omen

  • ()予兆、前兆
UK/ˈoʊmən/

発音のコツ

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omen の発音は最初の母音にアクセントを置きます。「オーメン」と平坦に伸ばすのではなく、口を丸めて「オゥ」と二重母音で発音してください。後半の「men」は「メン」とハッキリ発音せず、力を抜いて「マン」と「モン」の中間のような曖昧な音(シュワー)にして素早く終わらせるのがコツです。

活用形

複数形
omens

コアイメージ

未来に起こる出来事、特に悪いことを暗示するサインであることがコアイメージです。何かが起こる前触れや不吉な予期を感じた時に使います。

omenの意味・例文

名詞

可算

予兆、前兆

A sign of what is going to happen in the future.

日常会話

A black cat crossing your path is considered a bad omen.

黒猫が目の前を横切るのは不吉な予兆とされています。

a bad omen(不吉な予兆)という形で日常的に使われます。

ニュース

The sudden drop in stock prices was an omen of recession.

株価の急落は景気後退の前兆でした。

経済や政治の文脈で、悪い事態の前触れとして使います。

アカデミック

In ancient times, eclipses were often interpreted as an omen.

古代において、日食はしばしば予兆として解釈されました。

古代の占いや迷信に関する歴史的な文脈で頻出します。

ビジネス

The successful meeting is a good omen for our future partnership.

会議の成功は、今後の提携にとって良い兆しです。

good を伴うと、明るい未来への期待を示すことができます。

語源

ラテン語の omen(予兆、前兆)に由来します。古くは神の意志を伝える言葉や鳥の飛び方などから未来を読み解く「神託」を指していました。そこから、未来の出来事(特に不吉なこと)を暗示するサインという意味に発展しました。関連語には、この語を語源に持つ形容詞 ominous(不吉な)があります。

派生語・ファミリー

形容詞ominous
副詞ominously

omenの使い方

よく使う組み合わせ

a good omen (良い予兆)a bad omen (不吉な予兆)an ill omen (不吉な前兆)read the omens (予兆を読み解く)take it as an omen (それを予兆として受け取る)

使い分け

omen は未来の運命的な出来事の予兆を、sign は事象を示す一般的な印や兆候を、portent は重大な災害や歴史的な出来事の不吉な前触れを表します。

The dark clouds seemed like a bad omen.

未来の不吉な出来事を暗示する神秘的なニュアンスです。

His smile was a sign of relief.

現在の状態や日常的な兆候を示す一般的なニュアンスです。

portent

The comet was seen as a portent of disaster.

重大な災害や歴史的事件の前触れという重いニュアンスです。

よくある間違い

× The dark sky is an omen that it will rain soon. ○ The dark sky is a sign that it will rain soon. → omen は神秘的・運命的な予兆を指します。日常的な天気の兆候には sign を使います。

× I have a bad omen about this project. ○ I have a bad feeling about this project. → 人の主観的な予感には feeling を使います。omen は客観的に起きた事象を指します。

コラム

豆知識

1976年の大ヒットホラー映画『オーメン』は、この単語の知名度を一気に引き上げました。映画の影響で、日本でも「オーメン=悪魔や不吉なもの」というイメージが定着しましたが、本来の英単語は文脈によって「良い予兆」を指すこともできます。

リアルな使われ方

ネイティブは何か縁起の悪いことが起きた時、冗談めかして「Is that a bad omen?(それって不吉な予兆?)」と言います。大事なプレゼンの朝にコーヒーをこぼした時などに、自虐的なユーモアとして日常会話でよく使われるフレーズです。

映画・音楽での使われ方

映画『オーメン』の他に、イギリスの作家ニール・ゲイマンとテリー・プラチェットによるファンタジー小説『グッド・オーメンズ(Good Omens)』があります。天使と悪魔が協力して世界を救う物語で、タイトルは直訳で「良い予兆」を意味しています。

イディオム・定型句

イディオムa bird of ill omen

不吉な知らせをもたらす人

He is known as a bird of ill omen.

定型句an omen of things to come

これから起こる事態の予兆

This small mistake is an omen of things to come.

omenを使った会話例

週末のキャンプに向かう車の中で

A

Look at those black clouds. Is that a bad omen?

B

I hope not. But it is definitely a sign of heavy rain.

A

Maybe we should turn back. I have a bad feeling about this.

B

Don't be so superstitious. It is just a little rain, not a portent of disaster.

A

True, but my favorite coffee mug broke this morning. Another bad omen.

B

You are overthinking it. Let's just enjoy the trip.

文化的背景

欧米文化では、黒猫が横切る、鏡が割れる、13日の金曜日などが不吉な予兆として広く知られています。古代ローマ時代から鳥の飛び方などで吉凶を占う文化があり、日常の事象から未来のサインを読み解こうとする心理は現代の英語圏にも深く根付いています。

よくある質問

Q. omen とは?

未来に起こる出来事、特に不吉なことを暗示するサインのことです。『A broken mirror is a bad omen.(割れた鏡は不吉な予兆だ)』のように、迷信や運命的な出来事に対して使います。

Q. omen と sign の違いは?

omen は運命的で神秘的な予兆を指すのに対し、sign はより日常的で一般的な兆候を指します。『He showed no sign of fatigue.(彼は疲労の兆候を見せなかった)』のように、sign は現在の状態にも使えます。

Q. omen は良い意味でも使えますか?

良い意味でも悪い意味でも使えますが、悪い意味で使われることが圧倒的に多いです。良い意味の場合は『This sunny weather is a good omen.(この晴天は良い予兆だ)』のように good を補います。

Q. omen に関連する形容詞は何ですか?

不吉な状態を表す ominous という形容詞があります。『The dark clouds looked ominous.(暗い雲が不吉に見えた)』のように、天候や雰囲気が悪い出来事を暗示している時によく使います。

Q. 日常の些細な嫌な予感にも omen を使いますか?

omen は少し文学的で大げさな響きがあるため、些細なことにはあまり使いません。カジュアルな「嫌な予感がする」と言いたい時は『I have a bad feeling about this.』とする方が自然です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は回復の兆候を見せた」の自然な表現は?

Q: 「良い予兆」を表す最も一般的な英語表現は?

Q: 「I have a bad feeling.」を omen を使って書き換えるとどうなる?