal statement by or on behalf of a defendant.
The suspect entered a guilty plea.
容疑者は有罪の答弁を行いました。
法廷で罪を認めるかどうかの正式な申し立てを指します。
The lawyer prepared a plea of self-defense.
弁護士は正当防衛の申し立てを準備しました。
裁判において自分の立場を主張する文脈で使われます。
The judge accepted the proposed plea bargain.
裁判官は提案された司法取引を受け入れました。
plea bargain は司法取引を意味する重要な法律用語です。
言い訳、口実
A claim that a circumstance means one should not be blamed.
He left early on the plea of illness.
彼は病気を口実にして早退しました。
何かを逃れるための理由や口実として機能する使い方です。
We cannot accept ignorance as a plea.
無知を言い訳として受け入れることはできません。
責任を回避するための主張を退ける時に使います。
Her plea of a busy schedule was rejected.
彼女の忙しいスケジュールという言い訳は却下されました。
正当な理由として認められないニュアンスを含みます。
語源
plea の語源は、ラテン語の placere(喜ばせる、満足させる)にさかのぼります。これが古フランス語で「合意」や「法廷での主張」を意味する言葉になり、英語で「懇願」や「申し立て」という意味に発展しました。相手を納得させて自分の望む結果を得ようとする成り立ちが背景にあります。同じ語根を持つ関連語には、please(喜ばせる、どうか)があります。
派生語・ファミリー
pleaの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
plea は感情的で切実な懇願を、appeal は公的または論理的に支援を求める訴えを、request は日常的で丁寧なお願いを表します。
よくある間違い
× He made a plea of help. ○ He made a plea for help. → 「〜を求める懇願」と言う時は、目的を表す前置詞 for を使います。
× The lawyer entered a plead. ○ The lawyer entered a plea. → plead は動詞であり、法廷で「答弁を行う」という名詞のまとまりには plea を使います。
コラム
豆知識
plea は法律用語としての側面を強く持っています。中世のイギリスでは、国王の法廷で争われる重大な事件を「Common Pleas(民事訴訟)」と呼んでいました。現代でも、単なるお願いを超えた「公式な申し立て」という重々しい響きを持つのは、こうした歴史的背景があるためです。
リアルな使われ方
ネイティブは日常の深刻な状況で a plea for help(助けを求める懇願)というフレーズをよく使います。単なるお願い(request)では伝わらない、切迫した感情を相手に訴えかける時に効果的です。SNS で寄付や行方不明者の捜索を呼びかける際にも頻繁に用いられます。
映画・音楽での使われ方
法廷ドラマの金字塔『ロー&オーダー(Law & Order)』では、検察官と弁護士が plea bargain(司法取引)をめぐって激しい交渉を繰り広げるシーンが毎回のように登場します。この番組を見ると、アメリカの司法制度における plea の重要性がよく分かります。
イディオム・定型句
答弁を行う
“The defendant will enter a plea tomorrow.”
〜を口実にして
“He stayed home on the plea of a headache.”
司法取引
“The prosecutor offered him a plea bargain.”
pleaを使った会話例
ニュースを見ながらリビングで家族と
Did you see the news? The suspect entered a not guilty plea.
Yes, I did. I thought he would accept a plea bargain.
The victim's family made a desperate plea for a strict sentence.
It is a difficult situation. The judge will have to make a big decision.
I just hope their appeal to the public brings some changes.
Me too. We cannot ignore their plea for justice.
文化的背景
アメリカの法廷制度では、裁判の初期段階で被告人が有罪(guilty)か無罪(not guilty)かを答える手続きがあり、これを entering a plea と呼びます。司法取引(plea bargain)が非常に一般的で、多くの事件が裁判の前にこの形で決着します。
よくある質問
Q. plea とは?
切実な思いで助けや許しを求めることです。『She made a plea for help.(彼女は助けを懇願した)』のように、感情を込めた強いお願いを表します。
Q. plea はどんな場面で使いますか?
命の危機や深刻なトラブルなど、必死の助けが必要な場面で使われます。『a desperate plea(必死の懇願)』はニュースやドラマでよく耳にする定型表現です。
Q. plea と plead の違いは?
plea は名詞で「懇願」、plead は動詞で「懇願する」です。『He will plead with the judge.(彼は裁判官に懇願するだろう)』のように使い分けます。
Q. ニュースでよく聞く plea bargain とは?
被告人が罪を認める代わりに刑を軽くしてもらう「司法取引」のことです。『He accepted a plea bargain.』のように、アメリカの法廷ニュースで頻出する言葉です。
Q. plea の後にはどの前置詞が続きますか?
何を求めているかを示すために for がよく続きます。『a plea for peace(平和への切実な願い)』のように、名詞を後ろに置いて目的を明確にします。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は無罪の答弁を行った」の正しい英語は?
Q: 「アンケート記入の丁寧なお願い」に最適な名詞は?
Q: 「平和を求める懇願」の自然な表現は?