HR

  • ()人事部、人事担当
  • ()人的資源、人事管理
US/h ˈɑr/
UK/h ˈɑr/

発音のコツ

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HR はアルファベット読みで「エイチ・アール」と発音します。日本人が陥りがちな「ヘイチ」という発音は誤りなので、母音の「エ」から入ることを意識してください。また、R は舌をどこにも触れさせずに「アー」とこもった音を出します。続けて「エイチャール」のように滑らかに繋げるとネイティブらしくなります。

活用形

複数形
HRs
野球のホームラン(home runs)の複数形として使われる場合

コアイメージ

企業における「人」という「資源」を管理・活用することがコアイメージです。採用、研修、労務管理など、従業員に関する業務や部署を指す時に使います。

HRの意味・例文

名詞

不可算

人事部、人事担当

The department in a company that deals with employing and training people.

ビジネス

You should contact HR about your paid leave.

有給休暇については人事部に連絡するべきです。

部署としての「人事部」を指す最も一般的な使い方です。

日常会話

She has been working in HR for five years.

彼女は5年間、人事部で働いています。

work in HR で「人事部で働く」という定番の表現になります。

ニュース

The company is restructuring its HR department.

その企業は人事部の再編を行っています。

HR department と明確に「部署」を強調することもあります。

不可算

人的資源、人事管理

The personnel of a business or organization, regarded as a significant asset.

ビジネス

Effective HR management is crucial for our growth.

効果的な人事管理は私たちの成長に不可欠です。

経営戦略における「人的資源の管理」という概念を表します。

アカデミック

The professor lectured on modern HR practices.

教授は現代の人事実務について講義しました。

大学の授業や学術的な分野でも専門用語として使われます。

ニュース

New HR policies will be implemented next month.

新しい人事方針が来月導入されます。

従業員の待遇やルールに関する方針を示す際に使われます。

語源

HR は Human(人間)と Resources(資源)の頭文字をとった略語です。かつては Personnel(人事)と呼ばれていましたが、従業員を単なる労働力ではなく、企業にとって価値ある「資源・財産」として捉え直す考え方からこの言葉が生まれました。同じ source(源)を語根に持つ関連語には、outsource(外部委託する)があります。

派生語・ファミリー

HRの使い方

よく使う組み合わせ

work in HR (人事部で働く)contact HR (人事部に連絡する)an HR manager (人事マネージャー)the HR department (人事部)HR policies (人事方針)

使い分け

HR は人事全般や人的資源の管理を広く指し、personnel は従来型の事務的な職員管理や職員そのものを指し、recruitment は人材の採用活動に特化しています。

Please forward your complaint to HR.

採用から労務まで、人事全般の窓口としてのニュアンスです。

All personnel must attend the safety meeting.

職員全員という集合的な意味合いや、事務的な管理を指します。

The recruitment process takes about three weeks.

新しい人材を探して採用する活動そのものに焦点を当てています。

よくある間違い

× He is a HR manager. ○ He is an HR manager. → HR はエイチ(/eɪtʃ/)と母音から発音されるため、冠詞は a ではなく an を使います。

× I need to contact to HR. ○ I need to contact HR. → contact は他動詞として使われることが多いため、前置詞 to を挟まずに直接 HR を置きます。

コラム

豆知識

野球の「ホームラン(Home Run)」も HR と略されます。スポーツニュースやスコアボードでは頻繁にこの略記が使われます。ビジネス英語を学んでいると人事部の意味しか思い浮かばないかもしれませんが、文脈がスポーツであればホームランを意味するという意外な共通点があります。

リアルな使われ方

職場でトラブルが起きた際、ネイティブは「I am going to HR.(人事部に行く)」と表現します。これは単に部署を訪問するという意味ではなく、「人事に直訴する」「公式に問題を報告する」という強いニュアンスを持つ定型表現として、ビジネスドラマなどでもよく耳にします。

映画・音楽での使われ方

大ヒットしたアメリカのコメディドラマ『The Office』では、HR担当者のトビーが主人公のマイケルから理不尽に嫌われるキャラクターとして描かれています。これは、アメリカの企業文化における「HR=お堅いルールを押し付けてくる厄介な存在」というステレオタイプを面白おかしく表現したものです。

イディオム・定型句

定型句an HR rep

人事担当者

You should talk to the HR rep.

定型句an HR issue

人事問題、労務問題

We are dealing with a complex HR issue.

定型句the HR department

人事部

She works in the HR department.

HRを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

I have a question about my paid leave. Should I ask my manager?

B

No, you should contact HR directly for that.

A

Oh, I see. Do you know who the HR rep is for our team?

B

I think it is Sarah. She handles all personnel matters.

A

Thanks. By the way, is the recruitment for the new project done?

B

Not yet. HR is still interviewing candidates.

文化的背景

アメリカ企業において、HR は従業員のサポートを行う一方で、セクハラやパワハラなどの問題から会社を法的リスクから守る「会社の防波堤」としての側面も強く持っています。そのため、HR に呼び出されると緊張する人も少なくありません。意味自体に英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. HR とは?

Human Resources の略で、企業における人事部や人的資源を指します。『I will talk to HR.(人事部に相談します)』のように、ビジネスシーンで採用や労務の話題になった際に頻出する言葉です。

Q. HR と Personnel の違いは?

Personnel は事務的な職員管理を指すのに対し、HR は人を企業の重要な資源とみなす現代的な表現です。『HR is focusing on employee growth.(人事は従業員の成長に注力している)』のように戦略的なニュアンスを含みます。

Q. HR の前には a と an のどちらをつけますか?

an をつけます。H は子音字ですが、発音が母音の「エ」から始まる /eɪtʃ/ だからです。『She is an HR manager.(彼女は人事マネージャーです)』のように、発音ベースで冠詞が決まります。

Q. HR は他にどんな意味がありますか?

野球の「ホームラン(Home Run)」の略語としても広く使われます。『He hit his 30th HR of the season.(彼は今季30本目のホームランを打った)』のようにスポーツニュースで頻繁に登場します。

Q. HR担当者をカジュアルに呼ぶ表現はありますか?

HR rep(エイチアール・レップ)という表現がよく使われます。representative(代表者・担当者)の略で、『You should ask your HR rep.(人事担当者に聞いてみて)』のように日常的なビジネス会話で便利です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は人事マネージャーです」の正しい表現は?

Q: 「人事部に連絡する」の自然な表現は?

Q: 「I hit an HR in yesterday's game.」における HR の意味は?