frankly
- (副)率直に言って
- (副)率直に、隠さずに
発音のコツ
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frankly の最初の子音は、上の前歯で下唇を軽く噛んで「f」の摩擦音を出します。続く母音「æ」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を響かせます。真ん中の「k」は喉の奥で息を止め、音を出さずに次の「ly」へ繋げるのが自然に聞こえるコツです。「フランクリー」とカタカナで平坦に読まないよう注意しましょう。
コアイメージ
包み隠さず、本音をそのまま相手に伝えることがコアイメージです。言いにくい事実や自分の本当の気持ちを、前置きとして切り出したい時に使います。
franklyの意味・例文
副詞
率直に言って
In an honest and direct way, often used to introduce a critical remark.
Frankly, I don't care what he thinks.
率直に言って、彼がどう思おうと気にしません。
文頭に置いて、言いにくい本音を切り出します。
Frankly, we cannot accept this proposal right now.
率直に申し上げて、現在この提案はお受けできません。
ビジネスで断りを入れる際のクッション言葉になります。
Frankly, the new movie was a bit boring.
ぶっちゃけ、その新作映画は少し退屈でした。
カジュアルな場面では「ぶっちゃけ」のニュアンスで使えます。
率直に、隠さずに
In an open, honest, and direct manner.
We need to discuss this issue frankly.
私たちはこの問題について率直に話し合う必要があります。
動詞の後に置き、包み隠さず話す様子を表します。
She answered the committee's questions quite frankly.
彼女は委員会の質問に極めて率直に答えました。
公の場で正直に発言する態度を示します。
The president spoke frankly about the economic crisis.
大統領は経済危機について隠さずに語りました。
speak frankly はニュースでもよく使われる組み合わせです。
語源
frankly は「自由な」を意味する古フランス語の franc に、副詞を作る接尾辞 -ly が結びついて生まれました。かつてフランク族が奴隷ではなく「自由な身分」であったことから、「束縛されずに自由に話す=率直な」という意味へ発展しました。同じ franc を語源に持つ関連語には、franchise(特権、フランチャイズ)があります。
派生語・ファミリー
franklyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
frankly はやや批判的でも包み隠さず本音を言うこと、honestly は嘘をつかず真実を述べること、sincerely は心から誠意を持って接することを表します。
よくある間違い
× He is frankly. ○ He is frank. → frankly は副詞なので、be 動詞の後に置いて主語の性質を表す場合は形容詞の frank を使います。
× Frankly speak, I don't agree. ○ Frankly speaking, I don't agree. → 「率直に言って」と文頭に置く慣用表現は、分詞構文を用いた frankly speaking になります。
コラム
豆知識
語源であるフランク族(Franks)は、5世紀に西ヨーロッパを支配したゲルマン系の部族です。彼らは征服者として「自由な身分」を享受していたため、その部族名がそのまま「自由な」「率直な」という意味の単語へと変化していきました。
リアルな使われ方
日常会話では、文頭に Quite frankly, と置いて「ぶっちゃけた話」と切り出すのが定番です。言いにくい本音や少し批判的な意見を言う前に、クッション言葉として使うことで、相手に心の準備をさせる効果があります。
映画・音楽での使われ方
映画『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』のラストシーンで、レット・バトラーが放つ名台詞「Frankly, my dear, I don't give a damn.(率直に言って、そんなこと知ったことか)」は、映画史に残る最も有名な frankly の使用例として知られています。
イディオム・定型句
率直に言うと
“Frankly speaking, this is a bad idea.”
ぶっちゃけた話、極めて率直に言って
“Quite frankly, we are out of time.”
率直に表現する
“To put it frankly, you failed.”
franklyを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you read the new proposal from the marketing team?
Yes, I did. Frankly, I think it lacks creativity.
I agree. We need to speak frankly with them in the meeting.
But we should be careful not to sound too harsh.
True. We can say, "To be honest, we expected something different."
That sounds better. Let's discuss it frankly but respectfully.
文化的背景
欧米では、意見を曖昧にせずストレートに伝えることが評価される場面が多く、frankly はビジネスや議論で頻繁に登場します。ただし、自己主張が強すぎると受け取られることもあるため、トーンや文脈には注意が必要です。
よくある質問
Q. frankly とは?
包み隠さず、本音をそのまま相手に伝えることを表す副詞です。『Frankly, I am tired.(率直に言って疲れた)』のように、言いにくいことを切り出す際の前置きとしてよく使われます。
Q. frankly と honestly の使い分けは?
frankly は相手にとって耳の痛いことでもズバッと言う時に使い、honestly は純粋に嘘をついていないことを強調します。『Honestly, I forgot.(本当に忘れていた)』と『Frankly, your idea is boring.(率直に言って君のアイデアは退屈だ)』のように使い分けます。
Q. frankly は文のどこに置くのが正しいですか?
文全体を修飾して「率直に言って」とする場合は文頭に置き、動詞を修飾して「率直に(話す・答える)」とする場合は動詞の後に置きます。『He spoke frankly.(彼は率直に話した)』のように使うのが後者の例です。
Q. frankly を他の言葉で言い換えると?
日常会話でよりカジュアルに「ぶっちゃけ」と言いたい場合は to be honest がよく使われます。『To be honest, I don't like it.(ぶっちゃけ、それは好きじゃない)』のように、frankly よりも少し柔らかい響きになります。
Q. ビジネスメールで frankly を使ってもいいですか?
使うことは可能ですが、少し批判的で強い響きを持つため注意が必要です。『Frankly, we cannot accept this offer.(率直に申し上げて、この提案は受け入れられません)』のように、断固とした態度を示す場面に適しています。
CHECK QUIZ
Q: 「本当に(嘘じゃなく)彼を見たんだ!」と言う時に最適なのは?
Q: 空欄に入る適切な語は? "She was very ( ) about her past."
Q: "Frankly speaking, ..." に続く文として最も自然なものは?