grave
- (名)墓、死
- (形)重大な、深刻な
- (形)厳粛な、重々しい
発音のコツ
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grave の発音は最初の「gr」で舌を丸めて喉の奥から「グ」と「ル」を同時に出すイメージで発音します。母音の「a」はアルファベット読みの「エイ」としっかり二重母音にし、最後の「v」は上の前歯で下唇を軽く押さえて「ヴ」と息を摩擦させます。「グレイブ」とカタカナで平坦に読まないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- graves
- 比較級
- graver
- 最上級
- gravest
コアイメージ
物理的に深く掘られた「お墓」と、事態が重くのしかかる「深刻さ」がコアイメージです。お墓参りなどの日常的な場面から、重大な問題や危機を語るフォーマルな場面まで幅広く使います。
graveの意味・例文
名詞
墓、死
A place in the ground where a dead person is buried.
We visited my grandfather's grave on Sunday.
日曜日に祖父のお墓参りに行きました。
物理的なお墓を指す最も一般的な表現です。
The soldiers were buried in a mass grave.
兵士たちは集団墓地に埋葬されました。
mass grave で「集団墓地」という定型表現になります。
Archaeologists discovered an ancient grave filled with artifacts.
考古学者たちは遺物で満たされた古代の墓を発見しました。
歴史的な埋葬地を指す際にも使われます。
形容詞
重大な、深刻な
Very serious and important, giving you a reason to feel worried.
The president expressed grave concern over the economic crisis.
大統領は経済危機に対して重大な懸念を表明しました。
grave concern はニュースで頻出する組み合わせです。
Making a mistake here could have grave consequences.
ここでミスをすると深刻な結果を招く可能性があります。
取り返しのつかないような重大な事態を表します。
We are facing a grave danger that requires immediate action.
私たちは即座の対応を要する重大な危機に直面しています。
命に関わるような切迫した危機感を含みます。
厳粛な、重々しい
Looking or sounding quiet and serious.
The doctor spoke in a grave voice about the test results.
医師は検査結果について重々しい声で話しました。
態度や声が厳かで真剣であることを示します。
Why do you have such a grave expression on your face?
なぜそんなに深刻そうな顔をしているのですか?
人の表情や様子が重苦しい時に使います。
The manager gave a grave nod to show his understanding.
マネージャーは理解を示して厳粛にうなずきました。
真面目でふざけたところのない態度を表します。
語源
graveには2つの異なる語源があります。名詞の「墓」は古英語で「掘る」を意味する言葉に由来し、地面を掘って作った場所という成り立ちから現在の意味になりました。関連語にはengrave(彫る)があります。一方、形容詞の「重大な」はラテン語のgravis(重い)に由来し、関連語はgravity(重力)です。
派生語・ファミリー
graveの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
graveは地面に掘られた一般的な墓穴を指し、tombは王族などの石造りの立派な墓や霊廟を指し、cemeteryは公園のように整備された多くの墓が集まる墓地全体を表します。
よくある間違い
× We went to the grave to see many graves. ○ We went to the cemetery to see many graves. → grave は個別の墓穴を指し、墓が集まった「墓地」全体を指す場合は cemetery を使います。
× I have a grave concern to the problem. ○ I have a grave concern over the problem. → 「〜に対する重大な懸念」は grave concern over または about を使います。to は不自然です。
コラム
豆知識
grave には2つの全く異なる語源があります。名詞の「墓」は古英語の「掘る(grafan)」に由来し、engrave(彫る)と同語源です。一方、形容詞の「重大な」はラテン語の「重い(gravis)」に由来し、gravity(重力)と同語源です。偶然同じ綴りになった面白い単語です。
リアルな使われ方
ネイティブは「絶対に秘密を守る」と約束する時、「I'll take it to my grave.(墓場まで持っていくよ)」とよく言います。日常会話でも使われるドラマチックな表現で、相手に強い信頼感を与えたい時にぴったりのフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1988年のスタジオジブリ映画『火垂るの墓』の英題は『Grave of the Fireflies』です。ここでの grave は文字通りの「お墓」を意味し、戦争の悲惨さと命の儚さを象徴する非常に重みのあるタイトルとして世界中で知られています。
イディオム・定型句
自分で自分の首を絞める、自滅する
“He is digging his own grave.”
ゆりかごから墓場まで、一生涯
“The state provides care from the cradle to the grave.”
秘密を墓場まで持っていく
“I promise to take this secret to the grave.”
graveを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you hear about the data leak? It sounds like a grave issue.
Yes. The CEO expressed serious concern during the meeting this morning.
If we do not fix the security flaw, we are digging our own graves.
Exactly. The consequences could be grave for the entire company.
I will cancel my weekend trip. I need to focus on this.
Thanks. We need to solve this before it becomes a huge disaster.
文化的背景
欧米の墓地(cemetery)は、芝生が広がる公園のような明るい場所が多く、散歩やジョギングのコースとして親しまれることもあります。暗く怖い場所というイメージが強い日本とは、お墓に対する文化的な捉え方が少し異なります。
よくある質問
Q. grave とは?
物理的に地面に掘られた「お墓」や、事態が重くのしかかる「深刻な」状態を指します。『He visited his father's grave.(彼は父親の墓を訪れた)』や『a grave mistake(重大なミス)』のように使います。
Q. grave と serious の違いは?
どちらも「深刻な」という意味ですが、grave の方がよりフォーマルで、圧倒的な重みや危機感を含みます。『a serious problem(深刻な問題)』よりも『a grave danger(重大な危機)』の方が切迫感があります。
Q. お墓参りに行く、は英語でどう言いますか?
「お墓を訪れる」という意味の visit を使って、visit a grave と表現するのが一般的です。『We visit our ancestors' graves every summer.(毎年夏に先祖のお墓参りをします)』のように言えます。
Q. grave concern を言い換えると?
deep concern や serious concern に言い換えられます。『The committee expressed a grave concern.(委員会は重大な懸念を示した)』を serious concern としても、ほぼ同じ意味で通じます。
Q. 「自業自得だ」と言いたい時に grave を使えますか?
はい、『dig one's own grave(自分の墓穴を掘る)』というフレーズが使えます。『If you lie to the boss, you will dig your own grave.(上司に嘘をついたら自滅するよ)』のように、自ら災いを招く状況を表せます。
CHECK QUIZ
Q: 「ピラミッドはファラオの立派な墓だ」と言いたい時に最適な単語は?
Q: 「a grave mistake」の意味として正しいものは?
Q: 「彼はその問題に対して重大な懸念を示した」の自然な表現は?