maybe
- (副)たぶん、もしかすると
- (名)不確実なこと、曖昧な返事
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
maybe は最初の「メィ」にアクセントを置きます。日本語の「メ」と短く切らず、「エィ」と二重母音を意識して口を左右に引きながら発音してください。続く「ビィ」は唇をしっかり閉じてから弾くように音を出し、弱めに発音すると自然なリズムになります。
活用形
- 複数形
- maybes
- 名詞として使われる場合の複数形
コアイメージ
確信が持てない事柄について、可能性が半々であることを表すのがコアイメージです。断定を避け、推測や控えめな提案をする時に使います。
maybeの意味・例文
副詞
たぶん、もしかすると
possibly; used to show that something is not certain
Maybe it will rain tomorrow.
たぶん明日は雨が降るでしょう。
可能性が半々程度の時に文頭に置いて使います。
Maybe we should delay the meeting.
もしかすると会議を延期した方がいいかもしれません。
相手に配慮しながら控えめな提案をする時に適しています。
Are you coming to the party? Maybe.
パーティーに来る? たぶんね。
会話の中で単独で返事として使うこともよくあります。
名詞
不確実なこと、曖昧な返事
an answer or decision that is not certain
I need a clear yes or no, not a maybe.
たぶんという返事ではなく、はっきりとしたイエスかノーが必要です。
はっきりしない態度や曖昧な返事を指します。
There are too many maybes in this plan.
この計画には不確実な要素が多すぎます。
複数形にして不確定要素や懸念事項を表すことができます。
Her response was a definite maybe.
彼女の返事は明らかにどちらとも言えないものでした。
矛盾した言葉を並べて冗談っぽく表現する使い方です。
語源
maybe は助動詞 may(〜かもしれない)と動詞 be(〜である)が組み合わさってできました。もともとは it may be that 〜(〜であるかもしれない)というフレーズでしたが、日常会話で頻繁に使われるうちに1語の副詞へと変化し、現在の意味に発展しました。文法的な構造がそのまま単語になった分かりやすい成り立ちです。
派生語・ファミリー
maybeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
maybe は日常会話で使われるカジュアルな推測を、perhaps はよりフォーマルで控えめな推測を、probably は確信度が高く十中八九そうなるだろうという予測を表します。
よくある間違い
× He maybe late for the meeting. ○ He may be late for the meeting. → maybe は副詞なので文の動詞の代わりにはなれません。主語のすぐ後には、助動詞 may と動詞 be を分けた may be を使います。
× I will maybe pass the exam because I studied hard. ○ I will probably pass the exam because I studied hard. → 一生懸命勉強して合格する自信が高い場合は probably を使います。maybe を使うと、受かるかどうか半々という自信のない響きになります。
コラム
豆知識
英語には矛盾する言葉を組み合わせる「撞着語法(oxymoron)」という表現技法があります。a definite maybe(確実な「たぶん」)はその代表例で、はっきりしない態度を皮肉を込めて表現する面白いフレーズです。
リアルな使われ方
日常会話で相手の意見に対し「そうかもしれないね」と同意や相槌を打つ時に、ネイティブは Maybe so. とよく返します。完全に同意はしていないものの、相手の意見を尊重する便利なクッション言葉です。
映画・音楽での使われ方
イギリスの世界的ロックバンド、オアシス(Oasis)が1994年にリリースしたデビューアルバムのタイトルは『Definitely Maybe』です。直訳すると「絶対にたぶん」となり、若者の曖昧で強気な心情を見事に表しています。
イディオム・定型句
ひょっとすると、もしかしたら
“And just maybe, we can win this game.”
言い訳や条件は一切なし
“I want this done today, no ifs, ands, or maybes.”
どちらとも言えない返事
“Her answer to the proposal was a definite maybe.”
maybeを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are you coming to the farewell party tonight?
Maybe. I have a lot of work to finish first.
Perhaps I can help you with some of it.
Thanks. If we finish by six, I will probably go.
Great! And just maybe, the boss will pay for our drinks.
I hope so! Let's get back to work, no ifs, ands, or maybes.
文化的背景
英語圏の文化では、自分の意見をはっきり伝えることが好まれます。そのため、ビジネスシーンで maybe を多用すると「自信がない」「決断力がない」というネガティブな印象を与えることがあるため注意が必要です。フォーマルな場では perhaps が好まれます。
よくある質問
Q. maybe とは?
確信が持てない事柄について、可能性が半々であることを表す副詞です。『Maybe it will rain.(たぶん雨が降るだろう)』のように、推測や控えめな提案をする時に使います。
Q. maybe と probably の違いは?
確信の度合いが異なります。maybe は可能性が50%程度でどちらか分からない時に使いますが、probably は高い確率で確信している時に使います。『He will probably come.』ならほぼ確実に来ます。
Q. maybe は文のどこに置きますか?
文頭に置くのが最も一般的です。『Maybe I should go.(私は行った方がいいかもしれない)』のように文全体を修飾します。会話では単独で『Maybe.(たぶんね)』と返事をすることもあります。
Q. maybe をフォーマルに言い換えると?
ビジネスや学術的な文章では perhaps に言い換えるのが適切です。『Perhaps we should wait.(おそらく私たちは待つべきです)』のようにすると、カジュアルさが抜けて丁寧な響きになります。
Q. maybe と may be の違いは何ですか?
maybe は1語の副詞で『たぶん』という意味ですが、may be は2語で『〜であるかもしれない』という意味です。『He may be late.』のように、主語のすぐ後には動詞として may be を使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は十中八九、試験に合格するだろう」の自然な表現は?
Q: 空欄に入る正しい形は?「She ( ) angry with me.」
Q: 相手の提案に対する「a definite maybe」の意味は?