fence
- (名)柵、フェンス
- (動)柵で囲う
- (動)フェンシングをする
発音のコツ
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fence は「フェンス」と発音しますが、最初の /f/ は上の前歯をふんわり下唇に当てて息を摩擦させます。母音の /e/ は日本語の「エ」より少し口を横に引きます。最後の /s/ は舌先を上の歯茎に近づけ、鋭く息を出して終わります。母音を入れずに息の音だけで終わるのが自然に聞こえるポイントです。
活用形
- 三単現
- fences
- 進行形(-ing)
- fencing
- 過去形
- fenced
- 過去分詞
- fenced
- 複数形
- fences
コアイメージ
特定の領域を区切って守るための柵や囲いがコアイメージです。土地の境界を示したり、外からの侵入を防いだりする時に使います。
fenceの意味・例文
名詞
柵、フェンス
A structure that divides two areas of land.
He painted the wooden fence white.
彼は木の柵を白く塗りました。
庭や家を囲む一般的な柵を指します。
The police set up a temporary fence.
警察は仮設の柵を設置しました。
安全のために一時的に設ける囲いにも使います。
The fence marks the boundary of the property.
その柵は所有地の境界を示しています。
土地の所有権や境界線を明確にする役割を表します。
動詞
柵で囲う
To enclose an area with a fence.
We plan to fence the garden next week.
来週、庭を柵で囲う予定です。
土地の周りに柵を設置する動作を表します。
The researchers fenced the area to protect the rare plants.
研究者たちは希少植物を保護するためにそのエリアを柵で囲いました。
何かを守るために隔離する文脈で使われます。
The company fenced the entire factory site.
会社は工場敷地全体を柵で囲いました。
広大な敷地を物理的に区切る際にも適しています。
フェンシングをする
To fight with swords as a sport.
My son learned to fence at school.
息子は学校でフェンシングを習いました。
スポーツとしての剣術を行うことを意味します。
Athletes who fence need excellent reflexes.
フェンシングをするアスリートは優れた反射神経を必要とします。
競技としての特性を説明する際に使います。
She will fence in the national championship tomorrow.
彼女は明日、全国選手権でフェンシングの試合をします。
公式な大会で試合に出場することを表せます。
語源
fence は「防御」を意味する defence の接頭辞 de- が取れて短縮された単語です。何かから身を守り防ぐという成り立ちから、土地を区切る「柵」や、剣で身を守るスポーツの「フェンシング」へと意味が発展しました。同じ語根を持つ関連語には、defend(守る、防御する)があります。
派生語・ファミリー
fenceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
fence は木や金属で作られた透かし構造の柵で、wall は石やレンガで作られた頑丈な壁、barrier は進行を妨げる物理的・抽象的な障壁を表します。
よくある間違い
× The room has four fences. ○ The room has four walls. → 部屋や建物を囲む頑丈な壁には wall を使います。fence は屋外の土地を区切る透かし構造の柵です。
× We fenced to the garden. ○ We fenced the garden. → fence は他動詞として「〜を柵で囲う」という意味を持ちます。直後に前置詞は不要です。
コラム
豆知識
fence は「防御」を意味する defence の先頭が取れて生まれた単語です。そのため、物理的な柵として土地を守るだけでなく、剣で身を守るスポーツ「フェンシング(fencing)」の語源にもなりました。単なる境界線ではなく、外敵から守るという本来のニュアンスが隠されています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、on the fence(迷っている、決めかねている)というフレーズが頻出します。「I'm on the fence about buying a new car.(新車を買うか迷っている)」のように、二つの選択肢の間で揺れている心理状態を柵の上に座る姿に例えています。
映画・音楽での使われ方
2016 年の映画『Fences(邦題:フェンス)』は、アメリカの黒人家庭の葛藤を描いた名作です。タイトルは家の周りに建てる物理的な柵と、登場人物たちが心の中に築いてしまう見えない壁の両方を暗示しており、この単語が持つ深い意味合いを感じ取ることができます。
イディオム・定型句
隣の芝生は青い
“He realized the grass is always greener on the other side of the fence.”
決断を保留する、形勢をうかがう
“Stop sitting on the fence and make a decision.”
関係を修復する
“It is time to mend fences with your neighbors.”
fenceを使った会話例
週末の朝、自宅の庭で家族と
We should build a new fence around the backyard.
Good idea. The old one is falling apart.
Do you want a wooden one or a concrete wall?
A wooden fence would look great. We can paint it white.
Sounds perfect. Will we fence the entire garden or just the back?
Let's enclose the whole area. It will act as a good barrier against wild animals.
I will call the contractor tomorrow to get an estimate.
Great. I hope it won't cost too much.
文化的背景
アメリカの郊外では、庭を囲む白い木の柵(white picket fence)が、平和で理想的な中産階級の家庭を象徴するモチーフとして映画や文学でよく使われます。英米間で発音や意味に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. fence とは?
土地を区切ったり守ったりするための柵や囲いのことです。『They built a wooden fence.(彼らは木の柵を作った)』のように、日常会話で頻繁に使われます。
Q. fence は動詞としても使えますか?
はい、使えます。「〜を柵で囲う」という意味になり、『We fenced the yard.(私たちは庭を柵で囲った)』のように表現します。また、スポーツのフェンシングをするという意味もあります。
Q. fence と wall の違いは?
fence は木や金属でできた隙間のある柵を指し、wall は石やレンガでできた隙間のない壁を指します。『a brick wall(レンガの壁)』のように使い分けます。
Q. sit on the fence とはどういう意味ですか?
どちらの側にもつかず、決断を保留している状態を表します。『He is sitting on the fence.(彼は迷っている)』のように、日常会話やビジネスでよく使われる表現です。
Q. フェンシング競技の語源は fence ですか?
はい、その通りです。fence は「身を守る(defence)」という意味が語源であり、『She likes to fence.(彼女はフェンシングをするのが好きだ)』のように剣術スポーツも意味します。
CHECK QUIZ
Q: 部屋と外を隔てる分厚いコンクリートの「壁」を指す単語は?
Q: 「彼はどちらの提案に賛成するか迷っている」を意味する表現は?
Q: The farmer decided to fence the pasture. の fence の意味は?