humiliate
- (動)恥をかかせる、屈辱を与える
発音のコツ
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humiliate は第 2 音節の「mi(ミ)」に強勢を置きます。最初の「hu」はヒュー(hjuː)と長めに発音し、「mi」は短く鋭く発音します。後半の「liate」はリエイト(lièɪt)と滑らかに繋げ、最後の「t」は舌先を上の歯茎に当てて軽く息を止めます。「ヒューミリエイト」と平坦なカタカナ読みにならないよう、アクセントを意識してください。
活用形
- 三単現
- humiliates
- 進行形(-ing)
- humiliating
- 過去形
- humiliated
- 過去分詞
- humiliated
コアイメージ
他人の自尊心をひどく傷つけ、公衆の面前で自尊心を失わせることがコアイメージです。相手に強い屈辱感を与えたり、ひどく恥をかかせたりした時に使います。
humiliateの意味・例文
動詞
恥をかかせる、屈辱を与える
To make someone feel ashamed or lose respect for themselves.
I do not want to humiliate him in front of his friends.
彼の友人の前で彼に恥をかかせたくありません。
人前で自尊心を傷つけるというコアイメージ通りの使い方です。
A good manager should never humiliate their employees.
良いマネージャーは決して従業員に屈辱を与えません。
職場で部下の尊厳を守る文脈でよく使われます。
Historically, conquered leaders were publicly humiliated.
歴史的に、征服された指導者は公衆の面前で恥をかかされました。
社会的地位を奪うという歴史的・政治的な文脈にも適しています。
The politician was humiliated by the recent scandal.
その政治家は最近のスキャンダルによって屈辱を味わいました。
スキャンダルや大敗によって名誉が傷つく場面で頻出します。
語源
humiliate はラテン語の humus(土、地面)に由来します。相手を地面に押し付けるように「低い位置(humilis)へ引きずり下ろす」という成り立ちから、自尊心を奪って「恥をかかせる」という現在の意味に発展しました。同じく「土」の語根を持つ関連語には、humble(謙虚な)や human(人間)があります。
派生語・ファミリー
humiliateの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
humiliate は人前で自尊心を傷つけ深く恥をかかせ、demean は人の品位や価値を不当に引き下げ、belittle は人の業績や価値を軽く見て見下します。
“I will not demean myself by lying.”
→ 自分自身の品格や人間としての価値を下げるニュアンスです。
“She tends to belittle my achievements.”
→ 相手の努力や成果を大したことないと軽視するニュアンスです。
よくある間違い
× The failure was very humiliated. ○ The failure was very humiliating. → 出来事や物事が「屈辱を与える」場合は humiliating を使います。humiliated は人が「屈辱を感じる」時に使います。
× He humiliated to me in the meeting. ○ He humiliated me in the meeting. → humiliate は他動詞なので、直後に前置詞を置かず直接目的語(恥をかかされる人)をとります。
コラム
豆知識
humiliate の語源であるラテン語の humus(土)は、humor(ユーモア)や human(人間)とも同じルーツを持っています。神に対して「土から作られた低い存在」であるというキリスト教的な人間観が背景にあり、そこから「低い位置に置く=恥をかかせる」という意味が生まれました。
リアルな使われ方
ネイティブは自分がひどい失敗をした時に「I completely humiliated myself.」と表現します。直訳すると「自分自身に恥をかかせた」ですが、これは「大赤面した」「穴があったら入りたい」という強い自己嫌悪や後悔を表す際の定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』では、登場人物が群衆の前を全裸で歩かされる有名な「Walk of Shame」のシーンがあります。このシーンは、権力者を徹底的に humiliate(屈辱を与える)するための儀式として描かれ、視聴者に強烈な印象を残しました。
イディオム・定型句
愚かな振る舞いで恥をかく
“I drank too much and humiliated myself.”
屈辱を甘受して謝罪する
“He had to eat humble pie after his mistake.”
実名を挙げて公に非難する
“The government decided to name and shame the companies.”
humiliateを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you hear what the boss said to Mark in the meeting?
Yes, it was awful. He completely humiliated him in front of everyone.
I agree. You should never demean your team members like that.
Mark looked so humiliated that he could not even speak.
It was a truly humiliating experience for him.
He might quit. I hope the boss realizes his mistake and praises his effort instead.
文化的背景
欧米の文化では、個人の尊厳や自尊心(self-esteem)が非常に重んじられます。そのため、他者を意図的に humiliate する行為は、単なるマナー違反にとどまらず、人間性を疑われるほど深刻な非難の対象となります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. humiliate とは?
他人の自尊心をひどく傷つけ、深い屈辱を与えることです。『He tried to humiliate me.(彼は私に恥をかかせようとした)』のように、意図的に相手をおとしめる場面で使われます。
Q. humiliate と embarrass の違いは?
embarrass は単に「気まずくさせる、恥ずかしい思いをさせる」という軽い感情を表します。一方の humiliate は『feel deeply humiliated(深い屈辱を感じる)』のように、自尊心が完全に打ち砕かれるほどの深刻なダメージを指します。
Q. humiliating と humiliated の使い分けは?
humiliating は「屈辱を与える(原因)」、humiliated は「屈辱を感じた(結果)」を表します。『It was a humiliating defeat.(屈辱的な敗北だった)』と『I felt humiliated.(屈辱を感じた)』のように使い分けます。
Q. humiliate は日常会話でよく使いますか?
深刻な言葉なので、軽い失敗にはあまり使いません。ただし自分自身の大きな失敗に対して、『I completely humiliated myself.(大恥をかいた)』のように自嘲気味に使うことはよくあります。
Q. humiliate をもっとカジュアルに言うと?
日常会話では put someone down(けなす、見下す)がよく使われます。『Stop putting me down.(私をけなすのはやめて)』のように、相手の自尊心を傷つける行為を柔らかく表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 軽い失敗をして「恥ずかしい思いをした」と言う時の自然な表現は?
Q: 「それは屈辱的な経験だった」の自然な表現は?
Q: 「彼は私に恥をかかせた」の正しい文法は?