facility
- (名)施設、設備
- (名)才能、器用さ
発音のコツ
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facility のアクセントは第 2 音節の「cil(síl)」にあります。「ファシリティ」と平坦に読まず、「fə」は力を抜いた曖昧母音にし、「sí」を強く高く発音します。第 3 音節の「li」と最後の「ty」は軽く添える程度に発音すると、英語らしい自然なリズムになります。
活用形
- 複数形
- facilities
コアイメージ
物事を容易に行うための手段や能力がコアイメージです。物理的な「施設・設備」や、物事を簡単にこなす「才能・能力」を表す時に使います。
facilityの意味・例文
名詞
施設、設備
A place, amenity, or piece of equipment provided for a particular purpose.
We will build a new research facility next year.
来年、新しい研究施設を建設する予定です。
研究所や工場などの大規模な建物を指す際によく使われます。
The hotel has excellent sports facilities.
そのホテルには素晴らしいスポーツ設備があります。
複数形の facilities で、利用可能な設備全体を指すことが一般的です。
The medical facility is currently under construction.
その医療施設は現在建設中です。
病院やクリニックなどの公的な場所を報道する場面で頻出します。
才能、器用さ
A natural ability to do or learn something well and easily.
She has a great facility for learning new languages.
彼女には新しい言語を習得する素晴らしい才能があります。
a facility for 〜 で「〜の才能がある」という定型表現になります。
His facility with numbers makes him a great accountant.
彼の数字に対する強さが、彼を優れた会計士にしています。
特定の道具や分野を容易に扱う能力を示します。
The pianist played the complex piece with great facility.
そのピアニストは複雑な曲をいともたやすく弾きこなしました。
with facility で「容易に、難なく」という副詞的な意味を表します。
語源
facility はラテン語の facilis(容易な、行いやすい)に由来しています。「物事を簡単にするためのもの」という概念から、物理的な便宜を図る「施設・設備」や、物事を苦労なくこなせる「才能・能力」という意味へ発展しました。同じ語根を持つ関連語には、facilitate(容易にする、促進する)があります。
派生語・ファミリー
facilityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
facility は物事を苦労なく簡単にこなせる能力、skill は訓練や学習によって身につけた後天的な技術、aptitude は生まれつき持っている才能や適性を表します。
よくある間違い
× The city needs a new sports facilities. ○ The city needs new sports facilities. → 複数の設備を指す facilities を使う場合、単数形の冠詞 a/an は付けません。
× She has a facility of languages. ○ She has a facility for languages. → 「〜の才能」と言う時は前置詞 for や with を使います。of は不自然です。
コラム
豆知識
facility の語源であるラテン語の facilis(容易な)は、フランス語の facile(簡単な)などを経て英語に入りました。そのため、「物事を簡単にしてくれるもの」という根底のイメージを持っています。建物を facility と呼ぶのも、それが人間の活動を「容易に」してくれるからです。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、会議や研修を円滑に進行する役割の人のことを facilitator(ファシリテーター)と呼びます。これも facility と同じ語源を持ち、「話し合いを容易にする人」という意味合いから来ています。名詞の facility と関連づけて覚えると語彙が広がります。
映画・音楽での使われ方
SF映画やアクション映画では、秘密の研究所や軍事基地がよく登場しますが、これらは英語で secret facility や military facility と表現されます。映画『バイオハザード(Resident Evil)』シリーズでも、地下の巨大な研究施設(underground research facility)が物語の重要な舞台となっています。
イディオム・定型句
〜の才能、〜の素質
“He has a natural facility for music.”
倉庫、保管施設
“We moved our furniture to a storage facility.”
容易に、難なく
“She solved the math problem with facility.”
facilityを使った会話例
火曜の午後、オフィスで同僚と
Did you hear about the new research facility they are building?
Yes, I heard it will have state-of-the-art equipment inside.
Exactly. We need someone with a facility for organizing large projects to manage it.
Do you think John has the aptitude for that role?
He definitely has the skill, but I am not sure if he can handle the pressure.
True. Let's discuss it further at the meeting tomorrow.
文化的背景
アメリカ英語では、トイレを遠回しに restroom や washroom と呼びますが、公共の場所にあるトイレや設備全般を指して facilities と呼ぶこともあります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. facility とは?
物理的な「施設・設備」や、物事を簡単にこなす「才能・能力」を表す名詞です。『They built a new medical facility.(彼らは新しい医療施設を建てた)』のように場所を指す使い方が代表的です。
Q. facility はどんな場面で使いますか?
ビジネスやニュースで、工場や研究所などの大規模な建物を指す時によく使われます。『The company opened a new research facility.(その会社は新しい研究施設を開設した)』のように、公的・専門的な場所を表すのに適しています。
Q. facility と equipment の違いは?
facility は建物や空間などの「施設」を指すのに対し、equipment はその中で使われる機械や道具などの「備品」を指します。『The facility has new equipment.(その施設には新しい設備がある)』のように使い分けます。
Q. facility を「才能」の意味で使う時の注意点は?
「〜の才能がある」と言う時は、前置詞 for や with を伴うのが一般的です。『He has a facility for mathematics.(彼には数学の才能がある)』のように、特定の分野を苦労なくこなせることを表現します。
Q. facility の動詞形は何ですか?
動詞形は facilitate で、「物事を容易にする、促進する」という意味になります。『The new software will facilitate our work.(新しいソフトウェアが私たちの仕事を円滑にするだろう)』のようにビジネスで頻出します。
CHECK QUIZ
Q: カフェで「トイレはどこですか?」と丁寧に尋ねる自然な表現は?
Q: 「彼女には語学の才能がある」の自然な表現は?
Q: 「The new software will _____ our workflow.」の空欄に入るのは?