owing
- (形)未払いで、借りとなっていて
- (前)〜のために、〜が原因で
発音のコツ
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owing の発音は「オウイング」です。最初の「オウ」は二重母音なので、口をすぼめて「オ」と言った後、唇を丸めて「ウ」としっかり発音します。続く「ing」は鼻に抜ける音(鼻音)で、日本語の「グ」のように喉の奥で破裂させないよう注意してください。アクセントは最初の「オ」に置きます。
活用形
- 複数形
- owings
- 未払い金・負債を意味する名詞としての複数形(まれ)
コアイメージ
お金をまだ支払っていない、または借りたままである状態がコアイメージです。主に未払いの金額について話す時や、owing to の形で原因を説明する時に使います。
owingの意味・例文
形容詞
未払いで、借りとなっていて
not yet paid or given back
The balance owing must be paid by Friday.
未払いの残金は金曜日までに支払わなければなりません。
balance owing は請求書などで頻出する表現です。
He has some money owing to his friend.
彼は友人にいくらかお金を借りています。
個人間の貸し借りについても使われます。
The total amount owing was calculated carefully.
未払いの総額が慎重に計算されました。
amount owing は名詞の後ろに置いて修飾します。
前置詞
〜のために、〜が原因で
because of or on account of
The flight was canceled owing to heavy snow.
大雪のため、その便は欠航になりました。
owing to の形で原因や理由を表します。
Owing to unforeseen circumstances, the meeting is postponed.
予期せぬ事情により、会議は延期されます。
文頭に置いて全体の理由を説明するのによく使われます。
The delay was owing to a technical issue.
その遅れは技術的な問題によるものでした。
問題の原因を客観的に述べる時に適しています。
語源
owe(借りている)の現在分詞形 owing から派生しました。owe は古英語の agan(持つ、所有する)に由来し、「持つべきものを持っている」状態から「借りがある」へと意味が変化しました。そこに -ing がついて「借りとなっている状態」を表すように発展しました。同じ語根を持つ関連語には、own(自身の、所有する)があります。
派生語・ファミリー
owingの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
owing はまだ支払われていない状態を、unpaid は支払われるべきものが未払いであることを、due は支払い期限が来ていて支払う義務があることを表します。
よくある間違い
× The owing amount is 50 dollars. ○ The amount owing is 50 dollars. → owing は名詞の直前ではなく、後ろから修飾するのが正しい語法です。
× Owing the rain, we stayed home. ○ Owing to the rain, we stayed home. → 「〜のために」という原因を表す場合は、owing to の形で使います。
コラム
豆知識
語源である動詞 owe は、古英語で「持つ」「所有する」という意味でした。「持つべきものを持っている」状態から「借りがある」という意味に変化した面白い歴史があります。現在でも own(所有する)と同じ語根を共有しており、言葉の成り立ちの奥深さを感じさせます。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスメールや請求書などで the amount owing(未払い金額)という表現を頻繁に使います。名詞の前に置く unpaid とは異なり、必ず名詞の後ろに置く後置修飾の形をとるのが特徴的な実用フレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンや取り立ての場面で、「There is money owing.(未払い金がある)」というセリフが登場することがあります。緊迫した状況で、法的な支払い義務を強調する際によく使われる表現です。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のような金融作品でも耳にします。
イディオム・定型句
出来事の原因や理由を示す「〜のために、〜が原因で」
“The game was delayed owing to rain.”
支払いが必要な請求書などの未払い残高
“Please pay the balance owing immediately.”
全額または一部が未払いとなっている金額
“The total amount owing is shown below.”
owingを使った会話例
月曜の朝、オフィスで経理担当の同僚と
Did you check the invoices from last month?
Yes, but there is still a large balance owing.
Really? Is that due to the recent system error?
Partly. Also, some payments were delayed owing to the holiday.
We should send reminders for the unpaid accounts today.
I agree. I will list up the total amount owing by noon.
文化的背景
owing to は due to や because of と同様に原因を表す表現として広く使われます。イギリス英語のフォーマルな文書やニュース報道で好まれる傾向がありますが、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. owing とは?
お金をまだ支払っていない、または借りたままである状態のことです。『The amount owing is 100 dollars.(未払い金額は100ドルです)』のように、ビジネスや金融の文脈でよく使われます。
Q. owing は文のどこに置けばいいですか?
通常は名詞の後ろに置いて修飾します。『the balance owing(未払いの残高)』のように、金額を表す名詞の直後に配置するのが自然な使い方です。
Q. owing to と due to の違いは?
どちらも「〜のために」という意味ですが、owing to は文頭で副詞的に使いやすい特徴があります。『<<Owing>> to the rain, we stayed home.』のように文全体の理由を説明する時に便利です。
Q. owing を言い換えると?
支払いが済んでいない状態を強調する場合は unpaid に言い換えられます。『the unpaid balance(未払いの残高)』のように、請求書などの支払いが滞っている場面でよく使われます。
Q. owing は日常会話でも使いますか?
金額の未払いを表す owing は少し硬い表現なので、日常会話では単に owe(借りている)を動詞として使う方が自然です。『I owe you 10 dollars.』のように表現します。
CHECK QUIZ
Q: 「悪天候のため」を表す自然な表現は?
Q: 「明日が支払い期限の家賃」を表すのに最適な形容詞は?
Q: 「未払い金額」を英語で正しく表現しているのは?