estate
- (名)広大な所有地、地所
- (名)財産、遺産
- (名)住宅団地、工業団地
発音のコツ
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estate は /ɪˈsteɪt/ と発音します。最初の「ɪ」は口をリラックスさせて「エ」と「イ」の中間のような短い音を出します。アクセントは後半の「steɪt」にあり、「ステート」と平坦に読まず、「テイ」と二重母音をしっかり響かせましょう。最後の「t」は舌先を上の歯茎の裏に当てて軽く息を破裂させ、弱く発音するのがコツです。
活用形
- 複数形
- estates
コアイメージ
広大な土地や、人が所有する全財産であることがコアイメージです。広大な私有地を指す時や、法律・ビジネスで個人の遺産や資産について話す時に使います。
estateの意味・例文
名詞
広大な所有地、地所
A large area of land in the country, usually with a large house.
They live on a beautiful country estate.
彼らは美しい田舎の広大な敷地に住んでいます。
大きな邸宅を伴う広大な土地を指します。
The wealthy businessman purchased a private estate.
その裕福な実業家は私有の地所を購入しました。
富裕層が所有する広大な私有地を表す際によく使われます。
The historical estate is now open to the public.
その歴史的な地所は現在一般に公開されています。
歴史的価値のある広大な敷地や庭園を指すこともあります。
財産、遺産
All the money and property owned by a particular person, especially at death.
He left a massive estate to his children.
彼は子供たちに莫大な遺産を残しました。
死後に残された全財産を指す法的なニュアンスを含みます。
The lawyer will manage the deceased's estate.
弁護士が故人の財産を管理します。
遺産相続や財産管理の文脈で頻出する表現です。
Taxes on the estate must be paid by next year.
その遺産に対する税金は来年までに支払われなければなりません。
estate tax(遺産税)のように税務の話題でも使われます。
住宅団地、工業団地
An area of land with a lot of houses or factories of the same type on it.
She grew up on a housing estate in London.
彼女はロンドンの住宅団地で育ちました。
イギリス英語で公共の集合住宅地を指す一般的な表現です。
The new factory will be built on the industrial estate.
新しい工場は工業団地に建設される予定です。
特定の目的のために開発された地区を指します。
Crime rates have dropped in the local estate.
地元の団地での犯罪率が低下しました。
地域の特定の居住エリアを指して報道で使われます。
語源
estate はラテン語の status(状態、地位)から古フランス語 estat(状態、身分、財産)を経て英語になりました。元々は人の「社会的地位や身分」を表していましたが、その地位に伴う「財産」や「広大な土地」を指すように意味が発展しました。同じ status(状態)の語根を持つ関連語には、state(状態、国家)があります。
派生語・ファミリー
estateの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
estate は広大な土地や個人の全財産を指し、property は土地や建物を含む所有物全般を、land は建物を含まない自然な地面や土地そのものを表します。
よくある間違い
× He works in real properties. ○ He works in real estate. → 不動産を意味する際は real estate が定型表現です。real property は法用語としては存在しますが日常会話では不自然です。
× She left a big estate to her son. ○ She left a large estate to her son. → 財産や規模が大きいことを表す時は large を使うのが自然です。big は物理的な大きさや主観的な感情を含むため避けます。
コラム
豆知識
estate はもともと「社会的地位や身分」を表す言葉でした。中世ヨーロッパにおいて、個人の身分はその人が所有する土地の広さや財産と密接に結びついていました。そのため、次第に「地位」から「広大な土地」や「全財産」そのものを指すように意味が変化したという歴史があります。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、亡くなった人の遺産整理を指す estate sale(遺品整理セール)という表現がよく登場します。家の中の家具やアンティークなどを一般に向けて販売するイベントで、週末の住宅街の看板などでよく見かけるアメリカ特有の文化的な習慣です。
映画・音楽での使われ方
イギリスの人気ドラマ『ダウントン・アビー(Downton Abbey)』では、貴族が所有する広大なカントリー・ハウスとその敷地が舞台となっています。このような広大な領地や邸宅はまさに estate の典型であり、当時のイギリス貴族の生活や財産管理の様子がリアルに描かれています。
イディオム・定型句
不動産
“She works in the real estate business.”
第四階級、報道機関
“The press is often referred to as the fourth estate.”
不動産業者
“We hired an estate agent to sell the house.”
estateを使った会話例
水曜の午後、カフェで友人と
Did you hear about John's grandfather? He passed away last week.
Yes, it is very sad. I heard he left a massive estate.
That is right. The property includes a huge house and a farm.
Wow. Who is going to manage all that land?
John is planning to hire a real estate agent to sell it.
Selling such a large estate will definitely take a lot of time.
Exactly. But it is better than leaving it empty.
文化的背景
アメリカ英語では主に「広大な個人の土地」や「遺産」を指しますが、イギリス英語では housing estate(住宅団地)のように、公共の集合住宅地域を指す言葉としても日常的に使われます。文脈によって与える印象が異なるため、地域ごとの使われ方に注意しましょう。
よくある質問
Q. estate とは?
広大な土地や、個人の全財産・遺産を意味します。『He left a large estate.(彼は多額の遺産を残した)』のように、法律やビジネス、日常会話で使われます。
Q. estate と property の違いは?
estate は広大な敷地や個人の全財産という規模の大きさを強調します。一方の property は規模に関わらず所有物全般を指し、『private property(私有財産)』のように使います。
Q. 不動産は英語で何と言いますか?
一般的に real estate と表現します。『She invests in real estate.(彼女は不動産に投資している)』のように、土地や建物の売買に関わるビジネスシーンで頻出の表現です。
Q. イギリス英語特有の使い方はありますか?
イギリスでは housing estate(住宅団地)や industrial estate(工業団地)のように、特定の目的で作られた地区を指します。『They live on a housing estate.』のように使います。
Q. the fourth estate とは何ですか?
ジャーナリズムや報道機関を指す表現です。かつてフランスの三部会(聖職者、貴族、平民)に次ぐ「第四の権力」として定着し、『The press is often called the fourth estate.』のように言われます。
CHECK QUIZ
Q: 「家を建てるために地面(土地)を買った」の自然な表現は?
Q: 「彼は不動産業界で働いている」の空欄に入る語は? "He works in real ( )."
Q: 「She left her entire estate to charity.」の estate の意味は?