nobility
- (名)貴族、貴族階級
- (名)高貴さ、気高さ
発音のコツ
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nobility は第2音節の「bɪ」にアクセントがあります。「ノウ・ビ・リ・ティ」と平坦に読まず、最初の「no」は「ノウ」と二重母音にし、「bɪ」を強く短く発音します。後半の「lity」は力を抜き、アメリカ英語では t がラ行のような弾き音(フラップT)になるため「ノウビラリィ」のように聞こえます。
活用形
- 複数形
- nobilities
- 通常は the nobility と単数形で集合的に用います
コアイメージ
生まれの身分や、精神的な品格が周囲から際立って高く優れていることがコアイメージです。歴史的な文脈で貴族階級を指す時や、人の気高さを称賛する時に使います。
nobilityの意味・例文
名詞
貴族、貴族階級
People of high social rank, especially those who have titles.
The nobility owned most of the land in the country.
貴族階級がその国の大部分の土地を所有していました。
歴史的な文脈において the nobility の形で頻出します。
Members of the nobility attended the royal wedding.
貴族のメンバーたちが王室の結婚式に出席しました。
個々の貴族を指す場合は members of the nobility と表現します。
He was born into the French nobility.
彼はフランスの貴族階級の家に生まれました。
特定の国の貴族階級を指して使うことができます。
高貴さ、気高さ
The quality of being noble in character, mind, or birth.
She impressed everyone with the nobility of her character.
彼女は自分の人格の高貴さで皆を感銘させました。
精神や人格が優れていることを称賛する表現です。
There is a certain nobility in admitting your mistakes.
自分の過ちを認めることには、ある種の気高さがあります。
立派な行いや態度に対して日常的にも使われます。
The author explores the true nobility of the human spirit.
著者は人間の精神の真の気高さを探究しています。
文学や哲学の議論で抽象的な概念として登場します。
語源
nobility は形容詞 noble(高貴な)に、状態を表す接尾辞 -ity がついた形です。遡るとラテン語の nobilis(よく知られた、優れた)に由来します。「広く名を知られている」状態から、「身分が高い」「精神的に優れている」という意味へ発展し、現在の「貴族階級」や「高貴さ」を表すようになりました。同じ語根の関連語には ignoble(卑劣な)があります。
派生語・ファミリー
nobilityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
nobility は称号を持つ貴族階級全体を、aristocracy はその中でも特権や富を持つ最上位の支配階級を、royalty は国王や女王などの王族を指します。
よくある間違い
× Nobility lived in large castles. ○ The nobility lived in large castles. → 「貴族階級」という集合体を指す場合は、必ず the をつけて the nobility とします。
× Three nobilities attended the royal wedding. ○ Three nobles attended the royal wedding. → nobility は階級全体を指すため、個人の貴族を数える時は noble や nobleman を使います。
コラム
豆知識
英語の nobility は、フランス語の noblesse(ノブレス)と同じ語源を持っています。社会的に地位の高い者にはそれに伴う重い責任があるという道徳観「noblesse oblige(高貴なる者の義務)」は、日本のビジネスや教育の場でもよく引用される有名な概念です。
リアルな使われ方
現代の日常会話で「貴族」について話す機会は少ないため、nobility は「気高さ」という意味で使われることの方が多いです。例えば nobility of character(人格の高貴さ)という表現は、誰かの立派な振る舞いを称賛するフォーマルな場面で登場します。
映画・音楽での使われ方
Netflixのメガヒット時代劇ドラマ『ブリジャートン家(Bridgerton)』では、19世紀初頭のロンドンを舞台に、イギリスの nobility(貴族階級)の華やかな社交界やスキャンダルが鮮やかに描かれており、当時の階級社会の雰囲気を存分に味わうことができます。
イディオム・定型句
貴族の出身で、貴族階級に属して
“He is a man of the nobility.”
困難な状況でも失われない精神の気高さ
“She showed great nobility of spirit.”
土地を所有して権力を持つ地主貴族
“The landed nobility held most of the power.”
nobilityを使った会話例
大学の歴史の授業後、学生同士で
Did you understand the lecture on the French Revolution?
Mostly. The conflict between the nobility and the commoners was fascinating.
Yeah. I didn't realize how much land the aristocracy actually controlled.
Exactly. And the nobility were completely exempt from paying most taxes.
It's no wonder the people revolted. Did any nobles support the revolution?
A few did, showing true nobility of spirit by giving up their privileges.
That makes sense. I need to review my notes before the exam.
Let's study together at the library later.
文化的背景
イギリスには現在でも爵位を持つ貴族階級が存在しますが、アメリカには建国時から貴族制度が存在しないため、主に歴史やヨーロッパの話題で登場します。言葉の定義として英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. nobility とは?
生まれの身分が高い「貴族階級」や、精神的な「気高さ」を意味する名詞です。『The nobility owned the land.(貴族が土地を所有していた)』のように歴史の文脈で頻出します。
Q. nobility と aristocracy の違いは?
どちらも貴族を指しますが、nobility は男爵などの称号を持つ階級全体を指し、aristocracy はその中でも富と権力を握る頂点の支配層を指します。『the ruling aristocracy(支配層の貴族)』のように使い分けます。
Q. 「貴族の1人」と言いたい時はどう表現しますか?
nobility は階級全体を指す集合名詞なので、個人の場合は a noble や a nobleman を使います。『He is a noble from France.(彼はフランスの貴族だ)』のように表現するのが自然です。
Q. the nobility は単数扱いですか、複数扱いですか?
現代英語では通常、複数扱いになります。『The nobility were stripped of their titles.(貴族たちは称号を剥奪された)』のように、複数形の動詞や代名詞を受けるのが一般的です。
Q. nobility の形容詞形 noble はどう使いますか?
noble は「高貴な」「立派な」という意味の形容詞として広く使われます。『It was a noble effort.(それは立派な努力だった)』のように、人の行いや精神を称賛する際によく登場します。
CHECK QUIZ
Q: 「国王や女王などの王族」を指す最も適切な名詞は?
Q: 「彼らは多くの貴族を招待した」の自然な表現は?
Q: 「nobility of spirit」の nobility が表す意味は?