gross margin
- (名)売上総利益、売上総利益率
発音のコツ
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gross の母音は「グロス」ではなく、口を丸めて「オゥ」と響かせる二重母音 /oʊ/ になります。margin の mar は口を大きく開けて /ɑːr/ と伸ばし、gin は /dʒɪn/ と濁ります。「マージン」とのっぺり読まず、最初の「マ」に強勢を置いて発音するのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- gross margins
コアイメージ
売上から直接的な原価を引いて手元に残る利益の割合がコアイメージです。企業の基本的な収益力や商品の稼ぐ力を評価したい時に使います。
gross marginの意味・例文
名詞
売上総利益、売上総利益率
The difference between revenue and cost of goods sold, often expressed as a percentage.
Our company maintains a high gross margin of 60%.
我が社は60%という高い売上総利益率を維持しています。
企業の収益力をアピールする際によく使われる定番の表現です。
We need to improve the gross margin to increase profitability.
収益性を高めるために売上総利益率を改善する必要があります。
利益率の改善を提案する会議などで頻出する言い回しです。
The textbook explains how to calculate the gross margin.
その教科書は売上総利益の計算方法を説明しています。
会計学やビジネスの基礎を学ぶ際によく登場する文脈です。
The retailer reported a drop in its gross margin this quarter.
その小売企業は今四半期の売上総利益率の低下を報告しました。
企業の決算報告を伝える経済ニュースでよく見かける表現です。
語源
gross(全体の)と margin(余白、利ざや)から成り立っています。gross はラテン語で「太い」を意味する grossus に由来し、「何も引かれていない全体」を意味します。margin は「縁」を表す margo から派生し、原価と売上の差額を表すようになりました。同じ gross を持つ関連語に gross domestic product(国内総生産)があります。
派生語・ファミリー
gross marginの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
gross margin は売上から原価のみを引いた粗利を、operating margin はさらに営業費用を引いた本業の利益を、net margin は税金なども全て引いた最終的な純利益を表します。
“The gross margin shows the basic profitability of our products.”
→ 商品の基本的な収益力や稼ぐ力を示す際に使われる表現です。
“Our operating margin improved after cutting advertising costs.”
→ 広告費などの営業費用を差し引いた本業の利益を示します。
“The net margin is what the company finally keeps.”
→ 全ての費用や税金を差し引いて最終的に手元に残る利益を示します。
よくある間違い
× The gross margin of this pen is 100 yen. ○ The gross profit of this pen is 100 yen. → margin は通常パーセンテージを表すため、具体的な金額には profit を使います。
× We need to increase a gross margin. ○ We need to increase our gross margin. → 特定の企業の利益率を指すため、a ではなく our や the などの限定詞を使います。
コラム
豆知識
gross は「全体の」という意味ですが、元々はラテン語で「太い」「厚い」を意味する言葉でした。そこから「何も削られていない分厚い全体」というニュアンスが生まれました。映画の「興行総収入」を box office gross と呼ぶのも同じ語源に基づく面白い共通点です。
リアルな使われ方
実際のビジネス現場では、gross margin は単に margin と省略されることがよくあります。新しい企画を提案する際、「What's the margin?(粗利はどれくらい?)」と上司に聞かれるのは、ネイティブの職場における定番のやり取りです。
映画・音楽での使われ方
アメリカの人気投資リアリティ番組『Shark Tank』では、起業家が投資家にプレゼンをする際、必ずと言っていいほど「What are your gross margins?(粗利率は?)」と尋ねられます。ビジネスの基本として知っておくべき必須フレーズです。
イディオム・定型句
売上総利益率
“Calculate the gross margin ratio carefully.”
利益率
“We need to expand our profit margin.”
ごくわずかな利益率
“Supermarkets operate on razor-thin margins.”
gross marginを使った会話例
四半期決算の発表後、オフィスで同僚と
Have you seen the financial report for this quarter?
Yes, our gross margin has dropped to 30%.
That is a problem. Selling costs must be too high.
Exactly. We operate on razor-thin margins right now.
We should compare it with our net margin to see the full picture.
I agree. I will calculate the numbers and send you the details.
文化的背景
英語圏のビジネスや投資の世界では、企業の稼ぐ力を測る指標として gross margin が非常に重視されます。会計基準により計算の細部は異なりますが、英米間で言葉の定義に大きな差はなく、グローバルなビジネスシーンで共通して使われる重要語彙です。
よくある質問
Q. gross margin とは?
売上高から売上原価を差し引いた「売上総利益」や、その割合である「粗利率」のことです。『Our gross margin is 40%.(当社の粗利率は40%です)』のようにビジネスで頻出します。
Q. gross profit と gross margin の違いは?
どちらも「粗利」を指しますが、gross profit は具体的な「金額」を表し、gross margin は「パーセンテージ」を表すのが一般的です。『The gross margin is 50%.』のように使います。
Q. ビジネスの現場ではどのような場面で使われますか?
企業の決算発表や、商品の価格設定を議論する会議などで使われます。『We must improve our gross margin.(粗利率を改善しなければならない)』のように、収益性を語る上で欠かせない言葉です。
Q. 会話の中で margin だけで通じますか?
はい、ビジネスの文脈では単に margin と言うだけで利益率を指すことが多いです。『What is the margin on this product?(この商品の利益率は?)』のように、日常的な会議でよく使われます。
Q. 利益率に関連する有名なビジネス表現はありますか?
利益率が非常に低いことを表す razor-thin margins(カミソリのように薄い利益率)が有名です。『They operate on razor-thin margins.』のように、薄利多売のビジネスを説明する際に使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「本業の営業活動から得られた利益率」を示すのに最適な表現は?
Q: ビジネス会話で「razor-thin margins」と言われた場合、どのような状態ですか?
Q: 「具体的な金額」で粗利を表す場合、より適切な単語は?