gloss

  • ()表面の滑らかな艶、光沢
  • ()不都合な事実をごまかす
  • ()難しい言葉への注解、注釈
UK/ɡlɑs/

発音のコツ

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gloss の発音は /glɑːs/ または /glɔːs/ です。最初の「gl」は舌先を上の前歯の裏に当てて「グ」と「ル」を同時に出すイメージで作ります。母音は口を縦に大きく開けて「ア」と「オ」の中間の音を出します。日本人が苦手な「l」と「r」の区別に注意し、gross(グロス)にならないよう舌の位置を強く意識してください。

活用形

三単現
glosses
進行形(-ing)
glossing
過去形
glossed
過去分詞
glossed
複数形
glosses

コアイメージ

表面が滑らかで光を反射する艶や、上辺だけを飾ることがコアイメージです。物の光沢を表す時や、不都合な事実をごまかしたい時に使います。

glossの意味・例文

名詞

countable / uncountable

表面の滑らかな艶、光沢

A bright and smooth shine on the surface of something.

日常会話

She applied a clear lip gloss.

彼女は透明なリップグロスを塗りました。

lip gloss は化粧品として日常会話でよく使われます。

ビジネス

The brochure is printed on high gloss paper.

そのパンフレットは強い光沢のある紙に印刷されています。

high gloss で「強い光沢」を表し、印刷や塗装で頻出します。

SNS・カジュアル

I love the gloss on this new car!

この新車の艶がたまらなく好きです!

物の表面の美しさや滑らかな輝きに感動した時にも使えます。

可算

難しい言葉への注解、注釈

A brief explanation of a difficult or obscure word in a text.

アカデミック

The textbook includes a gloss in the margins.

その教科書は余白に注釈が含まれています。

専門的な文章で、難しい単語の意味を補足する際に使います。

フォーマル

The translator added a gloss to explain the cultural context.

翻訳者は文化的背景を説明するために注釈を加えました。

add a gloss to で「〜に注釈を加える」と表現します。

アカデミック

You should read the gloss to understand the old poem.

古い詩を理解するために注解を読むべきです。

読者の理解を助けるための短い説明文を指すフォーマルな用法です。

動詞

他動詞

不都合な事実をごまかす

To avoid talking about something unpleasant or to make it seem less important.

ビジネス

The CEO tried to gloss over the poor sales figures.

CEOは悪い売上高をごまかそうとしました。

gloss over A で「Aをごまかす」という定型表現です。

ニュース

The report glosses over the environmental risks.

その報告書は環境へのリスクを取り繕っています。

不都合な事実から目を逸らさせるというニュアンスがあります。

日常会話

You cannot just gloss over your mistakes.

自分の失敗をただごまかすことはできません。

ミスや問題を軽く扱ってやり過ごそうとする状況で使います。

語源

gloss には全く異なる2つの語源があります。「光沢」の意味は、古ノルド語の glossa(輝く)に由来し、表面が光を反射する様子から発展しました。「注釈」の意味は、ギリシャ語の glossa(言葉)に由来します。前者の同じ語根を持つ関連語には、glass(ガラス)や glow(輝く)があります。

派生語・ファミリー

形容詞glossy
名詞glossiness
名詞glossary

glossの使い方

よく使う組み合わせ

lip gloss (リップグロス)high gloss (強い光沢)apply lip gloss (リップグロスを塗る)gloss over the details (詳細をごまかす)lose its gloss (艶を失う)

使い分け

gloss はコーティングされたような表面の滑らかな艶を、shine は光を強く反射する明るい輝きを、luster は真珠や金属のような内側から放たれる上品で柔らかな光沢を表します。

The wood has a beautiful gloss.

表面が滑らかにコーティングされた艶のニュアンスです。

The sun has a brilliant shine.

光源から直接放たれる、または強く反射する輝きのニュアンスです。

The pearls have a soft luster.

真珠やシルクなどの内側から滲み出る柔らかな光沢のニュアンスです。

よくある間違い

× I need to apply lip gross. ○ I need to apply lip gloss. → gross(気持ち悪い、総計の)と綴りを間違えやすいので、光沢を表す gloss に注意します。

× He tried to gloss on the mistake. ○ He tried to gloss over the mistake. → 失敗や不都合な事実を「ごまかす」時は、前置詞 over を使って gloss over と表現します。

コラム

豆知識

英語の gloss には「光沢」と「注釈」という全く異なる二つの意味があります。前者は「輝く」を意味する古ノルド語に由来し、後者は「舌・言葉」を意味するギリシャ語に由来します。同じ綴りでも語源が全く違う、非常に珍しく興味深い単語です。辞書を引く際にも二つの項目に分かれていることがよくあります。

リアルな使われ方

ネイティブは写真の現像や印刷を頼む際、光沢紙を glossy、つや消しを matte と呼び分けます。「I prefer a glossy finish.(光沢仕上げがいいです)」のように使い、デザインや印刷の場面で日常的な選択肢としてよく登場する表現です。日用品のパッケージ表記でも頻繁に見かけます。

映画・音楽での使われ方

2004年の大ヒット映画『ミーン・ガールズ(Mean Girls)』などの学園コメディでは、ティーンエイジャーがリップグロスを塗るシーンが頻繁に登場します。スクールカースト上位の女子たちが愛用する象徴的なアイテムとして、gloss が効果的に描かれています。流行のメイクを語る上でも欠かせない単語です。

イディオム・定型句

定型句gloss over

ごまかす、取り繕う

Do not gloss over the real issue.

定型句put a gloss on

もっともらしく見せる

They tried to put a positive gloss on the bad news.

glossを使った会話例

午後のオフィスで、パンフレットのデザインについて同僚と

A

Look at this magazine cover. The gloss finish is beautiful.

B

Yes, the high shine makes the colors pop.

A

Can we use a similar effect for our new brochure?

B

Sure, but let's not gloss over the printing costs.

A

Good point. It might be too expensive to produce.

B

I will check the budget and get back to you.

文化的背景

日本語の「リップグロス」としてすっかり定着していますが、英語の gloss は化粧品だけでなく、写真や紙の光沢仕上げにも日常的に使われます。また、ビジネス会話で不都合な事実を隠す場面でも頻出します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. gloss とは?

表面の滑らかな艶や光沢、または不都合な事実をごまかすことを指します。『She put on some lip gloss.(彼女はリップグロスを塗った)』のように日常会話やビジネスで幅広く使います。

Q. gloss と shine の違いは?

gloss はコーティングされたような滑らかな表面の艶を指します。一方の shine は光の反射や発光そのものを指し、『the shine of the sun(太陽の輝き)』のように使います。

Q. gloss over はどんな場面で使いますか?

ミスや不都合な事実を意図的に隠したり、軽く扱ったりする場面で使います。『He glossed over his failures.(彼は自分の失敗をごまかした)』のようにビジネスでも頻出します。

Q. gloss と gross の違いは?

gloss は「光沢」、gross は「総計の」や「気持ち悪い」という意味です。『Gross profit(粗利益)』のようにビジネスで使う gross は、綴りも発音も異なるため注意が必要です。

Q. glossy とはどういう意味ですか?

glossy は gloss の形容詞形で「光沢のある」という意味です。『I printed it on glossy paper.(光沢紙に印刷した)』のように、写真や雑誌の紙質を表す際によく使われます。

CHECK QUIZ

Q: 真珠のような「内側から放たれる上品な光沢」を表すのに最適な単語は?

Q: 「彼は自分の失敗をごまかそうとした」の自然な表現は?

Q: 「gross」と「gloss」の違いとして正しいのは?