particle
- (名)粒子、微粒子
- (名)ごく小さな粒、微量
- (名)不変化詞、小辞
発音のコツ
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particle は最初の「パ」にアクセントを置きます。口を大きく開けて「pɑ́ːr」と発音し、Rの音をしっかり響かせてください。続く「ti」は力を抜いて短く「ティ」と添え、最後の「cle」は母音を入れずに舌先を上の前歯の裏につけて「クル」と発音します。「パーティクル」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- particles
コアイメージ
物理的なごく小さな「粒」や、目に見えないほどの「微量」であることがコアイメージです。科学的な話題や、ほんのわずかな量を強調したい時に使います。
particleの意味・例文
名詞
粒子、微粒子
A very small piece of matter in physics or chemistry.
Electrons are considered elementary particles.
電子は素粒子と考えられています。
物理学や化学の専門的な文脈で使われます。
The machine can detect radioactive particles in the air.
その機械は空気中の放射性微粒子を検出できます。
目に見えないほど小さな物質を指します。
Our new filter captures 99% of airborne particles.
当社の新しいフィルターは空気中の微粒子の99%を捕集します。
airborne particles(浮遊微粒子)は製品説明で頻出します。
ごく小さな粒、微量
A very small amount of something.
I got a particle of dust in my eye.
目にほこりの粒が入りました。
物理的な小さな破片やゴミを表す時に使います。
There is not a particle of evidence to support this claim.
この主張を裏付ける証拠は微塵もありません。
not a particle of で「わずかな〜もない」と全否定します。
He doesn't have a particle of common sense!
彼には常識の欠片もない!
抽象的な概念に対して、感情を込めて否定する際に便利です。
不変化詞、小辞
A word that does not change its form, such as a preposition.
In English, phrasal verbs consist of a verb and a particle.
英語において、句動詞は動詞と不変化詞から成り立ちます。
前置詞や副詞など、形が変わらない短い単語を指します。
The Japanese language uses postpositional particles extensively.
日本語は後置詞(助詞)を広範囲に使用します。
日本語の「てにをは(助詞)」も particle と訳されます。
Some particles add subtle nuances to the sentence.
いくつかの不変化詞は文に微妙なニュアンスを加えます。
語学学習や言語学の専門用語として重要です。
語源
particle はラテン語の pars(部分)に、縮小辞の -cula(小さな)が結びついて生まれました。「ごく小さな部分」という成り立ちから、現在の「粒子」や「微量」という意味に発展しました。同じ pars(部分)の語根を持つ関連語には、particular(ある特定の部分を取り出した=特定の、個別の)があります。
派生語・ファミリー
particleの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
particle は物質の非常に小さな粒や微量な部分を、atom は化学元素としての最小単位である原子を、molecule は複数の原子が結合してできた分子を指します。
よくある間違い
× I got particle of dust in my eye. ○ I got a particle of dust in my eye. → particle は数えられる名詞なので、単数形の場合は必ず a や the などの冠詞が必要です。
× There is no particles of evidence. ○ There is not a particle of evidence. → 「わずかな〜もない」と強調する場合は、not a particle of という単数形の決まったフレーズを使います。
コラム
豆知識
物理学の世界には「神の粒子(God particle)」と呼ばれる有名な粒子があります。これは物質に質量を与える「ヒッグス粒子」の愛称で、宇宙の成り立ちを解明する上で極めて重要な発見とされました。科学の奥深さを感じさせる、スケールの大きなエピソードです。
リアルな使われ方
ニュースや天気予報では、大気汚染の話題で airborne particles(空気中の浮遊微粒子)という表現がよく登場します。花粉や黄砂、排気ガスなど、目に見えないほど小さな有害物質を指す際の実用的な定型表現です。環境問題が重視される現代において頻出するフレーズです。
映画・音楽での使われ方
マーベル映画『アントマン(Ant-Man)』には、「ピム粒子(Pym Particles)」という架空の物質が登場します。この粒子を使うことで、主人公はアリのように小さくなったり、巨大化したりと、物体のサイズを自由自在に操ることができます。SF作品でもよく使われる単語です。
イディオム・定型句
ほんのわずかな〜もない
“There is not a particle of truth in his story.”
わずかな真実、一理
“His explanation contains a particle of truth.”
神の粒子(ヒッグス粒子)
“Scientists finally discovered the God particle.”
particleを使った会話例
研究室で、空気の質について話す学生たち
I am analyzing the air quality data from the lab.
Did you find many airborne particles in the sample?
Yes, mostly dust particles and some complex molecules.
It is surprising how a single particle can affect the results.
Exactly. There is not a particle of doubt that we need better filters.
I agree. Let's report this to the professor tomorrow.
文化的背景
日常会話ではほこりや大気汚染の文脈で頻出しますが、英語圏のニュースでは「PM2.5(Particulate Matter 2.5)」のように、関連語の particulate が使われることも多いです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. particle とは?
物質を構成するごく小さな「粒」や、ほんのわずかな「微量」のことです。『There is a particle of truth in it.(それにはわずかな真実がある)』のように、物理的な粒だけでなく比喩的にも使えます。
Q. particle, atom, molecule の違いは?
particle は「小さな粒」全般を指す一般的な言葉です。一方の atom は「原子」、molecule は「分子」という特定の科学的単位を指します。『a dust particle(ほこりの粒)』とは言いますが、atom とは言いません。
Q. particle は日常会話でも使いますか?
はい、特にほこりや空気の汚れについて話す時によく使います。『The air purifier removes airborne particles.(空気清浄機が空気中の微粒子を除去する)』のように、家電の説明やニュースで頻出します。
Q. 否定文での particle の使い方は?
抽象的な名詞と組み合わせて「わずかな〜もない」と全否定する表現として使われます。『He doesn't have a particle of common sense.(彼には常識の欠片もない)』のように、強い否定のニュアンスを持ちます。
Q. 言語学における particle とは何ですか?
前置詞や副詞など、形が変化しない短い単語(不変化詞)を指します。例えば句動詞の構成要素として、『The particle "up" changes the meaning of "give".』のように文法解説で登場します。
CHECK QUIZ
Q: 水の「分子」を英語で表現するのに最適な単語は?
Q: 「彼の話には真実の欠片もない」の自然な表現は?
Q: 言語学における particle の意味は?