inequality
- (名)不平等、格差
- (名)不等式
発音のコツ
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inequality は /ɪnɪˈkwɑːləti/ と発音されます。最初の「in」は力を抜いて短く発音し、アクセントは第3音節の「qua(クワ)」に置きます。「クワ」は口を大きく開けて「ア」の音をしっかり響かせるのがポイントです。後半の「lity」は、舌先を上の歯茎の裏に軽く当てて「リティ」と流れるように発音しましょう。
活用形
- 複数形
- inequalities
コアイメージ
人やグループの間で、権利や機会、富などが公平に分配されていない状態がコアイメージです。社会問題や経済的な格差について議論する時に使います。
inequalityの意味・例文
名詞
不平等、格差
An unfair situation in which some people have more rights or better opportunities than other people.
Income inequality has become a major issue in many countries.
所得格差は多くの国で主要な問題となっています。
income inequality で「所得格差」という頻出表現になります。
The report highlights the growing inequality in the education system.
その報告書は教育システムにおける拡大する不平等を強調しています。
制度やシステム内の格差を論じる際によく使われます。
We must address gender inequality in the workplace.
私たちは職場における男女不平等に対処しなければなりません。
address inequality で「不平等に対処する」となります。
不等式
A mathematical statement showing that two amounts or values are not equal.
The students learned how to solve linear inequalities today.
生徒たちは今日、一次不等式の解き方を学びました。
数学の授業で「不等式」を指す専門用語として使われます。
This formula represents a strict inequality between the two variables.
この公式は2つの変数間の厳密な不等式を表しています。
値が完全に一致しない関係を示す際に用いられます。
I struggled with the inequality problems on the math test.
数学のテストで不等式の問題に苦戦しました。
学生の会話などで数学の話題が出た時に使えます。
語源
inequality は、否定を表す接頭辞 in- と、「等しい」を意味する equal、そして名詞を作る接尾辞 -ity から成り立っています。もともとは数学的な「不等」を表していましたが、そこから社会的な権利や富が「等しくない状態」を指すように意味が発展しました。同じ equal を語根に持つ関連語には、equality(平等)があります。
派生語・ファミリー
inequalityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
inequality は富や権利が等しくない状態を、disparity は比較した時の明らかな差や不均衡を、discrimination は偏見に基づく不当な差別や扱いを表します。
“There is a huge disparity in healthcare quality.”
→ 2つのものの間に存在する客観的で大きな差を示すニュアンスです。
よくある間違い
× The company fired him due to inequality. ○ The company fired him due to discrimination. → inequality は状態としての「不平等」であり、特定の個人への「差別的扱い」には discrimination を使います。
× He treated me with inequality. ○ He treated me unequally. → 「不平等に扱う」と動詞を修飾する場合は、名詞の inequality ではなく副詞の unequally を使います。
コラム
豆知識
inequality は社会問題の文脈でよく使われますが、もともとは数学の世界で「不等式」を意味する言葉として使われていました。現在でも数学の授業では「A < B」のような関係を inequality と呼びます。社会の「不平等」も数字の「不等」も、本質的には同じ概念から来ているのは興味深いポイントです。
リアルな使われ方
ニュースやビジネス記事では、income inequality(所得格差)というフレーズが毎日のように登場します。ネイティブは単に「貧富の差」と言うだけでなく、システム上の不公平さを強調したい時にこの表現を好んで使います。社会問題について議論する際には欠かせない定型表現です。
映画・音楽での使われ方
2019年の大ヒット映画『パラサイト 半地下の家族(Parasite)』は、現代社会の wealth inequality(富の不平等)を痛烈に描いた作品として世界中で高く評価されました。映画のレビューや解説記事でも、このキーワードが頻繁に使われ、社会的なメッセージを読み解く鍵となっています。
イディオム・定型句
格差を埋める
“We need policies to bridge the inequality gap.”
構造的不平等
“The movement aims to dismantle structural inequality.”
明白な不平等
“There is a glaring inequality in the current tax system.”
inequalityを使った会話例
大学のカフェテリアで、社会学の授業の後に
That lecture on wealth inequality was really eye-opening, wasn't it?
Definitely. The disparity between the rich and the poor is growing fast.
Exactly. We need to find ways to bridge the inequality gap in education first.
I agree. Access to good schools shouldn't be based on income.
But tackling structural inequality takes a lot of time and political will.
True, but if we don't act now, the situation will only get worse.
文化的背景
アメリカやイギリスなどの英語圏では、人種や性別、所得に基づく「inequality(不平等)」の解消が長年の重要な政治・社会テーマとなっています。日常会話だけでなく、ニュースや企業の理念でも頻繁に登場する極めて重要なキーワードです。
よくある質問
Q. inequality とは?
人やグループの間で、富や権利、機会などが等しくない状態のことです。『We must fight against social inequality.(私たちは社会的不平等と戦わなければならない)』のように、社会問題を語る際によく使われます。
Q. inequality と gap の違いは?
inequality は権利や機会が「公平でない状態」という抽象的な概念に焦点を当てます。一方の gap は『the wage gap(賃金格差)』のように、数値や程度の「具体的な隔たり」を指す際に好まれます。
Q. inequality はどのような文脈でよく使われますか?
所得、性別、教育などの分野で、社会的な格差や不公平を指摘する文脈で頻出します。『gender inequality in the workplace(職場での男女不平等)』は、ニュースやビジネスで非常に身近な表現です。
Q. inequality を別の言葉で言い換えると?
客観的な差や不均衡を強調したい場合は、disparity を使うとより学術的でフォーマルな響きになります。『a disparity in wealth(富の不均衡)』のように、データに基づいた議論でよく使われます。
Q. inequality の反意語は何ですか?
「平等」を意味する equality です。前に付いている否定の接頭辞 in- を取るだけで反意語になります。『We are striving for gender equality.(私たちは男女平等を目指して努力している)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「不当な理由で解雇された」という状況に最も適した名詞は?
Q: 「男女不平等に対処する」の自然な英語表現は?
Q: 数学の授業で「inequality」と言われた場合、何を指していますか?