lessee
- (名)賃借人、借り主
発音のコツ
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lessee は後半の「ee」にアクセントを置きます。最初の「le」は力を抜いて「レ」と発音し、後半の「sée(シー)」を強く長く伸ばします。「レシー」のように平坦に読まず、「レ・シー」と後ろ上がりで発音するとネイティブらしい自然な響きになります。子音の s は濁らないように注意してください。
活用形
- 複数形
- lessees
コアイメージ
法的な契約に基づいて不動産や物品を借りる人がコアイメージです。賃貸契約書やビジネスにおけるリース契約など、フォーマルな場面で借り主を指す時に使います。
lesseeの意味・例文
名詞
賃借人、借り主
A person who holds the lease of a property or object.
The lessee must pay the rent on the first day of each month.
賃借人は毎月1日に家賃を支払わなければなりません。
契約書で頻繁に見かける典型的な文脈です。
The company acts as the lessee for the new office building.
その企業は新しいオフィスビルの賃借人として機能しています。
法人同士のリース契約でも使われます。
Any damage to the property is the responsibility of the lessee.
物件のいかなる損害も賃借人の責任となります。
責任の所在を明確にする際に適しています。
The rights of the lessee are protected by local housing laws.
賃借人の権利は地域の住宅法によって保護されています。
法律や権利に関する学術的な議論で登場します。
語源
lessee は、古フランス語の「手放す、貸す」を意味する lesser(現代フランス語の laisser)に、行為の受け手を示す接尾辞 -ee が結びついて生まれました。ここから「貸与の対象となる人=借り主」という現在の意味に発展しました。同じ -ee(〜される人)を持つ関連語には、employee(従業員=雇用される人)があります。
派生語・ファミリー
lesseeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
lessee は書面によるリース契約を結んだ法的な借り主を、tenant は土地や建物を占有して住む居住者を、renter は日常的にお金を払って物を借りる人を指します。
よくある間違い
× The lessor pays rent to the lessee. ○ The lessee pays rent to the lessor. → lessor は貸し主、lessee は借り主です。-or が与える側、-ee が受け取る側と覚えます。
× He is a lessee of the DVD. ○ He is a renter of the DVD. → lessee は不動産や車の長期的なリース契約に使います。日常的な小物のレンタルには renter を使います。
コラム
豆知識
英語の法律用語には、フランス語由来の言葉が多く含まれています。1066年のノルマン・コンクエスト以降、イギリスの宮廷や法廷でフランス語が使われるようになったためです。lessee や lessor といった契約用語もその名残であり、現代でも公式な文書で好んで使われています。
リアルな使われ方
ネイティブがアパートを借りる際、日常会話で「私は lessee だ」と自己紹介することはまずありません。代わりに「I am renting an apartment.(アパートを借りている)」や「I am a tenant.(住人です)」と言います。lessee はあくまで契約書上の「甲・乙」のような堅い表現として認識されています。
映画・音楽での使われ方
アメリカの法廷ドラマ『SUITS/スーツ』などのビジネスシーンでは、オフィスの賃貸契約をめぐるトラブルがしばしば描かれます。そのような場面で弁護士が lessor(貸し主)と lessee(借り主)の権利や義務について議論するシーンがあり、専門用語としてどのように使われるかを確認できます。
イディオム・定型句
共同賃借人
“Both parties signed the contract as joint lessees.”
契約満了後も居座る賃借人
“The landlord can evict a holdover lessee.”
物件を占有している賃借人
“The lessee in possession has the right to use the property.”
lesseeを使った会話例
不動産会社のオフィスで、担当者と顧客が
Please read this agreement before you sign as the lessee.
Okay. Does this mean I am the sole tenant of the apartment?
Yes. As the lessee, you have exclusive rights to the space.
I see. What happens if the lessor decides to sell the building?
Your rights as a lessee are protected until the lease expires.
That is good to know. I will sign it now.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。主に法律文書や不動産契約書で用いられるフォーマルな単語であり、日常の文脈では tenant(住人)や renter(借りる人)と使い分けるのが一般的です。契約社会である英語圏では、責任の所在を明確にするために欠かせない表現です。
よくある質問
Q. lessee とは?
法的な契約に基づいて不動産や車などを借りる人のことです。『The lessee must sign the contract.(賃借人は契約書に署名しなければならない)』のように、主に契約書やビジネスの場面で使われます。
Q. lessee と lessor の違いは?
lessee は「借り主」で、lessor は「貸し主」です。『The lessor owns the property.(貸し主が物件を所有している)』のように、-or が提供する側、-ee がサービスや権利を受け取る側を表します。
Q. lessee は日常会話で使いますか?
日常会話ではあまり使われず、代わりに tenant や renter が好まれます。『The new tenant moved in today.(今日新しい借り主が引っ越してきた)』のように、普段は tenant を使うのが自然です。
Q. lessee の複数形はどうなりますか?
そのまま s をつけて lessees となります。『All lessees must attend the meeting.(すべての賃借人は会議に出席しなければならない)』のように、複数の契約者を指す場面で使われます。
Q. lessee は不動産以外にも使えますか?
はい、車や大型機械のリース契約でも使われます。『The lessee is responsible for car maintenance.(借り主は車のメンテナンスに責任を持つ)』のように、長期的なリース契約全般に適用されます。
CHECK QUIZ
Q: 「DVDの借り主」を表すのに最も自然な単語は?
Q: 「The lessor and the lessee signed the contract.」の意味として正しいのは?
Q: 「共同賃借人」を意味する法的な定型フレーズは?