grieve

  • ()深く悲しむ、悲嘆する
  • ()(人を)悲しませる
UK/ɡriːv/

発音のコツ

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grieve は「グリーヴ」と発音し、母音の「iː」にアクセントを置きます。唇を横に引きながら長く「イー」と伸ばしてください。語尾の「v」は上の前歯を下唇に軽く当て、振動させて「ヴ」と音を出します。日本語の「ブ」にならないよう注意しましょう。

活用形

三単現
grieves
進行形(-ing)
grieving
過去形
grieved
過去分詞
grieved

コアイメージ

心に重くのしかかるような深い悲しみを感じることがコアイメージです。主に愛する人の死や、取り返しのつかない大きな喪失に対して使います。

grieveの意味・例文

動詞

自動詞

深く悲しむ、悲嘆する

To feel intense sorrow, especially due to someone's death.

日常会話

The son is still grieving for his father.

息子はまだ父親の死を深く悲しんでいます。

grieve for で「〜のために悲しむ」という定番の形です。

ニュース

The whole community is grieving over the tragic accident.

地域全体がその悲惨な事故を悲しんでいます。

grieve over で具体的な出来事に対する悲嘆を表します。

アカデミック

People grieve in many different ways after a loss.

人は喪失の後、さまざまな方法で悲しみを表現します。

心理学的なプロセスとしての悲しみを表す際にも使われます。

他動詞

(人を)悲しませる

To cause someone to feel intense sorrow or distress.

フォーマル

It grieves me to see you in such pain.

あなたがそんなに苦しんでいるのを見るのは悲しいです。

It grieves me to do で「〜するのは悲しい」という構文です。

日常会話

Her sudden departure deeply grieved her friends.

彼女の突然の旅立ちは、友人たちを深く悲しませました。

出来事が主語になり、人を目的語にとる用法です。

ビジネス

We are grieved to announce the closure of our store.

誠に遺憾ながら、弊店の閉店をお知らせいたします。

be grieved to do で公式な場での深い遺憾の意を示します。

語源

grieve は古フランス語の grever(重荷を負わせる、苦しめる)から来ており、さらにラテン語の gravis(重い)に由来します。心に重くのしかかるほどの苦痛や悲しみを感じるという成り立ちから、現在の意味に発展しました。同じ gravis(重い)の語根を持つ関連語には、gravity(重力、重大さ)があります。

派生語・ファミリー

名詞grief
形容詞grievous

grieveの使い方

よく使う組み合わせ

grieve for a friend (友人の死を悲しむ)grieve over the loss (喪失を悲しむ)deeply grieve (深く悲しむ)continue to grieve (悲しみ続ける)grieve the death (死を悼む)

使い分け

grieve は心の中で深く悲しむ感情に焦点を当て、mourn は喪服を着るなど悲しみを外に表す行動を伴い、lament は声に出して嘆き悲しむことを指します。

She continues to grieve for her late husband.

個人的な深い悲しみの感情そのものを表します。

The whole nation will mourn the king's death.

公的な哀悼や、悲しみを外に表す行動を含みます。

He lamented the loss of his best friend.

言葉や声に出して悲しみや後悔を表現するニュアンスです。

よくある間違い

× I grieve to his death. ○ I grieve for his death. → 「〜を悲しむ」と対象を示す場合は前置詞 for や over を使います。to は使いません。

× The sad news grieved to me. ○ The sad news grieved me. → 「人を悲しませる」という他動詞で使う場合、直接目的語をとるため前置詞は不要です。

コラム

豆知識

grieve の語源であるラテン語の gravis(重い)は、物理的な重さだけでなく精神的な重圧も表していました。grave(墓)も同じ語源だと思われがちですが、実は grave はゲルマン語由来の「掘る」という言葉から来ており、偶然似ているだけです。

リアルな使われ方

日常会話で驚きや呆れた気持ちを表す時に、Good grief!(やれやれ!なんてこった!)というフレーズがよく使われます。漫画『ピーナッツ』のチャーリー・ブラウンの口癖としても有名で、深刻な悲しみとは無関係の軽い表現です。

映画・音楽での使われ方

1993 年の映画『シャドウランズ』では、作家の C・S・ルイスが愛する妻を亡くし、深く grieve する姿が描かれています。彼の著書『A Grief Observed(悲しみを見つめて)』は、喪失の痛みを赤裸々に綴った名作として知られています。

イディオム・定型句

定型句good grief

やれやれ、なんてことだ

Good grief, I forgot my keys again!

定型句grieve oneself to death

悲しみのあまり死ぬ、ひどく悲しむ

She almost grieved herself to death after the accident.

grieveを使った会話例

カフェで友人と

A

How is John doing lately? I have not seen him.

B

He is still grieving over his grandfather's sudden death.

A

That is understandably hard. It takes time to heal.

B

Yes. The whole family gathered to mourn last week.

A

It always grieves me to see a friend in pain.

B

I know. A short message might help him feel better.

文化的背景

英語圏では、愛する人を亡くした際の悲しみのプロセス(stages of grief)が心理学的に広く認知されています。悲しむことは自然な過程であり、十分に時間をかけて grieve することが大切だと考えられています。

よくある質問

Q. grieve とは?

誰かの死や大きな喪失に対して、心が引き裂かれるような深い悲しみを感じることです。『He is grieving for his mother.(彼は母親の死を悲しんでいる)』のように使われます。

Q. grieve と mourn の違いは?

grieve は心の中の深い悲しみという「感情」に焦点が当たります。一方の mourn は葬儀に出るなど悲しみを外に表す「行動」に焦点が当たり、『mourn the dead(死者を悼む)』のように使います。

Q. grieve は自動詞ですか、他動詞ですか?

両方の用法があります。自動詞としては『grieve for the loss(喪失を悲しむ)』、他動詞としては『The tragedy grieved him.(その悲劇は彼を悲しませた)』のように使います。

Q. grieve を日常会話で言い換えると?

be sad about や miss を使うことが多いです。grieve は非常に深い悲しみを表すため、『I miss my dog.(犬がいなくて寂しい)』のように言う方が日常的な場面では自然です。

Q. grieve の名詞形は何ですか?

grief(深い悲しみ)です。IELTSなどの試験でも頻出する単語で、『He was overcome with grief.(彼は悲しみに打ちひしがれた)』のように感情を表す不可算名詞として使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は愛犬の死を悲しんでいる」の自然な表現は?

Q: 葬儀などで「喪に服す、哀悼の意を表す」行動に最適な動詞は?

Q: 「彼女は深い悲しみに包まれている」の空欄に入る語は? She is overcome with ( ).