heartbeat
- (名)心臓の鼓動、心拍
- (名)ほんの一瞬
- (名)中心的な活力、原動力
発音のコツ
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heartbeat は「ハートビート」と発音しますが、最初の「ar」は口を大きく開けて喉の奥から「アー」と伸ばし、舌を少し後ろに引いてRの音を響かせます。続く「t」は舌先を歯茎につけて息を止め、そのまま次の「b」へと移行するため、t の音はほとんど聞こえなくなります。
活用形
- 複数形
- heartbeats
コアイメージ
心臓が規則正しくドクドクと打つことがコアイメージです。緊張や興奮で胸が鳴る時や、比喩的に組織や活動の中心的なリズム・活力を表したい時に使います。
heartbeatの意味・例文
名詞
心臓の鼓動、心拍
A single complete pulsation of the heart, representing the physical rhythm.
I could feel my heartbeat quicken in the dark.
暗闇の中で心臓の鼓動が速くなるのを感じました。
緊張や恐怖で心拍が速くなる状況を表します。
The monitor showed a steady heartbeat during the surgery.
モニターは手術中、安定した心拍を示していました。
医療現場などで心臓の動きを客観的に述べる際に使います。
The normal resting heartbeat for adults is 60 to 100 beats per minute.
成人の安静時の正常な心拍数は1分間に60〜100回です。
健康や生物学に関する文脈で頻出する表現です。
ほんの一瞬
A very brief moment of time, often used to indicate immediate action.
I would go back to Paris in a heartbeat.
一瞬の迷いもなくパリに戻りたいです。
in a heartbeat の形で「すぐに」「ためらわずに」を意味します。
If I had the money, I would buy that car in a heartbeat.
お金があったら、すぐにでもあの車を買うのに。
強い願望や即決する意思を強調する時に便利です。
We need to react to market changes in a heartbeat.
市場の変化に瞬時に対応する必要があります。
ビジネスにおいて迅速な行動が求められる状況で使われます。
中心的な活力、原動力
The central or vital part of an organization or activity that keeps it functioning.
Small businesses are the heartbeat of the local economy.
中小企業は地域経済の原動力です。
組織や社会を動かす最も重要な要素を指します。
The engineering team is the heartbeat of this tech company.
エンジニアリングチームはこのテクノロジー企業の中心です。
企業内で中核を担う部署や人材を称賛する際に使えます。
Music has always been the heartbeat of their cultural identity.
音楽は常に彼らの文化的アイデンティティの核心でした。
文化や歴史における不可欠な要素を比喩的に表現します。
語源
heartbeat は heart(心臓)と beat(打つこと)が組み合わさってできた複合語です。命の源である心臓が脈打つ物理的な動作をそのまま表しており、そこから転じて「ほんの一瞬」や「組織の活力」といった比喩的な意味にも発展しました。同じ heart を持つ関連語には、heartbreak(悲痛)があります。
派生語・ファミリー
heartbeatの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
heartbeat は心臓そのものが物理的に打つ動きや音を指し、pulse は血管を通して感じる脈拍や一定のリズムを、throb は痛みや興奮を伴う力強くドクドクと脈打つ感覚を指します。
よくある間違い
× My heart rate stopped. ○ My heartbeat stopped. → 命に関わる「心拍の停止」を表す時は heartbeat を使います。heart rate は「心拍数」という数値を指すため、止まるという表現には不自然です。
× I will do it in a heart beat. ○ I will do it in a heartbeat. → heartbeat は名詞として扱う場合、1語で綴るのが正解です。heart beat と2語に分けてしまうと、文法的に不自然な表現になるため注意が必要です。
コラム
豆知識
心臓の鼓動を表す擬音語として、英語では thump-thump や lub-dub がよく使われます。医学的にも、心臓の弁が閉じる音は lub-dub(ラブ・ダブ)と表現されます。日本語の「ドクドク」とは異なる聞こえ方が面白いポイントです。
リアルな使われ方
日常会話では、即答や即決を表す in a heartbeat という表現が非常に頻繁に登場します。「もし宝くじに当たったら仕事辞める?」と聞かれた時に「In a heartbeat!(即答で辞めるね!)」と単独で返すこともでき、ネイティブらしい自然な相槌になります。
映画・音楽での使われ方
ドン・ジョンソンが主演した 1980 年代のヒット曲『Heartbeat』や、ケリー・クラークソンの楽曲『Heartbeat Song』など、音楽のタイトルや歌詞に頻繁に登場します。恋愛のときめきや、生きている実感の象徴として描かれることが多い単語です。
イディオム・定型句
すぐに、ためらわずに
“I would accept the job offer in a heartbeat.”
心臓が止まりそうになる
“The scary movie made me skip a heartbeat.”
〜まであと一歩のところで
“We are just a heartbeat away from disaster.”
heartbeatを使った会話例
健康診断の結果について、オフィスで同僚と
I got my medical checkup results today. They said I have an irregular heartbeat.
Oh, really? Does your chest throb or feel painful sometimes?
Not really, but my pulse tends to get fast when I am stressed.
You should take it easy. Stress is a major issue in this company.
I know. If I find a better job, I will leave here in a heartbeat.
I completely understand. Health should always be your top priority.
文化的背景
英語圏では、心臓(heart)を感情や命の源と捉える文化が強いため、heartbeat も物理的な鼓動だけでなく、情熱や愛、組織の活力を表す比喩として日常的に広く使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. heartbeat とは?
心臓が規則正しく打つことや、その鼓動を指す名詞です。『I listened to the baby's heartbeat.(赤ちゃんの心音を聴いた)』のように、医療の場面や日常会話で使われます。
Q. heartbeat と heart rate の違いは?
heartbeat は心臓が打つ物理的な動作そのものを指し、heart rate は1分間あたりの心拍「数」を指します。『My heart rate is 80.』のように数値を言う時は後者を使います。
Q. in a heartbeat とはどういう意味ですか?
「すぐに」「一瞬の迷いもなく」という意味の決まり文句です。心臓が1回打つほどの短い時間という比喩から来ています。『I would marry him in a heartbeat.』のように使われます。
Q. 組織の「中心」を heartbeat で表現できますか?
はい、比喩的に組織や活動の原動力を表すことができます。『Volunteers are the heartbeat of our community.』のように、欠かせない重要な存在を強調する際に使います。
Q. skip a heartbeat とはどういう状況で使いますか?
驚きや恐怖、または恋愛の胸のときめきで「心臓が止まりそうになる」時に使います。『My heart skipped a heartbeat.』のように、感情が大きく動いた瞬間を表現します。
CHECK QUIZ
Q: 手首に指を当てて「脈拍」を測る時に適した単語は?
Q: 「もし機会があれば、一瞬の迷いもなくやります」を意味する自然な表現は?
Q: 「They are the heartbeat of the team.」の意味として最も適切なものは?