get through to
- (動)連絡がつく、電話が繋がる
- (動)理解させる、通じる
発音のコツ
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get の t と through の th の連結に注意します。t は破裂させずに息を止め(ストップT)、舌を歯の間に挟んで th /θ/ へ滑らかに移行してください。through の母音は唇を丸めて長めに発音し、続く to は弱形の /tə/ になることが多いです。「ゲットスルートゥー」と区切らず、一息で繋げましょう。
活用形
- 三単現
- gets through to
- 進行形(-ing)
- getting through to
- 過去形
- got through to
- 過去分詞
- gotten through to
- イギリス英語では got through to となるのが一般的です。
コアイメージ
物理的な通信の壁や心理的な障害を乗り越え、相手に到達することがコアイメージです。電話がやっと繋がった時や、自分の気持ちや考えを相手に理解させたい時に使います。
get through toの意味・例文
動詞
連絡がつく、電話が繋がる
To succeed in communicating with someone by telephone.
I tried calling him, but I could not get through to him.
彼に電話をかけましたが、連絡がつきませんでした。
電話が繋がらないという日常的なトラブルを表す定番表現です。
It took hours to get through to customer support.
カスタマーサポートに繋がるまで何時間もかかりました。
保留音が長く続き、やっと繋がったという達成感や疲労感を含みます。
Rescuers finally got through to the trapped miners.
救助隊はついに閉じ込められた鉱員たちと連絡を取りました。
物理的な障害を乗り越えて通信を確立する場面で使われます。
理解させる、通じる
To make someone understand what you are trying to say.
I just cannot get through to my teenage son.
10代の息子にはどうしても言葉が通じません。
何度言っても相手が理解してくれないもどかしさを表します。
The manager tried to get through to the unmotivated team.
マネージャーはやる気のないチームに理解してもらおうと努めました。
相手の意識を変えるために説得を試みる状況に適しています。
The teacher uses visual aids to get through to her students.
その教師は生徒たちに理解させるために視覚資料を使います。
教えやメッセージを確実に相手の頭に届けるという意味合いです。
語源
get through to は、動詞 get(到達する)、前置詞 through(〜を通り抜けて)、to(〜へ)の3語から成り立っています。物理的な壁や通信の障害、あるいは心理的な壁を「通り抜けて」、最終的に相手のところ「へ」到達するという成り立ちから、現在の意味に発展しました。同じ through(通り抜ける)を持つ関連語には、breakthrough(突破口)があります。
派生語・ファミリー
get through toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
get through to は障害を乗り越えて繋がる・通じること、reach は物理的・通信的に相手に届くこと、communicate with は情報や意思を双方向にやり取りすることを表します。
“We need to communicate with each other.”
→ 互いに情報や意思疎通を図り合うニュアンスです。
よくある間違い
× I got through him on the phone. ○ I got through to him on the phone. → 相手を示す場合は必ず to が必要です。through だけでは「彼を通り抜けた」という意味不明な文になります。
× I want to get him through to my idea. ○ I want to get my idea through to him. → 「考えを人に通じさせる」場合は get A through to B(AをBに伝える)の語順になります。
コラム
豆知識
through はもともと「穴を貫通する」という物理的な意味を持っていました。そこから、通信ケーブルや電話線を「通り抜けて」相手の耳に届くイメージへと派生しました。現在ではスマートフォンなどの無線通信が主流ですが、言葉の成り立ちには有線時代の名残が色濃く反映されており、障害を乗り越える感覚が含まれます。
リアルな使われ方
ネイティブは、何度言っても分かってくれない相手に対してこの表現をよく使います。「I cannot get through to him.」は「彼には何を言っても無駄だ、言葉が通じない」という諦めや苛立ちのニュアンスを含んでおり、日常会話やドラマのセリフで頻出する非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
エルトン・ジョンの名曲『Sorry Seems to Be the Hardest Word』の歌詞には、「What do I do to get through to you?(君に分かってもらうにはどうすればいい?)」というフレーズが登場します。心理的な距離や壁を乗り越えて、相手に想いを伝えたいという切実な感情を表現する際にぴったりはまります。
イディオム・定型句
メッセージを〜に届ける
“I need to get this message through to him.”
頭に叩き込む、しっかり理解する
“Get it through your head that it is over.”
一日を乗り切る
“I need coffee to get through the day.”
get through toを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Did you get through to the IT department?
No, their line is busy. I cannot reach them at all.
That is frustrating. We have a big problem with the server.
I will try to get through to them again in ten minutes.
Thanks. We need them to understand the urgency.
Yes, it is hard to get through to them when they are swamped.
文化的背景
電話の保留や自動音声が長い現代社会では、目的の部署や担当者に直接「繋がる」こと自体が達成感のある出来事として扱われます。また、相手に言葉が通じないもどかしさを表す際にも重宝します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. get through to とは?
障害を乗り越えて電話が繋がることや、言葉が相手に通じることを表す動詞句です。『I finally got through to her.(やっと彼女に連絡がついた)』のように使います。
Q. get through to と reach の違いは?
get through to は何度もかけ直すなど障害を乗り越えて繋がるニュアンスです。一方の reach は連絡手段を問わず届くことを指し、『You can reach me by email.(メールで連絡をください)』のように使います。
Q. 人に「理解させる」場面ではどのように使いますか?
何度も説得したり説明したりして、相手に分かってもらう場面で使います。『I tried to get through to him.(彼に分かってもらおうとした)』のように、心理的な壁を越えるニュアンスを含みます。
Q. get through to の後に来る品詞は何ですか?
to は前置詞なので、直後には名詞や代名詞が来ます。『It is hard to get through to the manager.(マネージャーに理解してもらうのは難しい)』のように、人や部署を置くのが基本です。
Q. ビジネスシーンではどのような状況で使われますか?
カスタマーサポートに電話が繋がらない時や、担当者に緊急の用件を伝える時に使います。『I will get through to the client.(顧客に連絡をつけます)』のように、確実に意思を届ける意思表示になります。
CHECK QUIZ
Q: 「I cannot get through to my son.」の意味として最も自然なものは?
Q: 顧客窓口に「電話が繋がった」と言うときの自然な表現は?
Q: 「メールの返信で相手に連絡する」のに最適な動詞は?