minority

  • (名)少数、少数派
  • (名)マイノリティ、少数派集団
UK/məˈnɔrəti/

発音のコツ

▶ 表示する

minority の発音は /maɪˈnɔːrəti/ です。最初の母音は「マイ」と二重母音でしっかり発音し、アクセントは2音節目の「ノ(nɔː)」に置きます。続く「rə」は舌を丸めて軽く発音し、最後の「ti」はアメリカ英語では日本語の「リ」に近い弾き音(フラップT)になることが多いです。

活用形

複数形
minorities

コアイメージ

「全体の中で数が少ない部分」がコアイメージです。社会的な少数派や、意見の対立において人数が少ない側を指す時に使います。

minorityの意味・例文

名詞

可算

少数、少数派

A smaller number or part of a whole group.

ニュース

Only a minority of people supported the new policy.

新しい政策を支持したのは少数の人々だけでした。

→

a minority of 〜 で「少数の〜」という定番の形です。

ビジネス

We are in the minority on this issue.

この問題に関して私たちは少数派です。

→

in the minority で「少数派である」状態を表します。

日常会話

The proposal was rejected by a small minority.

その提案はごく少数の人々によって拒否されました。

→

small minority で「ごく少数」を強調します。

可算

マイノリティ、少数派集団

A group of people who are different from the larger group in a country or area.

ニュース

The law aims to protect ethnic minorities.

その法律は少数民族を保護することを目的としています。

→

ethnic minority で「少数民族」を意味します。

アカデミック

People are fighting for the rights of gender minority groups.

人々はジェンダーマイノリティの権利のために戦っています。

→

他の名詞を修飾して形容詞的に使われることもあります。

フォーマル

The company is committed to hiring more people from minorities.

その企業はマイノリティ層からより多くの人を雇用することに注力しています。

→

企業や社会の多様性(ダイバーシティ)の文脈でよく登場します。

語源

minority は、ラテン語の minor(より小さい)と名詞を作る接尾辞 -ity(〜の状態)から成り立っています。全体の中で「より小さい部分である状態」という成り立ちから、現在の「少数派」という意味に発展しました。同じ minor(より小さい)の語根を持つ関連語には、minor(未成年者、重要でない)があります。

派生語・ファミリー

形容詞minor
名詞minor

minorityの使い方

よく使う組み合わせ

a minority of (少数の〜)in the minority (少数派で)ethnic minorities (少数民族)a small minority (ごく少数)protect minorities (少数派を保護する)

使い分け

minority は全体の中で数が少ない部分を、handful は片手でつかめるほどのわずかな数を、fraction は全体のごく一部や割合を表します。

“Only a minority of students voted.”

→ 全体の中で数が少ないグループを指すニュアンスです。

“Only a handful of people came to the party.”

→ 数えられるほどの非常に少ない人数を強調します。

“The cost is a fraction of the original price.”

→ 全体に対するごくわずかな割合や断片を表します。

よくある間違い

× The minority of people agree with the popular opinion. ○ The majority of people agree with the popular opinion. → minority は「少数派」、majority は「多数派」です。意味が真逆になるため注意しましょう。

× A minority of students is absent today. ○ A minority of students are absent today. → a minority of に複数名詞が続く場合、動詞も複数扱い(are など)にするのが一般的です。

コラム

豆知識

minority は「少数派」という意味ですが、株式の文脈では minority interest(少数株主持分)という専門用語として使われます。これは会社の支配権を持たない少数の株式を指し、ビジネスニュースでよく見かける表現です。

リアルな使われ方

ネイティブは議論の中で「We are in the minority here.(ここでは我々が少数派だね)」とよく言います。自分の意見が少数派だと自覚しつつも、あえて主張を続ける時などに使う便利なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

2002 年の SF 映画『マイノリティ・リポート(Minority Report)』は、未来の犯罪予知システムを巡る物語です。タイトルは、3 人の予知能力者のうち 1 人だけが異なる未来を見た場合の「少数意見(マイノリティ・リポート)」に由来しています。

イディオム・定型句

定型句in the minority

少数派で

“Those who disagree are in the minority.”

定型句a vocal minority

声の大きい少数派

“A vocal minority opposed the plan.”

minorityを使った会話例

会議室で、新製品のターゲット層について同僚と

A

I think we should focus on the majority of our users.

B

But we cannot ignore the needs of the minority.

A

True. Even a small minority can influence our brand image.

B

Exactly. In fact, a vocal minority is already complaining on social media.

A

I see. So being in the minority doesn't mean they are quiet.

B

Right. Let's analyze their feedback carefully.

文化的背景

多民族国家であるアメリカなどでは、minority は人種や宗教、性的指向などのマイノリティ集団を指す非常に重要なキーワードです。近年は多様性(diversity)を尊重する文脈で、日常的にもビジネスでも頻繁に議論されます。

よくある質問

Q. minority とは?

全体の中で数が少ない部分や、社会的な少数派を指す名詞です。『Only a minority of people agreed.(少数の人しか同意しなかった)』のように使います。

Q. minority と majority の違いは?

minority は少数派、majority は多数派を表します。『The majority won, but the minority protested.(多数派が勝ったが、少数派は抗議した)』のように対比してよく使われます。

Q. a minority of の後の動詞は単数ですか、複数ですか?

続く名詞によって変わります。複数名詞が続く場合は複数扱いになります。『A minority of students are absent.(少数の学生が欠席している)』のように are を使います。

Q. ビジネスで minority はどう使われますか?

意見の対立や、市場における少数の顧客層を指す時に使います。『We are in the minority on this issue.(この件に関して我々は少数派です)』は会議で自分の立場を明確にする表現です。

Q. vocal minority とはどういう意味ですか?

全体から見れば少数であるものの、意見を強く主張して目立つ集団のことです。『They are just a vocal minority.(彼らは声の大きい少数派にすぎない)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「声の大きい少数派」を意味する自然な表現は?

Q: 「パーティーにはほんのわずかな人しか来なかった」に最適な語は?

Q: 「この問題に関して私たちは少数派です」の自然な表現は?