else
- (副)他に、そのほかに
- (副)さもなければ
発音のコツ
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else の発音は /els/ です。最初の「e」は日本語の「エ」より少し口を縦に開けて短く発音します。続く「l」は舌先を上の前歯の裏にしっかり当てて「ル」と響かせます。最後の「se」は無声音の「s」なので、喉を震わせずに「ス」と息だけを吐き出します。「エルス」と母音を引きずらないように注意しましょう。
コアイメージ
すでに話題に出たものや特定のものを除いた「それ以外の別のもの」がコアイメージです。疑問詞や不定代名詞のすぐ後ろに置いて、選択肢や対象を追加したい時に使います。
elseの意味・例文
副詞
他に、そのほかに
in addition; different or besides
Do you need anything else from the grocery store?
スーパーで他に何か必要なものはありますか?
anything else はお店や日常のやり取りで定番のフレーズです。
Who else is attending the strategy meeting today?
今日の戦略会議には他に誰が出席しますか?
疑問詞 who の直後に置いて対象を追加します。
Let's go somewhere else for dinner tonight.
今夜は夕食に他のどこかへ行きましょう。
somewhere else で「他の場所」をカジュアルに表します。
There is nothing else to discuss at this moment.
現時点で他に議論すべきことは何もありません。
nothing の直後に置くことで否定の対象を強調します。
さもなければ
otherwise; if not
Hurry up, or else you will miss the last train.
急いで、さもなければ終電に乗り遅れますよ。
or と一緒に使って警告や条件を表します。
We must act now, or else the problem will worsen.
今行動しなければ、さもなければ問題は悪化するでしょう。
深刻な結果を避けるための警告として適しています。
Give me the money back, or else!
金を返せ、さもないと痛い目を見るぞ!
文末に置いて具体的な結果をぼかす脅し文句になります。
語源
else は古英語の elles(他の方法で)に由来します。これはインド・ヨーロッパ祖語で「向こうの、別の」を意味する語根 *al- から派生しました。もともと「別の方向」を示していたものが、現代の「他の」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、ラテン語を経由した alien(外国人)や alter(変える)があります。
派生語・ファミリー
elseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
else は疑問詞や代名詞の後ろに置いて別のものを指し、other は名詞の前に置いて他のものを表し、another は同じ種類のものが「もう一つ追加」されることを表します。
よくある間違い
× I want something other. ○ I want something else. → something などの不定代名詞を修飾する場合は、other ではなく else を直後に置きます。
× Who other knows about this? ○ Who else knows about this? → who や what などの疑問詞の後に「他に」と付け加える場合は、必ず else を使います。
コラム
豆知識
else は古英語から現代まで「他の」という意味を保ち続けている歴史ある単語です。語源を辿ると、ラテン語の alien(外国人)や alter(変える)と同じルーツを持っています。「別のもの」という共通のイメージから、これほど異なる単語が生まれたのは興味深い事実です。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で、文末に or else を置いて脅し文句として使うことがあります。例えば「Clean your room, or else!(部屋を片付けなさい、さもないと!)」のように、具体的な結果を言わなくても相手にプレッシャーを与えることができる便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
1991 年にリリースされたメタリカ(Metallica)の代表曲『Nothing Else Matters』のタイトルには else が使われています。「他のことは何も重要ではない」という意味で、愛する人への強い想いを歌ったバラードです。日常会話の nothing else が詩的に使われた美しい例です。
イディオム・定型句
さもなければ、さもないと
“Hurry up, or else you will be late.”
何よりもまず、とりわけ
“Above all else, you must be honest.”
他にはほとんど何もない
“He eats fast food and little else.”
elseを使った会話例
金曜の夕方、レストランでウェイターと客
Are you ready to order, or do you need a few more minutes?
I think we are ready. I will have the steak, please.
Excellent choice. Would you like anything else with that?
Yes, can I get a side salad?
Of course. And what else can I get for you?
That should be it. Nothing else, thank you.
Perfect. I will bring your drinks right away.
Thank you. Let's talk about something else while we wait.
文化的背景
英語圏のレストランやお店では、注文の最後に「Anything else?(他に何か?)」と聞かれるのが定番の接客フレーズです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. else とは?
すでに挙げたものとは「別のもの、追加のもの」を指す副詞です。『Is there anything else?(他に何かありますか?)』のように、日常会話やビジネスで頻出します。
Q. else と other の違いは?
修飾する対象と置く位置が異なります。else は疑問詞や something の後ろに置き、other は名詞の前に置きます。『someone else(他の誰か)』と『other people(他の人々)』のように使い分けます。
Q. else はどんな単語と一緒に使いますか?
主に who, what などの疑問詞や、someone, anything, nothing といった不定代名詞と一緒に使われます。『What else do you need?(他に何が必要ですか?)』のように、直後に置くのがルールです。
Q. or else とはどういう意味ですか?
「さもなければ」という意味で、警告や脅しを表す際によく使われます。『Do it now, or else you will regret it.(今すぐやりなさい、さもないと後悔しますよ)』のように、条件と結果を繋ぎます。
Q. somewhere else を 1 語で言うと?
elsewhere という副詞に言い換えることができます。『We should look elsewhere.(他の場所を探すべきだ)』のように、フォーマルな文脈や書き言葉で好んで使われる表現です。
CHECK QUIZ
Q: 「他に誰が来ますか?」の正しい英語は?
Q: 相手に「さもないと痛い目を見るぞ」と警告する時の表現は?
Q: 「他の場所に行こう」の自然な表現は?