perhaps
- (副)たぶん、おそらく
- (副)よろしければ、〜してはどうでしょう
発音のコツ
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perhaps は2音節目の「ハ」にアクセントを置きます。最初の「per」は力を抜き、口をあまり開けずに曖昧な「パ」と発音します。続く「haps」の「h」は息をしっかり吐き出し、「a」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。日本人は「パーハップス」と平坦に発音しがちなので、後半を強く長く発音するよう意識してください。
活用形
- 複数形
- perhapses
- 名詞として「不確実なこと」を意味する場合の複数形
コアイメージ
物事が確実ではないものの、そうなる可能性がある状態がコアイメージです。断定を避けつつ、控えめに意見や推測を伝えたい時に使います。
perhapsの意味・例文
副詞
たぶん、おそらく
Used to express uncertainty or possibility.
Perhaps the situation will improve next year.
おそらく来年には状況が好転するでしょう。
客観的で少しフォーマルな推測を表します。
Perhaps he forgot about our meeting.
たぶん彼は私たちの会議を忘れていたのでしょう。
確信が持てない理由を述べる時に使います。
This is perhaps the most important discovery of the century.
これはおそらく今世紀最も重要な発見です。
断定を避けて主張を和らげる効果があります。
Perhaps we should reconsider our current strategy.
おそらく現在の戦略を再考するべきでしょう。
意見を控えめに伝える時に適しています。
よろしければ、〜してはどうでしょう
Used to make a polite request, offer, or suggestion.
Perhaps you would like to join us for dinner?
もしよろしければ夕食をご一緒しませんか?
相手にプレッシャーを与えない丁寧な誘い方です。
Could you perhaps send the document by tomorrow?
明日までに書類をお送りいただけないでしょうか?
依頼を柔らかく響かせるために挿入します。
Perhaps we can discuss this over a cup of coffee.
コーヒーでも飲みながらこの件を話し合いませんか。
押し付けがましくない提案をする時に便利です。
語源
perhaps は「〜によって」を意味する per と、「偶然・運」を意味する hap から成り立っています。もともとは「運によって」というニュアンスで使われ、そこから「偶然そうなるかもしれない=おそらく」という不確実な推測を示す意味へ発展しました。同じ hap(偶然)の要素を含む関連語には、happen(偶然起こる)や happy(幸せな)があります。
派生語・ファミリー
perhapsの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
perhaps はフォーマルで控えめな推測を、maybe は日常会話で使われるカジュアルな推測を、probably は十分な根拠があり高い確率でそうなるだろうという強い確信を表します。
よくある間違い
× I perhaps will go to the party. ○ I will perhaps go to the party. → perhaps は助動詞の後ろや一般動詞の前に置きます。文頭に置くことも自然です。
× Perhaps, he is right. ○ Perhaps he is right. → 文頭の perhaps の直後には通常コンマを置きません。そのまま文を続けるのが一般的です。
コラム
豆知識
perhaps の語源である hap(運、偶然)は、現代英語の happen(起こる)や happy(幸せな)の元にもなっています。昔は「幸運なことが起こる」ことが happy でした。perhaps には「運が良ければそうなる」という古いニュアンスが隠されていると知ると、単なる推測以上の面白さを感じられます。
リアルな使われ方
ネイティブは相手からの誘いや提案をきっぱり断るのを避ける時、単独で Perhaps.(そうかもしれないね)や Perhaps not.(そうじゃないかもね)と返答することがあります。これは I don't think so. と直接的に言うよりも角が立たない、大人のコミュニケーションにおける便利なクッション言葉です。
映画・音楽での使われ方
ジョン・デンバーの有名な楽曲『Perhaps Love(たぶん愛)』では、愛という不確実で捉えどころのない感情を表現するために perhaps が使われています。断定を避けるこの単語の響きが、詩的で繊細なニュアンスを生み出しており、歌詞や文学作品でも非常に好んで使われる表現です。
イディオム・定型句
おそらく〜を除いて
“Everyone agreed, except perhaps John.”
おそらくご存知のように
“As perhaps you know, the schedule has changed.”
おそらくそうではない
“Will it rain today? Perhaps not.”
perhapsを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
The client hasn't replied to my email yet.
Perhaps they are just busy with the new project.
You are probably right. But I am a bit worried.
Could you perhaps send them a gentle reminder?
Good idea. I will wait until tomorrow, except perhaps if it's urgent.
It's not urgent. Maybe they will reply by this afternoon.
I hope so. I will prepare the presentation materials just in case.
Let me know if you need any help with that.
文化的背景
イギリス英語では perhaps が日常会話でも好んで使われますが、アメリカ英語の日常会話では maybe の方が圧倒的に頻繁に使われる傾向があります。しかし意味や用法において英米間で大きな差はなく、フォーマルな場面やビジネスシーンではどの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. perhaps とは?
確実ではないが可能性があることを表す副詞です。『Perhaps it will rain later.(後でたぶん雨が降るかもしれない)』のように、控えめな推測や提案をする時に使います。
Q. perhaps と maybe の違いは?
どちらも可能性は五分五分ですが、perhaps の方がフォーマルで文章やビジネスシーンによく使われます。日常会話では『Maybe I'll stay home.(たぶん家にいるよ)』のように maybe が好まれます。
Q. perhaps は文のどこに置きますか?
文頭に置くのが最も一般的ですが、動詞の前や助動詞の後ろにも置けます。『He is perhaps the best player.(彼はおそらく最高の選手だ)』のように、強調したい語句の直前に置くこともあります。
Q. perhaps をより確信度が高い言葉で言い換えると?
可能性が高い場合は probably や most likely に言い換えます。『It will probably rain.(十中八九雨が降るだろう)』のようにすると、客観的な根拠に基づいた強い推測になります。
Q. perhaps はビジネスメールで使えますか?
はい、ビジネスメールで相手に配慮した丁寧な提案や依頼をする際に非常に役立ちます。『Perhaps we could meet next week.(来週お会いできないでしょうか)』のように、柔らかい印象を与えられます。
CHECK QUIZ
Q: 次のうち、最も「高い確信度」を表す副詞は?
Q: 相手の提案に「Perhaps.」とだけ答えた場合のニュアンスは?
Q: 「おそらくジョンを除いて、全員が同意した」の自然な表現は?