foreshadow
- (動)前兆となる、予示する
- (動)伏線を張る、暗示する
発音のコツ
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foreshadow は /fɔːrˈʃædoʊ/ です。前半の「fore」は唇を丸めて「フォー」と伸ばし、「r」の音で舌を軽く巻きます。後半の「shadow」の「sha」に第一アクセントがあり、口を横に引きつつ「ア」と「エ」の中間の音を出します。最後の「dow」は「ドウ」と二重母音で終わらせ、平坦な「ドー」にならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- foreshadows
- 進行形(-ing)
- foreshadowing
- 過去形
- foreshadowed
- 過去分詞
- foreshadowed
コアイメージ
出来事の本体がやってくる前に、その影が先に現れて未来を暗示することがコアイメージです。小説や映画の伏線、または現実世界で何かの前兆や兆しについて語る時に使います。
foreshadowの意味・例文
動詞
前兆となる、予示する
To act as a warning or sign of a future event.
The recent protests foreshadow a larger political crisis.
最近の抗議活動は、より大きな政治危機の兆しです。
社会的な出来事が未来の危機を暗示する際によく使われます。
Dark clouds often foreshadow a heavy storm.
暗い雲はしばしば激しい嵐の前兆となります。
自然現象が天候の悪化を知らせる定番の表現です。
The drop in sales foreshadowed the company's eventual bankruptcy.
売上の減少は、その会社の最終的な倒産を予示していました。
現在のデータが将来の経済的な結果を示す文脈で適しています。
伏線を張る、暗示する
To represent or indicate a future event beforehand in a story.
The opening scene carefully foreshadows the tragic ending of the novel.
冒頭のシーンは、小説の悲劇的な結末を慎重に暗示しています。
文学や芸術作品の構成や技法を分析する時に使います。
The director foreshadowed the plot twist in episode one!
監督は第1話でどんでん返しの伏線を張っていました!
映画やドラマの感想を語り合う際によく登場します。
His early speeches foreshadowed his future success as a leader.
彼の初期の演説は、指導者としての将来の成功を暗示していました。
人物の過去の行動が未来の成果につながる様子を表現します。
語源
foreshadow は接頭辞 fore-(前に)と shadow(影)から成り立っています。人が近づいてくる時、本体よりも先に影が地面に現れる様子から「未来の出来事を前もって暗示する」という意味に発展しました。同じ fore-(前)の語根を持つ関連語には、foresee(予見する)や forecast(予測する)があります。
派生語・ファミリー
foreshadowの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
foreshadow は出来事の前に影を落とすように暗示し、presage は感覚や直感に基づいて不吉な未来を予感させ、portend は超自然的な兆候が重大な結果を警告します。
“The sudden silence presaged the coming danger.”
→ 感覚的に何か不吉なことが起こる予感をさせるニュアンスです。
“The comet was believed to portend a great war.”
→ 重大な出来事や災いを警告する硬い表現です。
よくある間違い
× The event foreshadows about the crisis. ○ The event foreshadows the crisis. → foreshadow は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに直接目的語をとります。
× The weather forecast foreshadowed rain. ○ The weather forecast predicted rain. → 人や予報が明確に予測する場合は predict を使います。foreshadow は状況が間接的に暗示する時に使います。
コラム
豆知識
語源の「前に(fore)影(shadow)を落とす」というイメージは、太陽を背にして歩く時に自分の影が先に地面に伸びる様子から来ています。本体が見える前に影で存在が分かるという、非常に視覚的で詩的な成り立ちを持つ単語です。文学的な表現として古くから好まれてきました。
リアルな使われ方
映画やドラマの感想をSNSでシェアする際、ネイティブは名詞形の foreshadowing をよく使います。「That was a great foreshadowing!(見事な伏線だった!)」のように、作品の巧妙な作り込みを称賛する時の定番フレーズとして頻出します。
映画・音楽での使われ方
サスペンス映画の金字塔『シックス・センス(The Sixth Sense)』は、結末に向けた完璧な foreshadowing が散りばめられていることで有名です。二度目に見ると、すべてのシーンが意味を持って未来を暗示していることに気づかされ、この単語の概念を深く理解できます。
イディオム・定型句
強く暗示されている、露骨な伏線
“The betrayal was heavily foreshadowed in earlier scenes.”
これからの出来事を暗示する
“These early successes foreshadow things to come.”
終わりや結末を予感させる
“The declining sales foreshadow the end of the business.”
foreshadowを使った会話例
休日のカフェで、友人と映画の感想を語り合う
Did you notice how the opening scene foreshadows the ending?
Yes, the heavy rain was definitely foreshadowing the tragedy.
I didn't see the plot twist coming at all, though.
Really? I thought his betrayal was heavily foreshadowed.
I guess I missed those clues. The silence presaged nothing to me.
You should watch it again. It is a brilliant piece of work.
文化的背景
英語圏の文学や映画の批評において、foreshadowing(伏線)は非常に重要な要素として頻繁に議論されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常的なエンターテインメントの話題から政治経済のニュースまで、幅広く登場する表現です。
よくある質問
Q. foreshadow とは?
物事の本体が来る前に影がさすように、未来の出来事を前もって暗示することです。『The dark clouds foreshadow a storm.(暗い雲は嵐の前兆だ)』のように使います。
Q. foreshadow と predict の違いは?
predict は人やデータが未来を明確に「予測する」ことです。一方の foreshadow は、出来事や状況が間接的に未来を「暗に示す」ことを指し、『The event foreshadows a crisis.』のように使います。
Q. 日常会話でも使いますか?
文学や映画の「伏線」について語る際によく使われます。『The ending was heavily foreshadowed.(結末には強い伏線が張られていた)』のように、作品の感想を言う時に便利です。
Q. 名詞形はどうなりますか?
動詞に -ing を付けた foreshadowing が名詞として使われます。『The movie uses clever foreshadowing.(その映画は巧みなどんでん返しの伏線を使っている)』のように表現します。
Q. 類義語の portend とはどう使い分けますか?
portend はより硬く、不吉で重大な事態を警告するニュアンスが強くなります。『Black cats portend bad luck.(黒猫は不運の前兆だ)』のように、迷信や歴史的な文脈でよく登場します。
CHECK QUIZ
Q: 専門家がデータに基づいて「経済成長を予測する」場合の自然な動詞は?
Q: 「その小説には多くの見事な伏線がある」の空欄に入る語は? The novel contains a lot of brilliant _____.
Q: ニュースの文脈で「株価の急落が不況を強く暗示していた」とする場合の自然な表現は? The sudden drop in stock prices heavily _____ a recession.